見出し画像

【コラム】#1昨晩、焼き鳥を食べたので。相撲談義をしよう。

令和8年の大相撲初場所も
中日を迎えた。
豊昇龍、大の里の両横綱がすでに二敗。
関脇の霧島、平幕では阿炎が一敗と
優勝争いをひっぱる。
一敗の力士が2人、二敗の力士が8人と
すでに混戦模様、
1週間後の千秋楽では、
満員御礼の札が掲げられた
国技館の観客を背に、
手に汗握る優勝争いを
見ることができるはずだ。

実はここ数年、その優勝争いよりも遥かに
楽しみにしていることがある。
それは千秋楽の幕内最高優勝が決まる
約3時間前。
午後2時台の
まだ熱気も観客もまばらな土俵の上で
幕下力士が繰り広げる
関取昇進をかけた一番である。

関取の人数は決まっているため、
毎場所、十両と幕下の間で
入れ替えが発生する。
勝ち越せば関取、負け越せば陥落。
大相撲の世界は
現代では珍しくなった
シンプルな縦社会なのだ。

前の場所で幕下に陥落した力士が奮起する姿。
序の口から叩き上げで何年も戦い、
関取が見えてきた力士。
高校や大学での実績を引っ提げ入門し、
颯爽と幕下を通過する力士。
大怪我を克服し番付を戻してきた力士。

若い力士の、相撲人生を懸けた戦い、
まさに大一番に熱狂するのである。

大相撲を見始めたばかりの読者に
関取とはどういった地位なのか
説明しようと思う。

一般的に関取とは、番付の上から順に
横綱、大関、関脇そして小結の三役、
前頭の肩書きがつく幕内力士42名と
十両の肩書きがつく力士28名の
合計70名のことを指す。
大相撲の力士はおよそ600人いるので、
上位10パーセントの力士が
その地位を手にすることができる。
関取になればサラリーマンと同じように
月給が支払われ、
更に『付き人』と呼ばれる、
身の回りの世話をしてくれる力士を
従えることができる。

一方、関取以外の力士は力士養成員とよばれ、
上位層から順に幕下、三段目、序二段、序の口で構成される。
給料はなく、現金収入はふた月に1回
支給される場所手当のみで、
関取の付き人や所属する相撲部屋の
雑務をしなければならない。
相撲を知らない人でも、
1度は目にしたことがあるだろう
『ちゃんこ鍋』も
相撲部屋に所属する幕下以下の力士が
作っていることが多いようだ。

最近では、いろいろな相撲部屋が
YouTubeチャンネルを開設し
稽古の様子や食事の様子を公開している。
特定の部屋や力士を贔屓にして
取り組みを観戦するのもまた一興なのだ。

番付については自分調べ。
詳しくは大相撲公式HPで確認してください。





いいなと思ったら応援しよう!