【#1】ペルー旅行記🇵🇪 東京→クスコ (Day1〜Day2)
0. はじめに
昨日の夕方、日本へ帰国した。心地良い春が出迎えてくれることを期待したが、雨と冷え込みが厳しく、南米との気温差で風邪を引きそうになった。花粉は少しマシになったと信じたい。
筆不精な自分が今回の旅をnoteに残そうと思ったのは、2週間にわたる濃密でハードな旅を記録しておきたいと望むだけでなく、後続の日本人旅行者にとって少しでも参考になる情報があればというささやかな願いである。
今回の旅で準備するにあたり、直近で🇵🇪を訪問した日本人旅行者のブログが少ないこともあり、自分は情報収集にかなり苦労した。結構メジャー寄りな国であるとは思っていたが、なんとあの「地球の歩き方」ですらも南米編は2020-21が最新版なのだ。需要がないのだろうか😢
ブログが多く残されているコロナ禍以前と比較すると随所にアップデートが見られたため、2025年3月時点の現地情報をお届けできればと思い書き始めた次第である。
稚拙な文章にもかかわらず読んで下さる方に感謝を。
快適な🇵🇪旅になりますように!
1. 前提条件
まず、自分は年1回ペースで海外旅行に行っているが、今回の🇵🇪旅が歴代で1番ハードであったのは間違いない。ベテラントラベラーにとっては比較的イージーな国なのかもしれないが、見習いの自分には死活問題だらけだった。具体的には以下3点である。
① 英語が基本通じない
今まで訪問した国は全て英語圏か、もしくは観光地やホテルの人間は英語が通じることがほとんどだった。しかし今回旅する🇵🇪は自分にとって初のスペイン語圏であり、一部を除いて英語がほぼ通じなかったのはカルチャーショックだった。海外の旅行者が日本を訪問した際も同様の衝撃を受けているのは想像に難くない。
② 乗り物酔いリスク
地理的事情なのか鉄道網があまり発展しておらず、飛行機を除けば基本的な移動手段がバスに限られている。
ただ🇵🇪という国は広大な国土故にバス移動の距離が非常に長く、整備されていない道が多いこともあって、バス移動の際は常に乗り物酔いに怯えることになる。
さらに、都市部を除けば信号が設置されていないエリアが大半のため、現地民の運転はアドリブでかなり荒め。三半規管弱者には地獄の環境だ。
③ 高山病との戦い
今回の最難関。リマやナスカなど、比較的海岸沿いのエリアのみを訪問するのであれば特に気にする必要はないのだが、多くの旅人が目指すであろうマチュピチュやクスコといった古都は、標高3000m近くに位置する高山都市である。
特にクスコへ行く際は、他の国内都市から飛行機で直接飛ぶケースが多いため、特に対策していなければ体を標高に慣らす暇もなく、高山病発症でThe ENDとなってしまう😱

2. 事前準備リスト
上記の注意事項を踏まえ、万事が適当な自分にしては珍しく1ヶ月前から入念に準備を行った。以下5点である。
①ツアー予約
基本的に海外旅行はフリーで回りたい派ではあるが、今回はガイド付きでないと入れないスポットが多いことや、バス移動の手配が面倒なことから、オプショナルツアーを複数入れた。
ちなみに友人Tと2人で行ったのだが、飛行機やバスなど移動系の手配は自分、ホテルやツアーはTという形で分担した。✈️2人分の立替額えげつない…
② ESTA申請
日本から🇵🇪への直行便はなく、基本的にアメリカ経由する形になるので必要(申請費21USドル)。なお、かつて申請したことがあるにも関わらず、情弱すぎて代理申請サイトで申し込み、本来の8倍近く払ってしまった( ; ; ) 急いで返金申請して何とかなったが、こんな愚かな轍は踏まないように…

③薬
用意したのは以下の薬。ちなみにかかったのは東京ビジネスクリニックのトラベル外来。
◼️外来で処方してもらった💊
・ダイアモックス
高山病対策。現地到着の24時間前から、12時間ご
とに計8回服用する。
・カロナール
頭痛薬。結局使わず。
・メトクロプラミド
吐き気どめ。結局使わず。
◼️薬局で揃えた💊
・アネロン ニスキャップ
乗り物酔い対策。これ選んだの大正解で、三半規管
弱者の自分でも余裕こいてバスの中でスマホいじれ
るくらい効力あった。ちなみにTが持参したトラベ
ルミンは雑魚すぎて、終始グロッキーだった。
・ロキソニン
念のため。結局使わず。
基本的にはダイアモックスとアネロンがあれば問題ないと思う。帰国後に眼科医の友達と話していたら、本来ダイアモックスは眼圧を下げて緑内障の悪化とかを防ぐ薬らしい。俺に言ってくれれば福利厚生使って実質タダで処方できたのにと悔しがっていた。医者の友達がいたらお願いしてみよう。

④語学対策
どうやら英語が通じないということで、最低限のスペイン語は学んでおこうと思い、Duolingo🦉をちょこちょこ触っていた。ただ、結局現地で使っていたのは以下の5フレーズくらいで、あとは英語のゴリ押しでなんとかなった。
・Hola!
こんにちは。基本的にこれで話しかける。
・Buenos días!
おはよう。上に同じ。
・Gracias!
ありがとう。死ぬほど言った。
・Por favor!
お願いします。注文の最後とかによく言ってた。
・Vamos!
行くぞ!汎用スペイン語。

⑤その他
あとは2週間の長期滞在なので服とか下着とか足りない分をユニクロで買い揃えた。wifiについては、現地でSIMを調達するのが面倒だったので、docomoの世界そのままギガプラン(eSIMに該当?)を契約。2週間で1万弱といったところ。
今回は長距離移動が多いので、使い心地が良いと噂のネックピローも買ってみた。実際に使ってみた感想としては、ないよりはマシってレベルで、別に必須って感じもしなかった…

ミレニアム・ファルコンみたいな形状でカッコいい
以下参考までに自分が用意した持ち物の✔︎リスト。
•パスポート
•航空券控え
•財布
•スマホ
•社給スマホ(旅先で開こうと思ったが結局開かず😆)
•充電器(🇵🇪は日本と同じAタイプのコンセントが多いので、変換プラグ不要)
•モバイルバッテリー
•イヤホン
•薬
•目薬
•シャンプー、石鹸
•歯ブラシ、歯磨き粉
•カミソリ
•コンタクト
•眼鏡
•ロングT×7
•半袖T×4
•ダウンジャケット
•ウインドブレーカー
•パーカー
•ズボン×3
•下着
•パジャマ
•靴下
•本×4(飛行機がかなり揺れて結局1冊も読めず😢)
•地球の歩き方
•ポンチョ
•折り畳み傘
•日焼け止め
•帽子
•サングラス🕶️(かなり大事)
•除菌シート
•ティッシュ
•エネルギージェル
•おにぎりの素(現地宿に湯沸器がなく無用の長物に)
•ネックピロー
3. いざ出発!(東京→NY→リマ→クスコ)
1. 東京→NY
出発日、日本はあいにくの雨。
雨でシューズが浸水し、替えの靴を持ってこなかったことをさっそく後悔。
羽田でTと合流し、まず最初に5万円を米ドルに両替する。事前調べでは、現地で米ドルを使えるからソルは少しあれば十分と書いてあったが、実際は逆で米ドルを使うタイミングは一回も訪れなかった。
また、カードで決済すると手数料を上乗せされることもしばしばだったので、ソルのキャッシュを多めに用意しておいたほうがベターだと思う。
あとはセブンで日本のお菓子を腰兵糧として買い込んだ。ハイチュウ、フリスク、vc-3000のど飴など。中本のカップ麺も買うか悩んだが、荷物スペース的に余裕がなさそうだったので断念。

ガチで美味い
今回は自分史上初めてとなるコードシェア+乗り継ぎの便を予約していたので、トラブルなくたどり着けるか不安を抱えていたのだが、案の定最初のトラブル発生。
「出発時刻30分早まってね?」
出発便一覧を見ていたTが気付き、既に搭乗締め切りまで10分もないことが発覚。豚カツを悠々食べていたのが仇となり、旅の最初から荷物を抱えてダッシュする羽目に。
てか出発が遅れるのはざらにあるけど、連絡もなしに30分早まるなんてアリなのかよ!間に合わない人普通にいるだろ!と毒づきながら、ぎりぎり搭乗ゲートに滑り込む。係員の誘導に従い、手荷物検査で空いているゲートに移動していなければ100%乗り遅れていただろう。南無三。
東京→NYはアメリカン航空の便に搭乗。
しかし離陸早々乱気流に巻きこまれたことで激しい吐き気に見舞われ、読書どころではなくなった。飛行機で酔うのは初めて。先が思いやられる…
そしてもう一つ忘れていたのがダイアモックス。クスコ到着の24時間前であれば、本来は飛行機に乗る前に服用している必要があるのだが、出発時刻が巻いたバタバタですっかり忘れていた。
真ん中の座席に座る自分が通路に出て荷物棚から💊を取り出すためには、隣の客に声をかけて立ってもらわなければいけないのだが、機内が暗くなり周りも就寝している空気感だったから、日本人を発揮してしばらくモジモジしていた。
しかし現地に着いてから地獄を見るよりはマシということで意を決し、眠そうな隣人を起こして無事💊を服用できた。後から聞くとTも服用を忘れていたが、そのまま寝てしまったそう。結果的にはこれが初日からの行動量に差をつけることとなった。

これを荷物から取り出すのを見て隣の外国人は呆れていた
2. NY→リマ
13時間のフライトを終え、JFK国際空港に到着。
入国審査のゲートを抜けると、re-checkゾーンで係員に呼び止められ、半ば強引に荷物を回収された。てっきり乗り継ぎ便のチェックイン時に再度預けるものだと思っていたので困惑。乗り継ぎ初心者すぎて、恥ずかしながらこれが正しいプロセスだと知らず…
スーツケースのタグも確認せず、なぜ係員は直行便の客にまぎれた俺たちを1発で乗り継ぎ客だと分かったんだ?と首をひねりつつも、仕方ないので次に搭乗するLATAM航空のカウンターに向かう。
チェックイン後、エアインディアのラウンジで3時間ほど待機。ゴミが放置されているテーブルが多く、充電できる席も壁沿いに偏っており、居心地はそんなに良くなかった。

カップヌードルやコーラでさえ美味しくない😢
そして第2のハプニング発生。
ラウンジを出て搭乗ゲート近くの席でグダっていたところ、何故か場内アナウンスで自分とTの名前が呼ばれていた。よく聞くと、こちらもまた直前にゲートが変更され、搭乗締め切りが早まっている!慌てて寝ているTを叩き起こしダッシュ。ゲート確認してなかったのはこちらの不注意だけど、フライト巻くときはせめてメールとかで連絡してくれよ😡
先ほどのアメリカン航空とは打ってかわり、NY→リマはかなり快適な空の旅だった。LATAMの機内照明が暖色なので不思議と落ち着く。ダイアモックス2錠目を飲み、ゆっくりと眠りについた。
3. リマ→クスコ
8時間後、無事リマに到着!
朝7時ながら猛烈に暑く、ようやく南米に来たんだなと実感。いつのまにかTは長袖長ズボンから半袖短パンへと華麗な変身を遂げていた。
ホルヘ・チャベス国際空港は、国内線と国際線が同じターミナルなのでめちゃくちゃ混んでいる。また、チェックインカウンターも両サイドを簡易的なゲートで仕切られており、中に入るためには警備員に航空券の控えを見せなければいけないので大渋滞している。このシステムいらないだろ。
次の移動はリマ→クスコの国内便で1時間半のフライトなので比較的気が楽だった。とはいえ、こんな短期間で3回も連続して飛行機に乗るのは初めてである。目まぐるしいことこの上ない。

チェックインを終え、今度こそ失敗するまいとゲートと搭乗時刻を何度も確認する。すると3度目も直前でゲートが変更されていた!やはり海外は余裕を持って予定を立てなければと、気を引き締めるのに良い往路となった。

ソイジョイの下位互換といったところか
そして1時間半後、眼下に見えてきたのは山間部に広がる広大な街クスコである。街のど真ん中に空港の滑走路が位置するというスリリングな都市設計。ほとんどの建物が赤い粘土の屋根で統一されているのが印象的だ。

東京からここまで足掛け30時間。地球の裏側に鎮座するのはいったいどんな街なんだろうと胸を躍らせ、いよいよクスコに降り立つ。
#2につづく
