短歌15.行く春に追いつくことなどあるものか✧♡
去年から今年にかけて作った20首詠を一首ずつ紹介するシリーズ。
第15回目( ´艸`)
投稿しながら、自分の短歌の1年を振り返っている。コメントを頂き、コメント欄が短歌会で、互いの歌の鑑賞をするような様相を呈してきているのが嬉しく楽しい。短歌を提出しているのが自分だけだから、一方的に私の歌が鑑賞されているだけではあるが、受け取った人の鑑賞文に、またその人らしい美しい言葉や優しい言葉、体験などが垣間見えて、よりいっそう親しみを感じる。
実際の短歌の会もそうなのだ。
いつもお母様の長寿を寿ぐ短歌を詠む人。ダンディな旦那様がちらりと姿を見せる短歌。どこかユーモアを漂わせて、面白い言葉で楽しく詠む人。いつも題材が食べ物なのはもしかして食いしん坊なのかしら、という人。庭でカエルが腕に飛び乗り、兄の魂か?と思っている人。必ず干し柿を作る人。
初めは全く知らない同志だったが、次第に、名前を隠した短歌に票を入れる時、これはあの人だろうかと予想をつけたり、外れたりしている。
徐々に大切な仲間になっているような気がするのである。
note上でも、そんな読書会とか短歌会ができるような気がするなあ( ´艸`)
今、ここまで書いてきて、実際にnoteの記事を読み合って、コメントし合う関係も、すでに、そういうことが起きているのだと確信した( ´艸`)
はい、楽しく脱線しておりますw。
春がえんぶりでたたき起こされ、雪が消え、植物が次第に芽吹き始め、桜のつぼみが日増しににぎやかに空間を埋め始める。
4月生まれの牡羊族の私は、自分の生まれたこの季節が大好きで、春の喜びがピークを迎えて桜がほころぶが、そこからが、一気( ゚Д゚)!
そんな記事を昔書いたことを思い出して探して読んでみた。
そうだそうだ!
面白いことにこの記事でkimura noriakiさんと江口敬さんという2人の写真家の春の競演を目撃していたのだ。お二人の記事にインスパイアされて、この記事を書いたことを思い出した。
特に印象に残ったのがお二人の言葉。
桜が咲くと気持ちが焦るのです
春が、速い。
桜を筆頭に、開花したと思ったら、一気にトップスピードまで駆け上がってきた。
たぶん、もう、追い抜かれている。
御二人の写真も素晴らしいのだが、また言葉も写真のように的確に感情を捉えているところに魅力がある。写真が好きな方は是非、私の記事をクリックしてお二人に出会っていただきたい。
春に、焦る。
春は、早い。
春に、追い抜かれていく。
春は、逃げていく。
私はしばらく春を追う。
いやあ、完璧、御二人の文をパクってる( ´艸`)
この年はほんとうに桜が素晴らしく、ゆったりと桜を追った。そして、ある日、ぽん、と思った言葉を短歌にした。
15.行く春に追いつくことなどあるものか二人並んで静かに老いる
すごく春を追ってみて、ある日、ちょっと諦めた?
諦めたら、その瞬間、大いに年を取った気がして( ´艸`)
若い時は春を追うかもしれない。
でも、春を追わずにただ笑って眺めていてもいいなと思ったのだ。
その数日後、2人の老夫婦を見かけて写真を撮った。

どこのどなたか知りませんが、勝手に写真を撮った( ´艸`)
でも、素敵な御二人である。
たぶん、桜が見ごろの時期に、外で珈琲でも飲もうかと、旦那さんが奥さんを連れてきたような雰囲気。
髪の色も服装もグレイで、なんだか、計算したようにグレイな2人。
自由人の自由詩にも載せていた。
今、この記事を読みなおしてみると、凄い、エネルギーを感じた。
短歌を創りまくっている。
2人静かに老いている場合じゃない( ´艸`)
ほぼ、一年前だけど、そういう自分を忘れている私って一体( ゚Д゚)?
人は瞬間瞬間、持っているエネルギーで、そのパラレルワールドを移り変わっているようだ。
今年の私と別人だった✧♡

