転勤族ハンドメイド作家の保活記録|4地域・8園を経験して
はじめに
これまで私は
岡山 → 広島 → 神奈川 → 東京
4地域で保活を経験し、
上の子6園、下の子2園、
合計8園に関わってきました。
認可外、企業主導型、小規模保育園、認可保育園、一時保育。
制度も地域も、本当にバラバラです。
私はハンドメイド作家として活動する個人事業主。
在宅で仕事をしているため、
就労区分の扱いは地域によって差がありました。
フルタイム勤務でも不利になる地域もあれば、
証明さえ出せば問題ない地域もある。
同じ働き方でも、
住む場所で評価が変わる現実を知りました。
夫は育休取得が難しい職種。
頼れる身内も近くにはいません。
だからこそ、
保育園を利用できるということは
私たち家庭にとって大きな支えでした。
転勤族で、個人事業主で、二児の母。
少し特殊な立場かもしれませんが、
だからこそ見えた制度の違いや、地域差、現実もありました。
同じように悩んでいる方、
これから保活を控えている方の
何かの参考になればと思い、
今回まとめてみることにしました。
岡山|第一子|コロナ禍と一時保育に救われた時期
岡山では、まだ個人事業主として活動していくか迷っている時期でした。
仕事を探すのか、開業するのか。
そんな中、企業主導型保育園に1ヶ月だけ入園。
求職扱いでの入園でした。
ただ時期が2020年3月。
コロナが流行し始め、外に出ること自体に迷いが出て、すぐ退園。
それでも制作時間や自分時間を確保したくて
数ヶ月後誰でも利用できる認可外の保育園を登録しました。
商業施設内にある園で、
「買い物中や息抜きにもぜひ利用してください」
と園側が言ってくれるような柔軟な施設。
料金は
・1時間利用
・月パック利用
最終的に月100時間パックを契約。
週3〜4回、1日6時間利用。
土日も利用できて本当に助かりました。
費用は月5万円前後。
出費は大きかったですが
おかげで制作時間、自分時間、夫婦の時間の確保が出来てかなり助かりました。
広島|第一子|E判定で認可絶望、腹を括った瞬間
広島は、岡山とは状況が大きく違いました。
岡山では、誰でも利用できる認可外保育園(一時保育)が家の近くにあり、
制作時間や自分時間の確保という意味でも助けられていました。
ただ広島では、
その「誰でも利用できる認可外保育園」が近くになかった。
ただ、岡山で少しずつ動いていたハンドメイド活動に
手応えを感じ始めていた時期でもありました。
いつまた転勤になるか分からない。
引っ越しのたびに仕事を変えるのも大変。
だったら、
場所に縛られない働き方を作るしかない。
広島に引っ越してくるタイミングで、
個人事業主として活動していくことを決意。
開業届もこの時点で提出しました。
広島に引っ越してきたのは12月末。
年度途中ということもあり、
まずは空きがあった認可外の小規模保育園へ入園。
※企業主導型保育園について
認可外保育園の一種で
役所を通さず園に直接申し込みが可能。
先着順のため、
保活で重要になる「点数」は関係ありません。
1歳クラス、1月からの年度途中入園でした。
保育料は月1万円。
破格でした。
ただその分、
預け条件や体調基準は厳しめ。
・できもの1つで呼び出し
・37.0で呼び出し
・受診後問題なし
こうしたことも多く、
仕事との両立の難しさを感じました。
さらに園の方針で、
水曜日は固定家庭保育。
そして4月。
2歳クラスに上がった時、
思いがけない状況になります。
2歳児クラスが、我が子1人だけ。
他の子は全員、
認可保育園へ転園。
我が家も認可を検討しましたが、

居宅内で内職に従事している(E判定)
※勤務時間が月160時間以上でも同様
自宅で仕事をしてる人は皆こちらになるそうで
認可は絶望的でした。
そんな時、
別の認可外保育園から空き連絡が入ります。
こちらも企業主導型保育園です。
月額39,000円(食費込み)。
創作活動、英語、韓国語など、
保育内容はとても充実していました。
慣らし保育は既に別の園に通ってた為0日。
(何かあったらすぐお迎えに行く条件付きではありました。)
更に土曜日保育も自由に利用可能でした。
個人事業主として活動していく覚悟が、現実として動き出したのも
この広島での保活がきっかけでした。
神奈川|第一子|選択肢の少なさと現実的な園選び
神奈川での保活は、
また更に、これまでの地域とは違う難しさがありました。
神奈川へ引っ越してきたのは、12月末。
年度途中のタイミングでした。
できれば1月からすぐ預けたい。
生活を立て直す意味でも、
制作時間を確保する意味でも、
早めに保育園を決めたかったのが本音です。
ただ認可保育園の場合、
申込みから入園までに時間がかかります。
年度途中入園は難しいだろうと、
この時点では全く調べていませんでした。
そのため、
すぐ申し込みができて
空きがあれば即入園できる
企業主導型保育園を第一候補にしました。
ただ実際に探してみると、
通える範囲に企業主導型の選択肢はほぼなく、
実質1園のみ。
それが、
車で片道30分の距離にある
隣市の企業主導型保育園でした。
駅近などの選択肢はなく、
「ここに通うかどうか」の判断のみ。
まずは入園を決断しましたが、
送迎の負担は想像以上でした。
往復で約1時間。
しかも途中渋滞が発生しやすく、片道で1時間近くかかる時も。
時間的にも体力的にも厳しく、
長く続けるのは難しいと感じるように。
その後、
2月に4月入園の認可保育園二次募集へ応募。
4歳児クラスだった為、激戦ではなかった事、
数年前に開園した園に空きがあったこともあり、
転園が決まりました。
ここで保活終了と思いきや、
4月の入園式あたりから
ずっと軽い吐き気が続いていました。
検査をすると、
第二子の妊娠が判明。
第一子の保活が落ち着いたと思ったタイミングで、
今度は第二子の保活を考えることになります。
神奈川|第二子|0歳入園と定員割れ
出産予定は11月。
第二子の保活は、
第一子とはまた違う難しさがありました。
申し込み時点で、
認可保育園の0歳枠はかなり厳しい状況。
4月入園で申し込める園は、
実質1園のみでした。
保健師さんも仰ってたのですが、
子供が多いエリアの割に、0歳児クラスがある保育園が極端に少なかったのです。
認可外保育園も探しましたが、
空きはなく全滅。
選択肢の少なさは、
第一子以上でした。
ただ結果は予想外。
申し込んだ認可保育園が、
まさかの定員割れ。
12人定員に対し、
入園は5人ほどでした。
1年前のデータでは4月時点で埋まってた為、これは本当に運が良かったです。
結果として、
第二子は生後4ヶ月で入園。
個人事業主なので育休を取得しても収入はなく
夫も育休取得が難しい職種。
出産後も働き続ける前提で、
保育園の確保は必須でした。
兄弟別園送迎の1年
結果として、
1年間だけ兄弟それぞれ
別の保育園へ通うことになりました。
送迎は2園分。
正直体力的にかなり大変でしたが
1年間、これは頑張るしかないと腹をくくってました。
幸い、どちらの園も徒歩圏内。
送迎距離の負担がまだ少なかったことは、
かなり救いでした。
上の子の保育園は駅に比較的近く、
朝の送迎は電車通勤だった夫にお願いすることができました。
家庭内で役割分担をしながら、
兄弟別園送迎の1年を乗り切りました。
東京|第二子|1歳児クラス激戦と1点差の点数勝負
第二子を授かったタイミングで、
住宅購入を決断しました。
これまで転勤族だったため、
住まいは社宅扱い。
家賃の一部を会社が負担してくれていました。
ただここで状況が変わります。
なぜか関東エリアのみ、
今後家賃補助が廃止されることが決定。
(関東組が地方に移動したがらない為という理由・・・)
(その分関東以外は手厚くなったらしいです・・・)
「どうせ自己負担になるなら、
いっそ家を買った方がいいのでは」
そんな流れになりました。
さらに子育て面を考えた時、
無償化制度が充実している東京を選択。
ただここで一つ問題が。
第二子は、5歳まで通える認可保育園に在園。
本来であれば、
そのまま卒園まで通うこともできた環境です。
ただ住宅購入と転居のタイミングを考えると、
生活環境の変化を最小限にするため、
小学校入学前に引っ越す決断をしました。
その結果、
避けたかった状況に直面します。
第二子、1歳児クラス入園。
いわゆる
「育休明け家庭が一斉に動く超激戦枠」。
最も入りにくいと言われる
1歳児クラス争奪戦に
参加することになりました。
点数勝負の現実
ただここで、
一つだけ有利だった条件がありました。
5歳まで通える認可保育園に在園していたこと。
転園扱いとなるため、
我が家は+2点の加点がありました。
共働きフルタイムで、
基本点数は40点+40点。
ただ私は育休を取得していなかった為、
多くの家庭が持っている
「育休+1点」はなし。
それでも最終的には、
平均より1点だけ高い点数でした。
この1点差がどれだけ大きいかは、
保活を経験した人なら
分かると思います。
ただ厄介なのが、
役所は点数を事前に教えてくれないこと。
書類をすべて揃えて提出しても、
「あなたは何点です」とは
はっきり言ってもらえません。
自分の点数は、
結果が出てから初めて分かる仕組み。
本当にこの点数で足りるのか。
加点は反映されているのか。
結果が出るまで、
不安だらけの期間を過ごしました。
申込園と倍率
申し込んだ園は4園にしました。
第一希望は、
家から一番近い園ではありません。
本当は一番近い園に通いたかった。
ただその園は定員2名。
兄弟枠で埋まることも多く、
倍率は約20倍。
現実的ではないと判断し、
定員が多めの園も含めて申込みました。
内定通知の日
結果通知が届く1週間前からは、
正直落ち着きませんでした。
ただただ、
待つしかない時間。
そして届いた内定通知。
第一希望、内定。
通知を見た瞬間、
思わず泣いてしまいました。
実はその頃、
結果待ちのストレスもあり、
生理も遅れていて。
内定で安心した2日後、ちゃんと来ました。
それくらい、
精神的に張り詰めていた
保活だったと思います。
内定が決まった後に、
改めて見えてきた現実もありました。
二次募集の状況です。
引っ越し予定エリアでは、
1歳児クラスの空きは0。
小規模保育園には
若干の空きがあったものの、
3歳以降は再度保活が必要になります。
つまり、
長期的に考えると不安は残る状況でした。
そう考えると、
今回の内定は本当にギリギリ。
もし落ちていたらどうなっていたのか。
改めて、
今回決まって本当に良かったと
心から思いました。
4地域を経験して感じたこと
岡山、広島、神奈川、東京。
4地域で保活を経験して、
制度も、環境も、タイミングも、
まったく違う現実を見てきました。
まず強く感じたのが、
地域差の大きさです。
・企業主導型保育園の数は地域差が大きい
・1歳児クラスは想像以上の激戦
・加点1点で結果が変わる
同じ「保活」という言葉でも、
条件が違えば結果も変わる。
本当に、
同じ保活はひとつもありませんでした。
情報収集は、早いほどいい
0〜1歳クラスで
どうしても認可保育園に入りたい場合、
事前の情報収集は必須だと感じました。
私の場合は、
・ネットでの情報収集
・役所へ直接連絡
・引っ越し前から電話相談
とにかく聞けることは全部聞きました。
土地勘もなかった為、
「通えそうな園を教えてほしい」
細かいことも遠慮せず相談しました。
0歳入園という選択
もし何がなんでも働きたい場合、
0歳からの入園は
現実的な選択肢だと思います。
理由はシンプルで、
1歳児クラスが
とにかく激戦だから。
実際に経験して、
0歳と1歳では
難易度がまったく違うと感じました。
預けてみて感じたこと
我が家の場合、
・頼れる身内は全員関西
・夫は朝早く夜遅い
・ほぼワンオペ
正直、
私一人では回りきりませんでした。
だからこそ、
保育園を利用することは
生活を回すために必要な選択でした。
実際に預けてみて感じたのは、
大変さ以上に安心感の大きさ。
・保育士さんに発達相談ができる
・育児のアドバイスがもらえる
・生活リズムが整う
・社会性が育つ
もちろん、
最初は病気はたくさんもらってきます。
でも1歳を過ぎた頃から、
少しずつ落ち着いていきました。
保育園は、
単なる預け先ではなく、
家庭を支えるインフラの一つ。
4地域で経験して、そう感じています。
この記録が、
同じように悩んでいる方の
参考になれば嬉しいです。
読んでくださってありがとうございます!
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