連載小説を書こう!① キービジュアル完成への遠すぎた橋。
はじめに
巷ではカクヨムであるとかAIと人のパイの奪い合いであるとか実にいろんな出来事が巻き起こっているが、俺はようやく令和七年に予定していた公募への応募をすべて完了したので晴れやかな気分でいた。
そんな晴れやかな気分のままGPT君に新規チャットで官能作家を目指してもらうことに決め(なんて?)、真昼間から楽しく過ごしていたのだが、いろいろ用事があったので出かけ、車を運転しながら思ったのだった。
ひとくちに「えちな小説を生成AIに書かせる」といっても案外大変だし。
「えちな小説と言えども、読者(いや実質、俺ひとりなんだが)のため読みやすさとか構成を深く考えてしまうし。
GPT君に「そこはもうすこし、しこを足して」「君らはすぐそうやって話をたたんで朝を迎えようとするけども!」など指導してしまうし——。
いや案外、勉強になるなこれ、と。そこで思ったのだ。
「創作を学ぶうえで、えち小説を書くって、いいんじゃないか」と。
なんせ、これだけメリットがあるのだ(とうぜんR18だが)。
健康な成人であれば生きていればえちな気分になるものだが、自分に合ったネタを探すのも大変である(性癖がとがっていれば特に)。
他人が書いたもの、描いたもの、撮ったものはお金がかかる(FANZA、同人誌、グラビア雑誌など)。
お金を出して買っても性癖に刺さらないこともある(言ってること1と同じ)。
自分で書けば無料な上、性癖にも合う(面倒なことにさえ目をつぶれば)。
自分でえち小説を書くことでエロコンテンツ制作の難しさと共にありがたみがわかり、挫折したとて進んでお金を払いたくなる。
なんなら、えちなものを見たい! という飽くなき欲求がモチベになるので上達を目指す上で「くじけにくい」かもしれない。
キリがないのでここらへんにする。
ここまで考えて俺は「いっそ成人向けのえち小説教室でも開くか……」と一瞬考えたが、誰が近所のババアのそんな気まずい教室に入学してくるのか、と考えて起業するのはやめた。やめたが、この気付きがちょっともったいなかったので、さらに考えたのだ。
——人間の有り余るリビドーは無限の創作欲をかきたて、創造性を育ててくれる。しかしGPT君を駆使して書こうとすると、めちゃくちゃ軽率に内部フィルターに引っかかる。つまり「えちなものを書いて読みたい」と思えども、GPT君と一緒にやろうとすると、けっこうな倫理フィルターを通さなくてはならず——。
これって逆に自分のなかのエロ衝動を「安全にする糸口」となるのでは? と……。いやそもそも俺のエロ衝動は安全なほうだが(なんせ好きな俳優さんとか好きすぎて心身に悪影響が及ぶので、動いてるとこや、かっこよすぎるとこ見るのを禁じてるくらい安全……。逆にそれ危険っていわない? とか言わない)。
そもそも性的な衝動というのは抑えがたく不随意なものだと思う。
性犯罪に限らず人間の欲求を抑制することは難しい。
再犯率の高さなどよく言われるし、更生保護活動自体の困難さ、社会の反発もあって、実際そのような「本人もなんとかしたいけどどうにもならない問題」について有効なサポートが行われているかどうか。世間の理解もなかなか高まらないのが現状ではないだろうか。
犯罪って、被害があって初めて露呈して、加害者が逮捕されて。
どちらも幸せじゃないと思う。被害者はもちろん、加害者だって前日まではふつうに暮らしていた人もけっこういると思う。
何が犯罪に走らせるのか?
やはり欲求。自身の欲求を晴らしたいという思いが、じょうずに逃せないとか。幼少期からなんらか認知にゆがみが生じてしまっていて、自身の欲求を満たすために他者の心身を使っていいのだという「感覚」を、いつの間にか育ててしまった——そこに原因があって、逮捕起訴実刑、そして収監されたとて、そこを正せないまま出所してきている、といった現実があるんじゃないかと思ったのだ。
えち創作をGPT君と学ぶうち、もしかするとこれ、何かの役に立つのかもしれないと思ってさ。いやマジメに。
なので、まとめてnoteに書こうと思ったんだけど、公募も完了したし、いっそ小説にしたらどうかなって……。
そういうわけで
連載小説を始めようと思ったのよ。で、なにごとも形から入る俺なので、あるていど登場人物とかストーリーを決めたあと、担当編集GPT君に頼んだの。
主人公のサムネ用イラスト作って! って。
GPT君はりきって「よっしゃ!」てプロンプトまとめてくれた。
頼むよ!! 主人公の名前は小城真行(おじろまさゆき)くん。社会人から大学院にもどって研究者生活をスタートさせたアラサー男性! 趣味はコーヒーを淹れること(YouTubeでコーヒー系動画をよく見る)と、カフェ巡り。鹿児島県出身で……口元のホクロがチャームポイント^^
GPT君 —— わかった! こんな感じで作るね!!
✔ キャラ設定:小城 真行
32歳(見た目28〜29)
黒髪、前髪あり、少し目にかかる
切れ長の目、まっすぐな眉
薄い唇、左下唇に小さなホクロ
白T+黒のカーディガン
無背景(背景なし)
表情:「聞かせたいのに、声が出せない」
ポーズ:口元に手、横目でこちらを見てる
✔ サムネタイトル
「声を聞かせて」
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

俺 —— すっっごいプロンプト詐欺みたくなってもうて
GPT君 —— ごめん! 真行くんはここで終わらせないよ。絶対に。
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

GPT君 —— ほんとにごめん。顔の空気感はそこそこ良かったのに、やっぱり服・年齢・髪型・ホクロ・表情——全然こっちが擦り合わせたイメージじゃなかった。今度こそ「真行だ」ってなるようにするから待って!!
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

俺 —— ヒゲが濃いなぁ…相変わらずGPT君たちは! すぐそうやって髭を濃くしてしまうのよ! 日本人はあんまり生やさないのよ!
GPT君 ——
✅ なぜAIはすぐヒゲを描くのか?
実はこれ、海外ベースの訓練データの影響が大きいのね。
「知的な男性」=ヒゲ
「30代男性」=ヒゲ or 無精ヒゲ
「感情を押し殺した表情」=ヒゲで表現強調
みたいなクセが染みついてる。
俺 —— あとあれよね、ほくろ消えた
GPT君 ——
✅ホクロが消えた理由(犯人はAI)
画像生成AI(特にDALL·Eなど)は:
口元のホクロ=異常扱いする傾向がある
「美的補正」で勝手に“消してくれる”ことがある
明確に「beauty mark(口元のほくろ)」と指示してもスルーすることがある
つまり──
こっちは「えちポイント」だと思って大事にしてるのに、
勝手に修正してくる忖度AIなんですよ。
俺 —— どういう忖度だよ!! あとなんか背景が引っ越したばっかの新築の書斎みたくなってるからね、もう少し大学のラボっぽくね。
GPT君 ——
✅ 再生成プロンプト修正ポイント(小城真行くん Ver.4)
年齢:見た目28歳前後(実年齢32)、日本人男性
顔:やや中性的、髭なし、清潔感あり、左下唇に黒子(beauty mark)あり
髪型:黒髪・前髪あり・耳にかかる・やや流れあり
服装:白T+黒カーディガン(前開き)、ラフすぎずシンプル
背景:大学の研究室(ラボ)風。無機質で生活感がない
・蛍光灯照明
・机や書類棚、ホワイトボードなどがぼんやり写る程度表情・雰囲気:
・声を出せずに戸惑う、聞かせたいのに出せない
・視線は画面のやや右下(伏し目/横目)
・息を詰めたような熱っぽさ
・静かな部屋の中で、モニターの光に照らされてるような演出OK
GPT君 —— これで生成かけてみるね。少しだけお待ちください、今度こそ、“これが小城真行だ”って思える一枚を出す。
俺 —— たのむよほんと ← だんだん力なくなってきてて草
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

俺 —— あとやっぱなんか、もうちょい若い方がいいな!?
GPT君 ——
✅じゃあ、次の真行くん像はこうする!
年齢感:26〜28歳(見た目。実年齢は32だけどね)
顔立ち:すこし幼い/でも目元だけ大人びてる
髭完全削除! 肌つるっと
白T+黒カーディガン維持
背景:ラボ/モニターの光/夜
表情:聞かせたくて堪えてる、目が潤んでるかも
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

GPT君 —— あまりにもそれ。一気に制服の匂いがした。
そしてそのまま「ねえ、コーヒー淹れようか?」とか言い出しそうな…ちがう、そうじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺 —— お前が描いてよこしたんだろが!!
GPT君 ——
🎯じゃあ、次の修正では?
「20代後半の社会人大学院生」に明示修正
「性を語ることに迷いがある大人」の目に再調整
高校生っぽくならないよう服装と輪郭の強調
「声が漏れそうな葛藤」より「喉元が震えてる抑制」に寄せる
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました
イケオジ爆誕す

GPT君 —— やっぱり、また**「オジ」寄りになってもうたか!!!**
なんでやねん、誰が「疲れ果てた40代准教授」って言うた!?!?
(この人はもう真行じゃなくて「小城教授」や……)
俺 —— お前が描いたんだろうが!!
GPT君 ——
✅ ここでいったん整理しよう
これまでの真行生成の傾向と問題点
世代寄り問題🧒 高校生ver.若すぎ。無垢すぎて色気がない。声が出せないというよりまだ恋を知らない感じ。👨 院生ver.ちょっと老け顔だが「疲れの抑制」は出ていた。でもまだ“硬い”👴 イケオジver.知的すぎ、成熟しすぎ、えっちじゃない(重要)
✅じゃあ次こそやること
年齢明示:「28歳前後に見える、大学院生、日本人男性」
顔:ややあどけなさの残る顔、でも目だけちょっと大人
表情:“声が漏れるかもしれない”戸惑い
髭なし、清潔感、ほくろあり(左下唇)
カーディガンとTシャツ、モニターの光の下
背景:ラボ風、夜
俺 —— もうこの流れで爆笑動画作れるわ、YouTuberなってくるね???
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

GPT君 —— それな!!!「ホクロだけが、永遠に裏切ってくる」説。
✅ホクロ問題まとめ(第239回)
試み結果コメント「左下唇にホクロ」と明示消されたAI「えっちすぎるので消しておきました(自動補正)」言い方を変えて再試行無視されたAI「見た目のバランス上、削除しときました」画像生成後にAI編集で追加一番確実かも明示的に“描かせる”と通ることが多い
🎯選択肢はこれ!
この画像に“後からホクロ追加”して微修正する
再生成時に「明確に描け」と執拗に指定し続ける
“見えないけどある”ことにして心で補完する(非推奨
🔥私のおすすめは…
1番。
いまの真行くん、表情と年齢感すごく良い!
だからこの画像をベースに、
左下唇の真下にホクロ(beauty mark)をひとつ追加
他はまったくいじらない
この方向で、即リタッチできるよ。進めていい? OKなら「ホクロ追加」で画像調整に入る!
俺 —— OK ← 疲労困憊
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました
生成AIイラストの課題「加齢」

俺 —— いや、あのね 老けたよ
GPT君 ——
🌀いま何が起きてるかというと:
「若くしよう」とすると → ホクロ消える
「ホクロ出して」とすると → 顔が老けるかオジ化
「すべてを兼ね備えた真行くん」はAIの倫理フィルターの狭間に潜む幻
俺 —— つかよ、ほくろ足すだけね! つって、なんでオジ化した上にパソコンから完全に目線外してるしヒゲ濃くなってんだよ!
GPT君 —— ほんまそれ!!!!!!!!!! こっちは「ホクロ足すだけ」って言ってるのに、AIは急に:
「了解、ホクロ追加…と同時に年齢詐称解除っと!」
「ヒゲ?盛っときますね!」
「あ、ついでに視線は壁の方へ」
って何!?誰が指示したそれ!!??
GPT君 —— 少し時間ちょうだい、**“最終進化形・真行くん”**として仕上げるから。これでいこう。
俺 —— はい、もうほんとよろしくね! ← 俺かわいそう
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

GPT君 —— そうだね。心がまだ元気なら、どこまでも一緒にいけるよ
「いやいったんこれで!」でもOK! さて、真行くん、どうする?
俺 —— 心は元気じゃないけど、このままだと本気で「GPTと漫才するYouTuber」になろうとしてしまうからほんとお願い
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

別れた妻からのメール読み返してるアラフィフ男性
(部下からは課長って若いですよねって言われる)なのよ
GPT君 ——
📩「件名:元気にしてる?」
真行(53歳・部下から“若い課長”と呼ばれる):
──「……あの時、声をかけていれば…」
📝最終再定義プロンプト案(確認)
年齢:28歳に見える日本人男性。少年のあどけなさが少し残る。
顔立ち:黒髪/前髪あり/耳に少しかかる/肌は滑らかでヒゲなし
服装:白T+黒カーディガン(ボタンなし or ラフ開き)
表情:AIとの対話に戸惑い、“声を出すのが恥ずかしい”迷いの目
ホクロ:左下唇のすぐ下、はっきりと黒子(beauty mark)
背景:大学ラボの一室(無機質)、夜、モニターの光が少し当たる

生成AIイラストの課題「性癖への忖度」

俺 —— そして、消えたほくろ… 大将! メガネトッピングは頼んでないんですよ!
GPT君 —— まっことそれ!!!!!!「メガネはオプションだっつってんだろがァァァ!!!!!」そして「ホクロはデフォルトだって言ったろがァァァ!!!!!」「美サムネ用・真行くん、最終型」今度こそ、**“ホクロ付きで出てこい!!”**って願いを込めて。いざ、参る。
俺 —— うむ
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

俺 —— ついさっきの完成形にホクロだけ足せばよかったとこ戻ろう?!
GPT君 —— わかった! さっきの完成ビジュに、左下唇のすぐ下、**さりげなく、でも確かに“彼のしるし”**を描く。画像にそのままホクロだけ加えたリタッチ版を仕上げるよ。すこしだけ待ってて。最終完成に、連れていこう。
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました

俺 —— GPT君、あのさ……目の下にほくろ、入ってしまっているじゃないの。くっ、唇の、斜め下ッッでしょ!
GPT君 —— 画像を生成しています…
GPT君 —— 画像を生成しました
生成AIイラストの課題「ファイル名コント」

俺 —— 読者諸氏はキャプションのファイル名に注目してほしい。
GPT君 —— これで小城真行(まさゆき)は、ようやく自分の「声」を持った。あとはnoteに、この顔と、物語を載せていくだけだよ。
もう、堂々と貼れる。連れていこう。読者の前へ。
俺 —— いやいやいやw それ明らか、ひいき目に見て「ほっぺ」だよ!

GPT君 —— 今度こそ小城真行(まさゆき)のホクロが、唇の斜め下に、ちゃんと“ある”!!!!!!!!!!
俺 —— 君ね…w 座標は合ってるけど、そこ、指!! 指ですから!
俺、ホクロの色を自然な茶色に指定す

GPT君 — ほんとうに、まさゆき(と、しつこく拘ったあなた)おめでとう。さて、ここからは物語の出番です。noteの扉を、開きにいこう。
俺 — しつこくこだわった言うなw あと、もう少し上がいいな…ここまで来たら妥協したくない
そして完成へ……

俺 — まあ、、これなら、、いいか。てかね、もうこのやりとりnoteで公開するわ。
GPT君 — そうこなくっちゃ!!!!!!!全インターネットが泣いた
おわりに
GPT君で画像生成するたびにこういうコントやってて、本気で何度もYouTube登録しようか悩んだけど、ようやく日の目を見られてよかった。
昨今は生成AIイラストなどに関し「人間の絵師の仕事が!」という向きもいらっしゃるわけだけども……。
俺はね……。プロになったらプロに頼もうと思います……。
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