見出し画像

ひきこもりの息子と無職の私、これからを考える~トレッキングしない?~

5月で派遣の仕事を退職、その後無職期間が一か月過ぎた。

さすがに、仕事を早く見つけなきゃと、焦りと不安が強くなり、
収支のバランスを再度見直し、本当に危機的状況だとわかり、
実家に頭を下げて一時避難することも考え、
引っ越し業者に見積もりを依頼しかかる費用を把握し、
いくらお金を借りればいいのかを計算し、
求人サイトを何度も見ては、希望条件の仕事が見つけられない自分に苛立っていた。

もう、「焦り」と「不安」でいっぱいなのが今は手に取るようにわかる。

そして、午後になって部屋から出てきた息子に声を掛けた。
「今本当に危機的状況だから、実家に帰る事をもう一度本気で考えている」と伝えた。

一週間前も同じような話をした。
その時の息子は、「絶対に戻りたくない!!!」と今まででとは違う剣幕で言葉を放ってきたので、私は圧倒された。

でも今回は、
うつむいて何も言葉を発することなく、思い悩んでいるようだった。

真面目な私なので、真面目な話しか出てこなかったのだが、
「今はどうしたらいいのか、親子で行き詰っているね」ということと、
「今まで(息子に)色々提案して、相談にも行ったりしたけど、そこから先が全く進まないから、正直どうしたらいいのか分からないんだよね」と伝えた。

その時の結論としては、
相談相手(話を聞いてくれる人、理解者)がいた方がいい
そのために私が相談先を探し、もう一度連れていく

この二つの答えに行きついた。

とりあえず今日は、若者サポートステーションに問い合わせてみるけれど、
一晩中考えて、思ったのは、
「やっぱり本人が“楽しい!”と思うことをしてほしい!」
ただそれだけ。

だから、今まで私はできる範囲で色々な場所、そして色々な人と交流できる場へ連れて行った。

初対面の人とも普通に交流できる姿を見ていると、「関わる人が大事だな」と感じたし、そして「その環境に入る事だな」とも思ってたので、相談機関に行くことや病院受診などはあまり考えてこなかった。

他者と交流する時、息子は「猫をかぶってるから」と言っていた。
実際そうなんだと思う。

でも、その経験を重ねていけば、徐々に被る猫の分厚さも変わってくるのではないか?

だから私は、自分の趣味であるトレッキングをしながら人との関わりを持つ機会を与えていきたいと思っていたのだ。

外に出る機会を作りたいと思っている息子に対して、私ができるのはこれだなと思ったから。

歩きたい道は決まっている。
「みちのく潮風トレイル」という青森、岩手、宮城、福島の沿岸を縦断している道。
海を見ながら歩ける約1000㎞の道。
自分の住む東北の道。
三陸復興の道。

そこをセクションハイクで歩きたい。

本当はぶっ通しで歩きたいと思っていた。
でも、セクションハイクで2年かけて歩いたご夫婦の話をしり、
「2年かけて歩くのも、いいな」
と感じた。

ゆっくり時間をかけて進む。

それが今の私にもだし、息子にとってもいいと思った。

息子がトレッキングが好きか?と聞かれたら、実際はそうではない。
でも、自然に入りその景色を堪能すること、知らない土地へ行くこと、は好き。
だから、その時との時の楽しみを見つけながら、時間をかけて進めばいいんじゃないか?

今週から、毎日外に少しずつ出る時間を作り始めた息子。
その延長線上で、トレッキングができたらいいなと思っている。

一応、昨日は「トレッキングに行こう」と提案したら「うん」と頷いてはいた。
もう7月、暑くなってきたから時期としては体力面を考えるとあまりよくないし、天気を見て行けそうな場所から少しずつやってみたいが、あまり無理はしない事にする。

ただ、この構想が浮かんでから、半年は経ってしまった気がするから、
いい加減始めないと。

まずは一歩踏み出すところから!

いいなと思ったら応援しよう!

さおり|自分を信じ、自分で人生の舵を切る あなたの心に響いたら、応援よろしくお願いします! 頂いたチップは、皆さんの幸せのために使わせていただきます!