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【株式会社マーブル】新生組織、始動。ITの力を駆使し、個の好奇心で人々の日常をリデザインする

みなさんこんにちは。ARCH編集部です。
ARCH Tranomon Hills (以下、ARCH)が2020年4月に誕生してから約5年が経ちました。現在は約120社と多くの企業に参画していただいていますが、まだまだ出会えていない企業も多いのではないでしょうか。そこで、お互いのことを知る「コラボレーションのはじめの1歩」を作るべく、参画企業を紹介していきます。
第13回は、株式会社マーブルです。2024年に13社の統合によって誕生した新体制のもと、AI、教育、地方創生など多彩なテーマで事業開発に取り組むメンバーたち。それぞれのスキルや関心を活かしながら、未来を切り拓こうとする姿をご紹介します。
“やりたいこと”をカタチにするヒントや、共に進む仲間との接点が、思いがけず見つかるかもしれません。


企業プロフィール

(左から)小山さん、海老原さん、土井さん、石倉さん、代田さん、古井戸さん、横尾さんです。

株式会社マーブル
1971年創業、1974年設立の独立系システムインテグレーター。​2024年にグループ会社13社、2025年に更に1社加えて14社が統合し東京コンピュータサービス株式会社から株式会社マーブルへ。​事業内容は、システムインテグレーションサービス、システムコンサルティングサービス、クラウドサービスの開発、ITインフラの設計・構築・保守管理、各種ソフトウェアパッケージの開発・販売、各種ハードウェアの企画・設計・開発、電気通信工事及び電気工事など多岐に渡る。

https://www.marble-corp.co.jp/

活動内容

新たな事業の柱となるような可能性を見つける
 
私たちは半世紀ほど取り組んできたソフトウェア開発で培ってきた強みを活かしながら、より可能性を拡張するために新規事業開発の取り組みをおこなってきました。ARCHには、株式会社マーブルの前身である東京コンピュータサービス株式会社の親会社であるTCSホールディングス株式会社として2022年に参画しています。
東京コンピュータサービス株式会社は2024年10月に、中核企業であるITソリューション企業13社、2025年に更に1社加えて14社を統合し株式会社マーブルになりました。これは、猛烈なスピードで変化するソフトウェア開発を取り巻く環境に対応するためでした。

統合に伴って社名も変更されました。「マーブル」は、今回の統合でさまざまな人や技術などが一緒になる様子が、大理石の美しい曲線模様のようだという意図で選ばれました。また、混ざり合うだけでなく、これまでTCSホールディングス傘下の中でそれぞれ成長してきた、粒揃いの13社が、ビー玉のように美しい色彩を放ち、きらめきながら進んでいくことで素晴らしいシナジーを生むという願いも込められています。
現在ARCHに参画しているメンバーも、これまで個社別で新規事業開発をおこなっていました。統合で精鋭が集まってきたと思うので、これからは一丸となって取り組んでいきたいです。
私たちの新規事業のテーマは、AIや地方創生、教育など様々です。共通してIT、ソフトウェア開発のスキルを活かすという方針はありつつ、メンバーそれぞれが興味を持つテーマやスキルを推進するスタイルで取り組んでいます。

新規事業開発のテーマ

メンバーごとにミッションを持ち、さまざまな方面を模索中

今回は私たちがどのようなテーマを持って活動をしているか、一部ご紹介します。ARCH会員の皆さんとはこれからも積極的にディスカッションできればと思うので、「何か一緒にできそう」と思ったらすぐに声をかけてください。

#AI・IoT
 
まずは私たちが持つ、様々なシステム、プロダクト・サービスを拡張するような、AIやIoTの分野です。
例えばエッジAI。エッジAIとはカメラなどのデバイスにAIが搭載されているものです。過去の事例には、つくばスマートシティ社会実装トライアル支援事業に採択され、道路の破損や冠水などをドライブレコーダに搭載されたエッジAIにより検知するというプロジェクトに取り組んだ実績もあります。

また、今世の中にあるAI / IoT技術の先に、どんな技術が生まれるのかにも着目しています。現在、2050年からバックキャストしてどのようなものが世に必要とされるのかをメンバーでディスカッションしているところですが、その中でも宇宙や脳波など、まだ人類が進出していない分野に可能性を感じています。

#教育

もう1つのテーマは教育です。注目しているのはSTEAM教育で、その中でもTechnologyとEngineeringの分野で、私たちのITやプログラミングのノウハウを発揮することができると思っています。
実は担当メンバー自身が、学生時代に理数系の科目が苦手でつまずいた経験があり「もし楽しく学べていたら、もっと早く興味を持てたかもしれない」と感じていたそう。だからこそ、子どもたちが遊びながら自然に学べるような教材のあり方に強い関心を持つようになったことが起点となって始まったプロジェクトです。

担当の石倉さん

テーマを深めるにあたり行った施策例に、ARCHで行われたファミリーデーでの出展があります。これには、ファミリーデーで訪れる小学生や保護者に、STEAM教育のニーズや興味など「生の声」を聞くことや、提供するサービスに対して新たな可能性や視点をARCH会員とディスカッションする中で見出したいという目的で行いました。出展では、楽しく図形認識能力を養うことを目的に3Dプリンターで図形パズルを制作したり、実際に3Dプリンターを体験できるコーナーを設けました。

ファミリーデーの様子。

来場者の方のアンケートやヒアリングを行ったことで、プロジェクトを進めるための解像度がグッと上がったと感じます。

#地方創生
地方創生も、複数のメンバーが着目しているテーマです。
地方創生の中でも手法はさまざまですが、一例に観光DXがあります。
 
これまで位置情報を使用したサービスの開発に携わってきた知見を活かして、オートバイのツーリングラリーのシステムを提供しています。これはツーリング中に、指定のチェックポイントで登録をした上でゴールをすると、完走証が出来上がるもの。かれこれ10年ほど続いていて、参加者も14,000人ほどと年々盛り上がっています。

ツーリングラリーにて、ゴール地点の様子です。
サービス開発に携わっている代田さん。

もともとバイクには詳しくなかったものの、このツーリングラリーのシステムを手がける中でその魅力に惹かれ、自らもライダーとして楽しむようになりました。開発者である前に一人の参加者としてその体験価値を実感したことで、より一層ユーザー目線でのサービス改善や新たな展開に意欲を持って取り組んでいます。
 
他のテーマには、過疎化や高齢化によって起きるネットリテラシー格差を埋めつつ、生活をサポートするというものがあります。

担当の小山さん

着目したきっかけは自身の原体験です。祖父母が神奈川県の中でも車がないと不便な地域に住んでおり、移動や日常生活に不自由を感じていた姿を見て、ITの力で地域の高齢者の暮らしを少しでも支えられないかと考えるようになりました。高齢の方のITリテラシーはあまり高くなく、そもそもパソコンやスマートフォンを持っていない、もっと言うと拒否反応を感じているような側面もあります。しかし、歳を重ねるごとに、車の運転ができなくなるなど、生活が困難になることが想定される未来に対して、ITの力を使って対処したいと思っています。その際には、こちらがシステムやサービスを単純に押し付けるのではなく、自然と使いたいと思ってもらえるものを開発したいですね。

他にも、文化継承というテーマもあります。これは今ある文化を次の世代の“担い手”に引き継いでいくことではなく、“世間一般”に対して認知してもらうことです。

担当の海老原さん。前述のエッジAIも担当されています。

このテーマに着目した理由は、自分が茶道の先生としても活動する中で、伝統文化の世界に身を置く中で、「魅力が伝わりにくい」「難しそうと思われがち」といった壁を実感してきたことがあります。
伝統的な文化に見られる「わかりづらさ」に対してITを駆使して、世の中の人が理解できる親しみやすいものへと変えていくことができればと思っています。
そこで興味を持った人が、担い手としてその文化を体現する人へと変化しても面白いですよね。
 
その他、量子コンピューターやデータセンシング、デジタルツインなど、メンバーの興味はさまざまあります。ARCHでコミュニケーションをとりながら、より知ってもらえれば嬉しいです。

今後の展望

会社を引っ張り、変化のきっかけを創る組織になること

これから少子高齢化でマンパワーが減れば自然と売り上げも下がるので、そこから脱却しなければならないですよね。変化しなければ生き残れない、変わらなければならないという意識は、経営層を含めて会社全体で共有されています。そういった状況の中で、私たちは変化の先頭に立っているので、プレッシャーも期待も感じています。新たな道を切り開くために、ワクワク感、ときめきを持って活動していきたいですし、ゆくゆくは社員からイノベーション本部に入りたいと思ってもらえるような魅力的な組織になりたいと考えています。社内改革も今後の課題です。アイデアが将来性のある事業として成長するための仕組みづくり、そして企画人材の育成なども視野に入れて活動していきます。

新規事業開発を推進する上で、ARCHにも期待している点が多くあります。ARCHには自身のミッションや取り組みにワクワクやときめきを感じて活動している人が多いですよね。そのような人たちと一緒にいることで、私たちも刺激を受けて成長できたらと思っています。皆さんとのディスカッションはもちろん、イベントには積極的に参加して、新規事業の知見やノウハウを得ていきたいですね。実際に数年参画して、ARCHに参画する企業との実績もできているので、引き続き実績を積んでいきたいと思います。

私たちの強み / 今、求めている技術・人・企業

開発力と総合力が強み。推進テーマに関連する人は是非声をかけてください。

ARCHの皆さんからは、開発力を褒めていただくことが多いです。特にPoCを作る際に重宝いただきますね。自信があるポイントは開発のスピード。どれほど速いかと言うと、生成A Iのハッカソンコンテストに出た際に、要件定義に1週間、構築に1週間、計2週間でシステムを作り上げたくらいです。しかも、株式会社マーブルに統合されてから1、2週間しか経っていない時に、現在のイノベーション本部のメンバーで臨んだものになります。土壇場のスタートでも、製造、金融、物流、インフラ、情報通信や環境インフラ、モビリティ、などこれまで培ってきた総合力があるので、必ず形できる自負があります。社風としても、責任を持ってやり切り逃げない、何なら燃えている現場でも果敢に立ち向かうタイプの人が多い印象があります。(笑)
私たちイノベーション本部の目指すべきところは、既存のシステム開発力やノウハウを活かすことなので、皆さんのPoC開発などを行う際にはそこから派生して私たちにとっても新しい事業が見つかればいいなと思います。
 
今、求めている技術や人、企業については、地方創生や教育など、前述の推進テーマに興味がある人、または同じようなテーマを取り組まれている方と意見交換したいと思っています。
また、全くI Tに弱い、知見がない、という方ともコラボレーションの可能性が大いにあると思っているので、お声がけください。

皆さんに一言

参画企業の皆さんの中には事業企画をしても実現手段に悩まれている方も多いと思います。私たちは逆に実現手段があるので、企画次第で事業を立ち上げられる可能性があると感じているのでいつでもお声がけください。
新体制の私たちも、どうぞよろしくお願いします!

記事に関するお問い合わせはこちらから:
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