【株】オルカンは個別株と投資信託のどっちが積立枠!?迷走建築士の決断!
こんにちは。
FIREを目指す建築士です。
普段は建築の視点から、日常や投資を「構造」で捉える記事を書いています。
今回は、投資を始めて数ヶ月目だった頃の「NISAのトラップ」にかかったお話です。実体験でお届けしますが、この手の話はわかった前提になり、教えてくれなかったりするので記事にしてます。
01|個別株のみの「設計図」
当時、私は個別株を買うことにはすっかり慣れていました。1株ずつ集めるS株(単元未満株)を中心に、自分なりの「家づくり(ポートフォリオ構築)」を楽しんでいたのです。
* 「この会社は成長が見込めるから、大黒柱として建てよう」
* 「ここは景気敏感株だから、補強材(中期)として使おう」
* 「これは面白いテーマ株だから、外観のアクセントに」
ところが、投資の王道と呼ばれる「オルカン(全世界株式)」を「建物の基礎(土台)」として取り入れようとした時、私は出口のない迷路に迷い込むことになりました。
02|証券コード「2559」の罠
手慣れた様子でSBI証券のアプリを開き、「オルカン」と検索します。
まず出てきたのは証券コード2559!
MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
紛れもないオルカン(ETF)です。「よし、これを個別株と同じように『ポチッ』と買えばいいんだな」と注文画面に進もうとしましたが、ここで指が止まります。
「あれ? つみたて投資枠で買えない……?」
実はここが最初のトラップでした。
2559は東証に上場している「ETF(上場投資信託)」であり、基本的には「成長投資枠」でスポット購入するもの。私がやりたかった「つみたて投資枠」での運用は、別の「投資信託(非上場)」の方を選ばなければならなかったのです。
03| 「人力」から「自動化」へ
一旦引き返し、ようやく投資信託のオルカンを見つけましたが、そこにはさらなる別世界が待っていました。
これが本当のオルカン?
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
そして購入に向けて進む中、画面に表示されたのは、「買付」と「積立」のボタン。そして「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の分岐点。
「今すぐ買いたいのに、なぜ毎月の予約設定しか選ばせてくれないんだ……?」
市場が開いている時間に指値で買う「スポット施工」に慣れていた私にとって、投資信託の仕組みは投資というより「定額サブスクの契約」に近い感覚でした。
成長投資枠(個別株等):自分の目で見て「この柱が欲しい」と思った時に建てる「特注の資材」
つみたて投資枠(投資信託):感情を挟まず、現場に自動で流し込まれる「鉄筋コンクリートの基礎地盤」
さらに驚いたのが「クレジットカード決済」の存在です。「株をクレカで買う」という概念は、まさにカルチャーショックでした。
04| 「許容応力」と「固定荷重」
最終的に私は、月5,000円のクレカ積立からスタートしました(現在は少し増額して月7,500円の自動基礎工事を施工中です)。
「つみたて投資枠は年間120万円まで」という言葉を聞くと、つい「満額埋めなければ」というプレッシャーを感じがちです。しかし、建築士の視点で言えば、120万円はあくまで「構造上の最大許容応力」に過ぎません。
大切なのは、自分が息長く継続できる「荷重(負荷)」を見極めること。月5,000円でも、それが将来の自分を支える強固な地盤になります。
05|迷子から新しい現場へ
個別株のバランス(耐震壁の配置)を考え、配当金を計算し、「自分は投資の構造を理解している」と調子に乗っていた投資5ヶ月目の私。
まさか購入ボタンひとつで迷子になるとは思いませんでした。
でも、迷子になるのは、新しい場所に一歩踏み出した証拠です。
本で知っている知識と、実際に画面を触って設定することの間には、必ず「体験の溝」があります。
あの時、迷いながらも設計図を引き、基礎工事を始めた自分を褒めてあげたいと思います。
これからNISAの画面で迷子になる方も、安心してください。
その迷いながら引いた設計図こそが、将来の資産をしっかり支える頑丈な基礎になりますよ。
今日の読者への問いかけ
* 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」、みなさんはどう使い分けていますか?
* 初めてNISAの設定をしたとき、迷子になった経験はありますか?
ぜひコメント欄で、みなさんの「NISA初期のドタバタ体験談」を教えてください!
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