【ホラー談義】①考えよう、「一般的なホラー」とは何ぞや?
みなさんこんばんわんこ!
この記事で予告した通り、何回かに分けて個人的なホラーに対する解釈と、その中でもかなり面白かった梨さんの作品への感想を書いていきます!!
で、第1回となる今回は、大前提となるホラー作品の大事な要素に着目して、世間一般で触れられるホラー作品とはどんなものなのか考えてみましょう!
折角やるなら、こういう普段は考えない所を自分なりに考えたい!そしてみなさんもそれを元に、もっとホラーを楽しんで貰いたいと思います!!
ちなみに、こうやって楽しそうに話してますが、
みーねこはホラー作品特有の雰囲気とか、文脈から読み取れる魅力が好きなだけで、シンプルにホラーは超苦手ですしビビりです(((((
かつて日本未来科学館で、お化け屋敷関連の企画展に行ったことがありますが、あまりの怖さに人形に向かい全力で謝りまくった事があります。
多分今でも怖すぎたらやりかねんくらいにはビビりです(((((
それはさておき
まずは個人的に考える「一般的なホラーの代名詞」について、
結論から申し上げますと、
・ジャンプスケア等のびっくり要素
・不快感を催す空間
の2点が多いと思いました。
何を今更……と言えるかもしれませんが、改めてこの部分を考えるのはかなり大事です。
というのも、世の中には今も昔も多くの作品が世に出されていますが、それらのホラー作品において、一般的かつ共通項となる要素を理解しているか、もっと言えば恐怖を源泉とするコンテンツは何を武器としているかを知ると、客観的にも魅力が分かりやすくなるからです。
まず、
・ジャンプスケア等のびっくり要素
について
怖いものと言えば、一番に欠かせないのは「びっくり要素」。現代ではジャンプスケアという単語でホラーゲーム界隈に浸透しております。
例えば、今もなお続く名作ホラーゲーム「バイオハザード」
初代のゾンビ犬が窓から飛び出すエリアは、今なお語り継がれる最高のジャンプスケアですよね。
また、FNaFこと「Five Nights at Freddy's」ではゲームオーバーの要因として、ピザ屋を徘徊する人形たちに襲われる部分のジャンプスケア要素は、今もなおファンを生む大事な要素として輝いてます。
これらに共通する要素として、静けさが漂う不穏な空気から、一転して驚かせてくる事が多く、このギャップが多くのプレイヤーをビビらせると共に、今なお惹きつける要素へ昇華されています。
これはゲームに限らず映画等でも多く使われており、ぶっちゃけこれなくしてホラー作品は成立しないくらい強い!
そもそも論、大きい音や怖い画像をいきなり差し込んだらそら怖いに決まってるやろがいって感じはしますが、それだけ恐怖を引き出す基本の手法だからこそ、今なお使われているのでしょう。
一方でそれを毛嫌いしてホラーを苦手とする人や、ジャンプスケアに頼りすぎて逆に怖くなくなるどころかギャグっぽくなる作品もあったりして、基本的な手法だと侮ると折角の作品を台無しにしてしまう危険性がありますね。
そしてもう一つの
・不快感を催す空間
これも分かりやすく、大事な要素です!
例えば、この動画で登場する画像。
暗くジメジメとしたトンネル、恐ろしい何かが伺える廃墟、曰くつきに見える家、沼地やらなんやら、これらの「非現実的で、なぜか恐怖を連想させる場所」は、ロケーションやシチュエーションという意味ではホラーには欠かせません。
夜等の暗い時間帯も空間演出としては大事ですよね。
チラズアート作品は、出てくるロケーションそのものはどこにでもある場所も多いのに、なぜか暗い雰囲気等と相まって恐怖へと誘導してくれます。
他にも、「あそこには幽霊がでる……」的な文脈、文章での演出も忘れてはなりません。これがあるからこそ、その場所で怖いことが起きると想像して、余計に恐怖を抱いてしまう。
更には音も大事です。先程の動画みたいに、どこか不快感を感じるような環境音や、ジャンプスケア直後の緊迫したBGMなんかも大事な空間演出になります。
その一方で、近年では海外ミームとして「リミナルスペース」や、派生となる「バックルーム」を起点に、人が懐かしさや郷愁を覚える空間にも恐怖を見出す動きも増えてきました。
これらもホラーというには怖い雰囲気そのものは感じられにくいと思いますが、何れもの「不快感」「不安感」ような所から恐怖を想起させる作りになっており、拡大解釈すればホラーとも言えるでしょう。
そもそも
ウィキペディアのホラーに関する記述を見てみると、様々な歴史やその特徴が書いてありますが、特にこの部分。

これはかなり的を得た仮定と思いました。
前者は私が解釈した2つともに当てはまり、後者は空間演出の側面でかなりこの仮定と合致していると感じました。ジャンプスケアは肉体的な五感で恐怖を演出していますし、このかなり芯を食っていますね。
路線の「隠れた弱点」と、それを打ち破るホラーの産声
先程のジャンプスケアや空間演出は、確かに王道ネタとしてその座を確立しております。が、その反対にこれらにはかなり大きな弱点があると感じています。
それは、これらのホラーには「絶対的な安全圏」が存在するからです。
恐怖体験というのは、非現実的的な空間と、五感で驚かせるジャンプスケアが介在しているとして、しかしこれらはどれだけ突き詰めても現実感がないのです。
考えてみて下さい。バイオハザードやらFNaFや、映画なら犬鳴村やリング等の作品は確かにその時々で恐怖を感じさせますが、一方でこうは思いませんか??
「でもこれ、現実には起きないもんな(笑)」
と。
そう、どれだけ精巧で巧みな演出を用いたとしても、その人が「フィクション」というフィルターをかけてしまえば恐怖は和らいでしまうし、人によっては白けてしまうでしょう。
想像力が豊かな人ならまだしも、普通の人にはこの「安全圏」があってしまうから恐怖というよりは、「びっくりした」という感想で終わってしまうでしょうし、場合によってはホラーそのものを台無しにしてしまうのです。
とはいえ、これは当たり前ですよね。
だってこれ現実であっちゃまずいですもん(((((
霊的なもの等の真偽判断はともかく、多くのホラー作品は
「リアルに絶対ありえへんやろ!!」という絶対的なラインが引かれているからこそ楽しめるわけで、あったら別の意味で怖いですよね!?
アメリカではゾンビ対策マニュアルがあるとか何とか言われてますけど、どれを取ってもホラー作品は「フィクション」という体裁があるからこそ楽しめるし、人によってはその体験をより楽しみたいと思う人もいるわけです。
今ふと思いましたよね。
そう、リアリティがあると「別の意味で怖い」んです。
リアリティが無いからこそホラーは楽しめる。
一方でリアリティがあるからこそ恐怖することもある。
ということで次回は、私たちとホラー作品に公然とあったはずの「安全圏」を侵蝕する恐怖を、代表的な作品を交えてお話します。
一応急いで書きますが、遅くなったら許して下さい(((((
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そうしなくても運気上げます(?????))