ケアマネは「味方」なのだろうか― ケアマネのジレンマ⑤ ―
ケアマネの仕事をしていると、
時々こんな言葉を言われることがあります。
「ケアマネさんは、どっちの味方なんですか」
その言葉に、
すぐに答えられないことがあります。
誰の味方なのか
利用者
家族
医療
介護事業所
関わる人が増えるほど、
それぞれに立場があります。
そして、それぞれに
「こうしてほしい」という思いがあります。
利用者のために
ケアマネの仕事は、
利用者の生活を支えることです。
そのために、
必要なサービスを考え、
関係者と調整をしていきます。
その視点に立てば、
答えは一つのようにも思えます。
現場の中で
ただ、現場では、
それだけでは進まないこともあります。
家族の思い
医療の判断
事業所の事情
それぞれが現実として存在しています。
その中で、
どこに立つのかを考える場面があります。
味方という言葉
「味方」という言葉は、
とても分かりやすい言葉です。
だからこそ、
その言葉に違和感を持つこともあります。
誰かの味方になるということは、
誰かの反対側に立つことでもあります。
ケアマネの立ち位置
ケアマネは、
誰か一人のためだけに動く仕事ではありません。
関係する人たちの中で、
利用者の生活がどう続いていくかを考えます。
その中で、
時には利用者の意向と違う選択肢を
提示することもあります。
それでも、
それが必要だと感じる場面があります。
本当の意味での味方
ケアマネは、
味方なのでしょうか。
それとも、
違う立場なのでしょうか。
その答えは、
一つではないのかもしれません。
ただ、
利用者の生活が続いていくことを
考え続けること。
それが、
この仕事の軸なのだと思います。
ケアマネのジレンマシリーズ
① ケアマネは「お客を連れてくる人」なのだろうか
② ケアマネは「断れない仕事」なのだろうか
③ ケアマネは「調整役」なのだろうか
https://note.com/preview/nc8e3191a7852?prev_access_key=bec3432b5a6683d35bf0079c4c65dce3
④ ケアマネは「責任者」なのだろうか
https://note.com/preview/nf9bb30662ee4?prev_access_key=0ee3bba193e5ebc87d954105795a8643
⑤ ケアマネは「味方」なのだろうか(この記事)
医療と福祉の現場で感じたことを、
これからも少しずつ書いていこうと思います。
固定記事
