見出し画像

【台湾写真】台湾の朝ごはん(肉鬆三明治)


屏東の街角でかじった一口のサンドイッチ。
その中身は、肉鬆三明治(ロウソン三明治)――ふわふわのパンにたっぷり挟まれた、台湾の朝ごはんの定番だ。

肉鬆(ロウソン)とは?

「肉鬆」とは、豚肉を醤油や砂糖で味付けしながらじっくり炒め、繊維状に乾燥させた食べ物。
その食感はふんわりと軽くて、見た目はフレーク状、でも噛むと旨味がじんわりと広がる。
台湾ではご飯にかけたり、お粥に乗せたり、朝ごはんの具材として幅広く使われる人気の味だ。 
写真のサンドイッチには、肉鬆の甘じょっぱい香りと、卵のコクがぎゅっと詰まっている。
「こんな朝ごはん、世界のどこにあるだろう」と、思わず笑みがこぼれた。

台湾の朝ごはん文化
台湾の朝ごはんは、朝の空気と同じくらい生活に根ざしている。
街のあちこちに朝ごはん専門の店があり、蛋餅(卵クレープ)、飯糰(台湾式おにぎり)など、種類も豊富だ。 
朝食店というと、単なる「朝の食事」ではない。
それは、その土地の生活リズム、人々の営み、そしてその日の活力を運んでくれるものでもある。
地元の人がバイクの横で立ち食いする姿を見ていると、台湾の朝の景色がじんわりと胸に残る。
日本とはまた違う、台湾の朝の“濃さ”と“温かさ”。
それを感じられるのは、旅人だけが得られる特権かもしれない。
肉鬆の甘塩っぱい香りと、パンのほろっとした柔らかさ。
その一口には、旅先でしか味わえない“今、ここでしかない朝”の存在がしっかりと刻まれていた。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集