見出し画像

日本にいながら、子どもに“外国”を近くに感じてもらうには

こんにちは、Ashémiです。

北京で過ごす親子の時間の中で、子どもの成長や私自身の気づきを、そっと綴っていきます。


― 私がしていた、ちいさな工夫 ―

子どものころから、家族でよく海外旅行へ出かけていました。
大人になってからも仕事で何度も出張しましたが、それでも私の中にはずっと、
「日本人」と「外国人」のあいだに、どこか見えない線のような意識がありました。

言葉の違いが大きなハードルで、英語はほとんど話せませんでした。
海外出張もあまり気が進まず、現地を楽しむ余裕もなく、
ただ仕事をこなして帰国する――そんな日々。

伯母が中国人で、日本語を話せるのに、
「国が違う」というだけで、どこか距離を感じていたほどです。

アメリカで感じた「言葉より大切なもの」

そんな私が少し変わったのは、30歳を過ぎてアメリカに住む機会を得たとき。
「海外で暮らすこと」や「違う文化を知ること」の面白さを、
ようやく心から感じられるようになりました。

現地では、駐在員や現地在住の日本人が集まるグループに参加していました。
そこには、日本語をまったく話せない、日本好きのアメリカ人のおばあちゃんも。
彼女との会話はすべて英語で、連絡事項があるときは英語が得意なメンバーが通訳してくれました。

その姿を見て、言葉が完璧でなくても“気持ちはちゃんと通じ合う”のだと感じました。

そしてそれは、そのグループでの経験だけでなく、
アメリカで暮らす中で出会ったさまざまな人たちとの関わりや、
オンラインを通じてコミュニケーションを取る中でも、
少しずつ深く感じていったことでした。

子どもには、“壁”を感じてほしくない

子どもが生まれたとき、思いました。
自分が感じてきた“外国人への壁”を、子どもには感じてほしくない――と。

大切なのは、上手な発音や完璧な文法よりも、
「伝えたい」という気持ちで人と関われること。
それを、アメリカでの経験から実感していました。

日本の中にもある「つながる場所」

「日本にも、あのアメリカのグループのような交流の場があるかもしれない」
そう思ってSNSで探してみると、想像以上にたくさんの場所がありました。

在日外国人の赤ちゃん向け英会話クラス、
外国人講師が主催する子連れヨガ、
音楽を通してつながる駐在員グループ、
日本人が運営する英語の課外活動……。

どれも、英語が話せない私でも気軽に参加できるものでした。
ときには主催の外国人の方が日本語で通訳してくれることもあり、
「話せなくても大丈夫」と思える経験になりました。

子どもが2歳になる頃にはインターナショナルスクールを選び、
そこでさらに多くの外国の人たちと出会いました。

「海外でしかできない」わけじゃない

ときどき、友人から「海外に住んでみたい」と相談を受けます。
理由を聞くと、「子どもに外国文化を学ばせたい」ということです。

もちろん、海外で暮らすことは大きな経験になります。
でも私は、日本の中でもできることがたくさんあると思っています。
たとえば、外国人のホームステイ受け入れもそのひとつです。

“言葉の壁”は、最初から高くなければ

赤ちゃんのころからいろんな国の人と関わってきたからか、
今、うちの子は中国でも自然に「你好」と挨拶をします。

その姿を見るたびに思うのです。
“言葉の壁”は、最初から高くなければ、
越えることも、きっと怖くないのだと。



海外で子育てをする中で感じたことを、
noteに記録しています。

多言語の中で育つ子どものことや、
日常の中でふと気づいたことなど。

よろしければフォローして
これからも読んでいただけたら嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!

Ashémi よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!