『青野りえのon the RADIO』第1回「むせかえる真夏の微熱音楽」
『青野りえのオン・ザ・レディオ』は、2023年8月〜スタートし、Spotifyの楽曲を並べて聴ける機能を利用して全9回お届けしたポッドキャスト音楽番組です。
残念ながらSpotifyの仕様変更により番組は一旦休止となったのですが、こちらで番組の文字起こしをブログの形で残しておこうと思います。
一年前の番組のため少し情報が古い部分もありますが、そのまま文字に起こします。メインのテーマは普遍的かと思われますので(私の好みがずっと変わらないこともあり)、どうぞゆるりとお楽しみください。(少しだけ加筆修正あり)
もともと、自分のラジオ番組をやりたい!という夢があり、練習のために始めた番組です。音楽番組のパーソナリティーをお探しの方、ラジオ局の皆様、お気に召しましたらどうぞよろしくお願いします。ご連絡お待ちしております。
〈2023年8月放送回〉
こんにちは。青野りえです。
この番組では、シンガーの私が毎月のテーマに沿ってお気に入りの曲たちをご紹介していきます。若かりし頃に、カセットテープに大好きな曲を、選んで集めて、友達と交換していたみたいに、素敵な曲をたくさんお届けしていきたいと思いますのでどうぞごゆっくりお楽しみください。
さて今日は1回目なので簡単に私の自己紹介をします。
私は'90年代中頃からいろいろなバンドで歌ってきましたが、青野りえ ソロ名義としては、2017年に1stアルバム『PASTORAL』、2022年に2ndアルバム『Rain or Shine』をそれぞれリリースしました。どちらも、シンガーソングライター関美彦さんプロデュースの作品で、ジャパニーズAOR / シティ ポップ・ファンの皆さんに、お陰さまでご好評をいただいております。
好きなアーティストは沢山いるんですけど、好きな三大作曲家は、
バート・バカラック、アントニオ・カルロス・ジョビン、トッド・ラングレンです。
このお三方はずっと昔から変わらず、常に私のトップ3です。
近年、世界的に人気となっているシティポップはずっと前から好きで、特に’70年代前半くらいのシンガーソングライターものとか、ソフトロック、AORも大好きですし、日本だと細野晴臣さんとその周辺の皆さん、ティン・パン・アレーがバックアップしていた頃の荒井由実さん、吉田美奈子さん、大貫妙子さんも大好きですし、ミュージシャンの先輩として尊敬しています。
この番組では、古いものから新しいものまで色々混ぜて皆さんにご紹介していけたらと思っています。
というわけで、そんな私がお届けする今月のテーマは、「むせかえる真夏の微熱音楽」です。
今年の夏はびっくりするくらい熱い熱い日が続いていますけれども、
そんな熱い時期だからこそ聴きたい、むせかえるような微熱を帯びた曲、ほんのりと熱い色っぽさを感じる曲、ということで選曲してみました。
1曲目にお届けするのはED MOTTA(エヂ・モッタ)です。
AOR街道を邁進するブラジルのグルーヴ・マスターと呼ばれているエヂ・モッタですけれども、今年5年ぶりのアルバム『ビハインド・ザ・ティー・クロニクルズ』をリリースするということで、そのアルバムからの先行配信曲です。
それではお聴きください。
ED MOTTA「Safely Far」
お聴きいただいたのは、ED MOTTA「Safely Far」でした。
グルーヴィですよねえ。コーラスのアレンジも素晴らしいですし、クールなエレピが都会的でお洒落ですね。
エヂ・モッタのボーカルは、ブラジル人ならではの、深くて、あったかくて根底に色っぽさがあって好きです。
ニューアルバムは2023年10月20日リリースということで、本当に待ち遠しいですね。
さて、それでは次の曲いきましょう。
80年代の曲なんですけど、Wham!の「Club Tropicana」です。
1983年にリリースされました。
この曲は私の人生の中でも思い出に残るとっても大事な曲で、
というのは、 生まれて初めて「音楽を聴いてアガる」(高揚する)という体験を覚えた曲なんです。
当時ですね、おそらく小学校の4年生くらいだったと思うんですけど、この曲を初めて聴いて、イントロから歌が始まるあたりから、体中の細胞がじわじわ〜っと元気になって踊り出すみたいな感覚を初めて味わったんですよ。
体じゅうで「この曲が好きだ〜!」と感じるみたいな。
それ以来、そうゆう体験をする曲との出会いはたくさんありましたけど、この曲が一番最初だったということで、私の中では本当に記念すべき曲です。
それではお聴きください。
Wham!「Club Tropicana」
お聴きいただいたのは、Wham!「Club Tropicana」でした。
この曲は、歌が始まると爽やかな感じですけど、イントロで虫の鳴き声が入っていたりして、真夏のまだ熱い夜のムンムンした匂いを感じて、そんなところも好きなので今日のテーマで選んでみました。
さて、それでは次の曲いきましょう。
私が大好きなブルーノ・マーズがアンダーソン・パークと組んだユニット、Silk Sonicの2021年にリリースしたシングルです。
70年代のスウィート・ソウルへのオマージュを感じさせる楽曲と、ブルーノ・マーズの熱い歌が最高ですし、うっとりするような濃厚な愛情とか、匂い立つような熱を感じます。
私はこの曲のMVも大好きで、衣装やセットや振り付け、パフォーマンス全部が完璧に作り込まれていて、いつ観ても「ああ、音楽って素晴らしい」と幸せな気持ちになるんです。
それではお聴きください。
Silk Sonic「Leave The Door Open」
お聴きいただいたのは、Silk Sonic「Leave The Door Open」でした。
さて、むせかえるような色っぽい音楽、というと、この方を忘れてはいけないと思います。
プリンスが1988年にリリースしたアルバム「LOVESEXY」からシングル・カットされた「Glam Slam」です。
もう言わずもがな、本人の存在全てが色っぽいですよね。
この曲も、私はいつ聴いても気分が上がって元気になります。こんなにポップでセクシーで熱くなる音楽って他にあるのかなって思うくらい大好きな曲です。
ちなみにこの「LOVESEXY」っていうアルバムは9曲入りなんですけど、当時はCDの曲間の信号が記録されておらず、全曲が1曲として繋がったアルバムだったんです。
プリンスはアルバムをフルで通して聴いてほしい、っていう意図だったと思うんですけど、私はこの「Glam Slam」が好きすぎて、これだけリピートしたくてもリモコンでいちいち巻き戻し/早送りとかしないと聴けなくて、そうゆうじれったさも含めて思い入れのある曲です。
現代の配信のスタイルだと流石に1曲ずつ登録されていますね。
それではお聴きください。
Prince「Glam Slam」
お聴きいただいたのは、Prince「Glam Slam」でした。
YouTubeで、この曲のライブの模様がMVとして上がってるんですけど、くるくる踊りながら歌うプリンスが本当にキュートで素敵です。
この曲も、疲れた時に聴いてもいつでも元気になれるHOTな曲ですね。
〈近況コーナー〉※最新情報ではありません
さて、私の近況はといいますと、現在、青野りえサードアルバムを制作中でございます。
2021年に配信シングルとしてリリースした「Never Can Say Goodbye」を収録するためのアルバムを作ります、というのは以前から宣言していたんですけれども、この曲を含めて、The Bookmarcsの洞澤徹さんプロデュース作品としてアルバムを作ってます。全曲洞澤さんの作曲・サウンドプロデュースで、私が歌詞を書いていまして、現時点でもうデモ曲はたくさんできていて、これからそれぞれの曲をブラッシュアップしていくという段階です。どの曲もめちゃめちゃいい感じなので、完成を楽しみにしていただけたらと思います。
さて、今回のテーマ「むせかえる真夏の微熱音楽」いかがでしたか?
最後に私の曲を聴いてお別れしたいと思います。
青野りえ1stアルバムからタイトル曲の「PASTORAL」です。
熱帯夜の東京上空を男と女の魂が行き交う、そんなイメージで詞を書いた曲です。
それでは最後までお聴きいただきありがとうございました。
熱い夏も音楽で楽しく乗り切りましょう。
お相手は青野りえでした。じゃあまたね!
青野りえ「PASTORAL」
『青野りえのオン・ザ・レディオ』第1回(2023.8.12.)
プレイリスト
テーマ「むせかえる真夏の微熱音楽」
1 Safely Far / ED MOTTA
2 Club Tropicana / Wham!
3 Leave The Door Open / Silk Sonic
4 Glam Slam / Prince
5 PASTORAL / 青野りえ
青野りえ3rdアルバム『TOKYO magic』大好評発売中!
