自力と他力の逆転現象
フォロワーさんにお薦めいただいた曹洞宗の僧侶・南直哉さんの「自分をみつめる禅問答」を少しだけ読んで
宗教被害者=本来宗教に関係のない事を宗教に期待した人たちに思える
という旨の記述が心に残った。
以前、曹洞宗のお寺の檀家をしていた時に「星祭り」という行事があって、毎年申し込み用紙が郵送されて来ていた。たくさんの願い事が記載してあって(「ボケ封じ」なんて言うのもあった)、希望者は叶えたい願いに◯を打って、5000円を振り込むシステム。
それを見て、認知症の父に困っていた私は「宗教が認知症の発症を抑えられるはずがない」と若干の怒りを覚えたのだが、今考えても自力での悟りを目指す宗派が星の力を借りるなんて他力な手法を使うのはおかしくないか。
その後、色々あって浄土真宗に変わった。他力(阿弥陀仏の力)による悟りが教義のはずだが、(今のところ)非科学的な事を言われた事はない。
このような【自力と他力の逆転現象】を見ると、不思議な気持ちになる。
