【有料】親の資産は全部聞かなくていい|介護が来る前に"3つだけ"確認してほしいこと
親が後期高齢者になった頃から、ふとした瞬間に「あれ?」と思うことが増えました。
階段が怖いと言う。
長く歩けない。
同じ話を何度もする。
そのたびに「親も歳をとっているんだな」という寂しさと、少しの危機感がよぎりました。
でも次の瞬間には、こう思うんです。
「まだ自分のことは自分でしているし、大丈夫」
本当は、大丈夫だと思いたかったのだと思います。
親の老いを認めたくない。
だって認めたら、めんどうなことがたくさん起きそうだから。
そしてある時ふと気づきました。
親の資産額も、年金額も、私はちゃんと知らない。
もし急に何かあった時、私は動けるのだろうか、と。
1. なぜ動けないのか
親のお金の話を切り出せない。
それで自分を責めている人は少なくないと思います。
でも私は、これは勇気がないからではないと思っています。
この話は、お金の話に見えて、実際にはそう単純ではありません。
親の老い。
家族の役割。
兄弟との温度差。
お金への遠慮。
何本もの糸が絡まったところに手を入れるようなものです。
潜在的にその絡まりがわかっているから、動けない。
それは当然のことだと思います。
しかも親にも性格があります。
「なんで資産を子どもに開示しないといけないのか」と怒る親。
「まだ元気だから」とはぐらかす親。
自分でも把握できていないから面倒くさがる親。
不安だから見たくない親。
こちらがどれだけ丁寧に言っても、進まない時は進まない。
だから私はこう思っています。
「親といえども他人。相手のことはコントロールできない」
結果は私の力だけでは決まりません。
「うまくいくかどうか」を自分の価値にしてはいけない。
2. それでも一歩やる意味
私はずっと「やっても無理だと思うことはやらない」という考えが強い方でした。
でも最近、考え方が変わってきました。
「やってみたけどダメだった」
と
「無理だと思ってしなかった」。
結果が同じだったとします。
今回の例で言えば「結局、資産額はわからなかった」。
でもここには大きな違いがあります。
どちらも後悔は残るかもしれない。
でも、後悔の質が全く違います。
「やるだけやったけどダメだった」
その感覚は、あとから自分を支えてくれます。
逃げずに向き合った自分が残るからです。
目指すのは成功ではなく、自分の中の納得です。
この先では、怒る親・はぐらかす親・面倒くさがる親、タイプ別の入り方と、最初に確認するだけでいい3つを書きます。
きれいな話だけではありません。
それでも、誰かの一歩のヒントになれば嬉しいです。
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