ドキュメンタリー映画『それでも私は』
長塚洋監督による、ドキュメンタリー映画『それでも私は』にコメントを寄せました。
「“麻原彰晃の娘”として生きることを強いられた彼女の41年」という松本麗華さん。
社会から絶え間のない差別や排除の中、麗華さんが自分の生き方を模索し続ける6年の記録。
全国で上映が始まっています。
パンフレットは短めですが、HPではもう少し長めのコメントを書いています。
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加害者ではない「娘」が「赦しの言葉を口にしない」姿が、わたしの頭からずっと消えない。
その選択がどれほど困難な道を歩ませるのか、彼女自身が知っていることに言葉を失いそうになりながら、祈るような気持ちにもなる。
傷ついた人がいるから彼女は言葉を選ぶ。
この作品を見て、傷ついている彼女を知った人は、この先やっぱり言葉を選ぶだろう。
わたしたちは誰しも平等に「生まれてくる親を選べない」。
司法では存在しないはずの罰を受け続け、言葉を、人権を奪われている「彼女」は「わたし」だったかもしれないのだ。
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どれだけ書いても足りないというか、言葉で伝えるのはむずかしい。
映画館で見てもらえたら嬉しいです。
とてもセンシティブな内容です(背景も)。配給は「きろくびと」。とても丁寧に作品を届けようとなさっていると感じました。
