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息子の気持ちに2年越しで気づき、出てきた涙そして希望

今日、ようやく勇気を振り絞って、地域の「ひきこもり相談」へ電話を入れた。

すごく勇気がいった。

でも、話をし終えて、電話を切った時、心が軽くなっていた。

息子は外に出たいと思っているが、人と話す事に壁があること。
もし、バイトに行くことになっても、指定された時間に耐えれるか分からないと言っていた事。

それを電話で伝えた。
「そのような気持ちになっていることは、素晴らしいことです。」そう言われた気がする。

そして、「バイトに行くことがゴールなのか、それともその前の段階のコミュニケーションのところに何かあるのか、まだ今の段階ではわかりませんが…」
「方法はいくらでもありますよ!」

その言葉を聞いた時に、目の前が明るくなった気がした。

そして、その後、何気なく見ていたYouTube。
ある人が過去の自分を話す場面があった。
それを見ていた時、急に2年前の息子の姿が脳裏に浮かんだ。

京都のお寺で、ランタンを飛ばすイベントがあったので参加した時のこと。
そのランタンに「願い事」を書いて飛ばすという企画だった。

その時息子が書いていた言葉

「バイトができるようになりたい」

書くときも私に見えないように、書いた後もその部分が見えないようにしてたのを覚えている。
空に放つときに、その言葉が一瞬だけ見えた。

「それが願いなんだ」
「叶うと良いよね」
その時の私は、そんな程度にしか思わなかった気がする。

でも今日、その時の姿、ランタンに書かれた言葉が脳裏に浮かんだ時、

「あの時、きっとそれよりも前からずっと、悩んで苦しんでたんだ。」

「なんであの時、私は気付いてあげれなかったんだろう、理解してあげれなかったのだろう…」

そう思ったのと同時に、涙が込み上げてきた。
すごく悔しくて、悲しくて、自分が情けなくなった。

でも、その涙とそれらの感情が出た後、
「今から未来に向かって動き出せばいい。」
そう気持ちが切り替わった。

夜、息子が部屋から出てきた後、声を掛けた。
「一緒に自販機にジュースを買いに行かない?」と。

その往復の数分間で、簡単に思いを伝えた。

私が今日感じたこと、
息子が何年も抱えてきたであろう苦しみ、
それに今日ようやく私が気付き、“何で今なんだ”と悲しくなったこと、
息子の地元には戻りたくないという強い思いの奥にある、とても辛く耐えがたかった経験、
そこにようやく気付けたこと、
これからは、希望に向かって進みたいこと、
だから、選択肢を増やしていきたいこと。

息子は苦笑いしながらも黙って聞いていた。

そして息子に聞いてみた。
「未来にこうなっていたらいいなというイメージは描ける?」と。

う~んと考え込んでしまった息子。未来のイメージは描けないようだった。

「でもきっと、相談に行くことで、未来が描けるようなきっかけが掴めるはず」
そう伝えた。
こくっと頷いていた。

息子と一緒に明るい未来に向かって、進んで行くこと。
それが私のやりたいことでもあり、生きる希望でもある。

明日から、生きていくのが楽しみになってきた。

だから、今日はゆっくり休もう。

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