顔出しが普通になったけど、身バレに関する危険は減ったのだろうか
昔は、ネットに顔を出すなんて絶対にダメだという風潮だったように思います。
顔写真を載せたら身元が特定される。学校や住所がバレる。知らない人に勝手に保存される。一度ネットに載せたものは消えない。
そういう話を聞いて育ったので、ネットで顔を出すことに対して、かなり強めの警戒心があります。
危険!!
顔を出すな!!
個人情報を守れ!!
私の中のインターネット教育は、だいたいこの三本柱です。
でも、今は普通にみんな顔を出しています。
インフルエンサーはもちろん、TikTokで踊っている人もいるし、メイク動画を投稿している人もいる。今日買った服を着てみたり、ごはんを食べたり、部屋を紹介したり。
芸能人ではなく、普通に学校へ行ったり会社で働いたりしている人が、自分の顔を出して発信しています。
なんなら、顔だけではありません。
住んでいる部屋の間取り、よく行くお店、通っている学校の制服、家の近所の景色。
そんなに出して大丈夫なの??
昔よりも、顔を出すリスクが減ったのでしょうか。
……いや、別に減ってはいない気がする。
写真から場所を探したり、別のSNSのアカウントを見つけたりする技術は、むしろ昔より上がっていそうです。画像検索もあるし、背景に映った建物やお店から場所が分かることもあるらしい。
危険が減ったというより、みんなが慣れたんでしょうか。
顔を出す人が増えすぎて、顔を出すこと自体が特別な行為ではなくなった。ネットと現実の境目も、昔よりだいぶ薄くなっています。
私がまだ、インターネットは現実とは別の、ちょっと危険な場所だと思っているだけなのかもしれません。
顔を出して発信できたら、できることは増えると思います。文章だけよりも人柄が伝わりやすいだろうし、見つけてもらいやすくもなりそうです。
それでも、どこかの知らない人に顔を覚えられるのは嫌です。
たぶん私は、どんなコンテンツでも顔を出さずにネットをやっていくと思います。
みんなが踊っていても、メイクをしていても、部屋の中を公開していても、私はアイコンの後ろから文章だけを投げる。
時代に置いていかれている気もするけれど、身バレはいまだに怖いと感じてしまうのでした。
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