2026年4月27日

新入社員の歓迎会を終えて、珍しく二次会に行かず電車に乗りスマホを見た。
UNICITYからのメール。
その内容は、あまりにも見たくない内容だった。


そして情報が解禁された21時。
UNISON SQUARE GARDENからドラムの鈴木貴雄が脱退、そしてバンドは活動休止。

最近はこのnoteもそこまで更新出来ずにいた。
ユニゾンと出逢った頃と比べれば、熱量は落ち着いてきたのだと思う。
それでも大好きなバンドであることは変わらないし、私の人生を変えたバンドであったことは間違いない。

そのバンドが、大好きな3人が、



あまりにも完璧なスリーピースバンドだった。

ひとりでも欠けてしまったらその三角形は成り立たなくなるバンドだった。

もうその美しい三角形を見ることが叶わなくなるなんて、考えたくない。

まだ受け止めるには時間がかかるし、いつまでも受け止めることは出来ないかもしれない。

斎藤宏介
田淵智也
鈴木貴雄

誰かひとりが欠けてしまったらもうそれはUNISON SQUARE GARDENではない。

この3人でUNISON SQUARE GARDEN。

完全無欠のロックンロールが、ここで終わるとは思いたくない。

7月15日、幕張メッセで彼らは現体制での最後のライブをする。


7月15日という日を私はずっと忘れずに覚えている。
2020年。私たちがライブに行けなくなった年に1番最初にユニゾンが配信ライブを行った日だ。
あの誰もいないNHKホールの中でライブをしたユニゾン。
久しぶりのライブに心が躍ったこと。
斎藤くんの高音が全然出なかったこと。
田淵がカメラに向かって目線をくれたこと。
貴雄がいつも通りこのバンドを後ろから支えているのがわかったこと。
全部覚えている。

無理だよ。
大好きなバンドが止まってしまうのが1番無理だ。
受け止められない。

どうすることもできない。

後ろを向いたら私たちがいたはずだ。
でもやっぱり私たちには何もできなかった。
それが、事実なんだ。


予兆みたいなものは多々あったかもしれない。でもそれらから全て目を背けてきた。
メディアのインタビューやFC会報でも貴雄が発言しているものが無くなった。FCでのラジオが3人ではなく個人でのものになったり、恒例だった元旦のユニゾンTVが今年はなかった。
ツアー「うるわしの前の晩」では田淵が貴雄の方を向く回数があまりにも少なく、いつも田淵がドラム台の上に乗って2人が向かい合いバチバチに音を鳴らすのが大好きだったのに見られなかった。そしてツアーが終わり2月のイベント出演を最後に、彼らのライブ予定は無くなってしまった。
極めつけはROCKIN'ON JAPAN2026年4月号の別冊付録、うるわしの前の晩SPECIAL BOOKだ。
このインタビューも斎藤くんと田淵だけ。このインタビューで田淵はこう話していた。

「20周年の後は『客のために生きよう』みたいな気持ちで、それしかないなと思って。」
(ROCKIN'ON JAPAN2026年4月号 別冊付録の田淵智也の発言より引用させてもらいました)

この田淵の一言を読んだ時に、これはかなりまずい状態なのではないかとさすがに察した。ロックバンドが客のために生きるなんてとんでもない。ましてユニゾンはこれまで自分たちが楽しんでいる姿を見て楽しんで欲しい、と言い続けてきたバンドだったからだ。
客のためではない、自分たちのためのロックバンドだったはずなのに。

この時にはこの方向性を彼らはもう決めていたのだろう。


それでもこんな結末を信じたくなかった。
信じたくないし、今でも信じていない。
嘘だと言って欲しい。
受け入れられる心が私にはまだ無い。


あの日のアナザーワールドエンドはなんだったのだろう。

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