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モハーの断崖とゴールウェイ(アイルランド)

モハーの断崖(Cliffs of Moher)は、「ハリーポッターと謎のプリンス」や「ライアンの娘」などの映画にも登場するアイルランド有数の景勝地です。ダブリン発の日帰りツアーで、年間100万人が訪れる西海岸の絶景を見に行きました。


ダブリンから約280km、3時間半のドライブの途中、トイレ休憩に寄ったスーパーでオバマ・コインの販売機を発見。なになに?


2階に小さな展示スペースがあって、アイルランドにルーツを持つアメリカ大統領のパネルが並んでいました。オバマ大統領は母方の5代前の先祖がこの村の出身で、ジャガイモ飢饉のときにアメリカに移住したのだそうです。

Circle K Express Obama Plaza Moneygall


地元出身者が大統領になるのは、(政策は別としても)誇らしかったでしょう。さすがにケネディは知っていたけれど、こんなにたくさん、最近では I'm Irish.と繰り返し語ったというバイデン大統領もそうでしたか。

 


モハーの断崖
無事に到着して、広い広い駐車場から徒歩でアクセス


地元産の板状のリスカナー石(Liscannor flagstone)で作られた防護壁。今も建材として使われています。


あちこちで見られる海の生物の化石。3億年以上前、アイルランドが赤道近くにあった時代に海だったところが、長い年月をかけて今の断崖になったそうです。壮大過ぎて想像が追いつかない。

階段


迫力満点のモハーの断崖

全長14km(特に切り立った崖が続くのは8㎞)
一番高いところは海面から214m


断崖だけでなく海があることが、風景を一層ドラマチックにしています


遊歩道をミニハイク

右側が断崖


年間を通じて雨が多いアイルランドは緑も豊かで、「エメラルドの島」の別称があります。


オブライエン塔(O'Brien's Tower)

1835年 コーネリアス・オブライエンによって建設された展望塔


こんなところでマラソン大会があったら面白いだろうなあ。波しぶきが遊歩道まで吹き上がって水たまりが出来るくらいだから、荒天になったら雰囲気は一変しそうです。それも大自然の魅力に感じてしまう。


うっすら遠くに見えるのはアラン諸島


眼下に広がる大西洋の向こうは、新天地アメリカ!


晴れていても風が強く、撮った写真を見たらすごい髪形でした(笑)

ウィンドブレーカーなど上着は必携




景観にマッチしたビジターセンター

売店やレストランが入っています


学食みたいなレストランで手早くランチ。好みのパンとスムージー、具だくさんのスープは美味しかったです。reservedの札が空席の意味だと初めて知りました。 




巨人のテーブル(Poulnabrone Dolmen)
続いて25km離れた巨人のテーブルへ。 遠くからでもそれと分かる遺跡が見えました。一面に広がる灰色の岩はバレン地方特有の石灰岩。遥か昔の海の名残です。


5000年以上前の新石器時代の共同墓ドルメンだったそうです。何トンもある石板をどうやって乗せたのか不思議。

まさにテーブル!


アイルランドはファンタジーの宝庫。こんな岩を見ても巨人のお手玉?なんて空想してしまう。


石灰岩でできた丘


ゴールウェイに到着しました


町の中心の広場エアスクエアに、有力な貿易商だった14部族(The Tribes of Galway)の紋章入りの旗が並んでいました。元々はイングランド軍の司令官が蔑んで「部族」と呼んだそうですが、逆に栄光の歴史を表す名称として定着しました。その心意気がいいネ👍

エア・スクエア(Eyre Square)
正式名称はJohn F. Kennedy Memorial Park


ブラウンズ・ドアウェイ(The Browne Doorway)
14部族のひとつ、ブラウン家の邸宅の正面玄関だけを保存したモニュメント。

1627年建造、1905年エアスクエアに移設


聖ニコラス教会(St. Nicholas' Collegiate Church)
クリストファー・コロンブスが、新大陸を発見する15年前(1477年)にこの教会で無事を祈ったと伝えられています。当時のゴールウェイはヨーロッパ最西端の国際的な港で、西から漂着物が流れ着くなど、西に未知の土地があるのではないかと漁師の間で噂されていたそうです。何だかワクワクしますね。

1320年建造


友情・愛・忠誠のシンボル、クラダリング(Claddagh Ring)が彫刻された柱。


結婚や婚約指輪として人気のクラダリングは左右どちらの指にはめるか&向きによって意味が変わります。ジュエリーショップで見かけたけれど、結局買いませんでした。今じゃないのかな、またね。

画像:https://www.myirishjeweler.com/より


にぎやかな通りを散策


リンチズ・キャッスル(Lynch's Castle)
14部族のなかでも最も有力なリンチ家の事務所兼邸宅で、歴史的建造物でありながらAIB(Allied Irish Banks)の支店として使われているユニークな建物です。


街のあちこちからアイリッシュ音楽の調べが聞こえてきて、街全体が音楽に包まれているみたい♪


操り人形にチェロを弾かせるパフォーマンス

白鳥、上手だった♪


地味なスタバの外壁は地元産の石かな


せっかくなのでゴールウェイらしいパブにも寄ってみようと、1894年創業の人気店に入りました。

Tigh Neachtain


木の温もりを感じる店内は、いかにも昔ながらのアイリッシュパブ♪ 中も外もお客さんで賑わっていました。


絵画や古いポスターが壁や天井にびっしり飾られていました。空いた席を探して迷路のような店内をひと回り。


半個室風の席(スナッグ:snug)をゲットして、カウンターに注文にいきました。「ごったがえしていても、ひるまずオーダーすべし。3~4杯のグラスを両手でガシッとつかんで席まで運ぶ」とのこと。 


大昔の小学校の椅子みたいな小さい木製の椅子に腰かけ、身体を寄せ合って何はともあれ、乾杯~☆ 1杯だけでしたが、ほろ酔い気分でゴールウェーを後にしました。