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登山装備から考える防災リスト〜PDFリスト付き〜

登山装備から考える防災リスト


山に行く人も、行かない人も。

「もしものとき」に役立つものを、登山装備から考えてみました。

災害への備えをしようと思ったとき、

「防災リュックを買わなきゃ」
「非常食を用意しなきゃ」
「防災グッズって、何を揃えればいいんだろう?」

そんなふうに考える人も多いと思います。

でも、私は登山をしてきた中で、ふと気づきました。

登山の装備って、実は防災にもかなり使えます。

山では、

  • 電気がない

  • 水道がない

  • コンビニがない

  • トイレが近くにない

  • 天候が急変する

  • 道がなくなることもある

  • 自分で判断して行動しなければならない

という、「普段の暮らしとは違う環境」に身を置きます。

だからこそ登山では、

「生きるために最低限必要なものは何か?」

を自然と考えるようになります。

これは災害が起きたときにも、そのまま役立つ視点です。

このリストでは、一般的な防災グッズをただ並べるのではなく、

「登山装備なら、これが防災ではこう役立つ」

という視点から整理してみました。

01|まずは「生きるための優先順位」を知る

災害時に必要なものを考えるとき、全部を一度に揃えようとすると大変です。

そこで、登山と同じように優先順位をつけます。

私が考える基本は、

① 身体を守る

② 水分を確保する

③ 体温を守る

④ 食べる

⑤ 情報を得る

⑥ 排泄・衛生を保つ

⑦ 移動・生活する

です。

防災というと「非常食」に目が行きがちですが、

食べることだけが防災ではありません。

むしろ災害直後は、

「ケガをしない」
「体温を失わない」
「水分を確保する」
「情報を得る」

ことも、とても大切です。

02|登山ザック → 防災リュック

登山では、必要なものをザックに入れて持ち運びます。

防災でも、

「これだけ持って逃げれば最低限はなんとかなる」

というバッグを一つ作っておくと安心です。

防災リュック CHECK LIST

□ リュック・ザック
□ 飲料水
□ 非常食・行動食
□ モバイルバッテリー
□ 懐中電灯・ヘッドライト
□ 予備電池
□ ホイッスル
□ 救急セット
□ 常備薬
□ マスク
□ タオル
□ ウェットティッシュ
□ ティッシュ
□ ゴミ袋・ビニール袋
□ レインウェア
□ 防寒具
□ 軍手・手袋
□ 身分証明書のコピー
□ 現金
□ 連絡先を書いたメモ
□ 生理用品など、自分に必要な衛生用品

ポイントは、

「防災グッズを専用に全部買う」必要はない

ということ。

すでに登山をしている人なら、家にある登山用品を一度見直してみるだけでも、かなり揃っているかもしれません。

03|レインウェア → 雨風・低体温から身体を守る

登山でレインウェアを持っていくのは、

「雨が降るかもしれないから」

だけではありません。

雨風から身体を守り、体温を奪われるのを防ぐためでもあります。

災害時にも、

  • 強風

  • 寒さ

  • 避難場所での冷え

などから身体を守るために役立ちます。

CHECK LIST

□ レインウェア
□ 防寒着
□ フリース・ダウンなど(かさばらないもの)
□ アルミブランケット
□ 帽子
□ 手袋
□ 厚手の靴下

特に、

「濡れない・冷やさない」

は、災害時の身体を守る基本のひとつ。

04|ヘッドライト → 停電時の「両手」を守る

登山でヘッドライトを使う理由は、

暗い中でも両手を自由に使えるから。

これは停電時にもかなり便利です。

懐中電灯を手に持っていると、

「荷物を持つ」
「階段を下りる」
「何かを探す」

といった動作がしづらくなります。

CHECK LIST

□ ヘッドライト
□ 懐中電灯
□ 予備電池
□ 小型ライト

できれば、

「家の中に複数箇所」

にライトを置いておくと安心です。

ちなみに私はベッドとリビングに置いています。

05|行動食 → 非常食

登山では、歩きながら食べられるものを持っていきます。

これが「行動食」。

災害時にも、

調理しなくても食べられるもの

は役立ちます。

CHECK LIST

□ 水
□ レトルト食品
□ 缶詰
□ パックご飯
□ 乾パン・クラッカー
□ 栄養補助食品
□ ナッツ
□ チョコレートなど
□ 普段から食べ慣れている食品

ここで大切なのは、

「防災用だから特別なものを買う」より、普段食べている日持ちの良いものを備えること。

ローリングストックという考え方で、賞味期限が近づいたものから

「食べる → 買い足す」

を繰り返すと、食品を無駄にしにくくなります。

06|水筒・ハイドレーション → 水の確保

登山で最も重要なもののひとつが水。

災害でも同じです。

飲み水だけではなく、

  • 食事

  • 服薬

  • 最低限の衛生

などにも水が必要になります。

CHECK LIST

□ 飲料水
□ 水を運ぶための容器
□ 給水袋、水筒
□ 折りたたみ式ウォータータンクなど

防災では、

「水を持っている」だけではなく、
「水を運べる」こと

も意外と重要です。

07|ファーストエイド → ケガへの備え

登山では、

「転ぶかもしれない」
「靴擦れするかもしれない」
「擦り傷ができるかもしれない」

怪我や事故が起こりうるという前提で救急用品を持っていきます。

災害時も同じ。

CHECK LIST

□ 絆創膏
□ ガーゼ
□ 包帯
□ 消毒用品
□ テーピング用品
□ ハサミ
□ 常備薬
□ お薬手帳・薬の情報
□ コンタクト用品・眼鏡など

ただし、救急用品は「持っている」だけではなく、

自分や家族が実際に使えるもの

を選ぶことが大切です。

08|トイレ → 防災で意外と困るもの

登山をしたことがある人なら、

「トイレって当たり前じゃないんだ」

と感じた経験があるかもしれません。

災害時にも、

水道や下水が使えなくなる可能性があります。

そこで重要なのが携帯トイレ・簡易トイレ。

CHECK LIST

□ 携帯トイレ
□ 簡易トイレ
□ ゴミ袋
□ 消臭袋
□ トイレットペーパー
□ ウェットティッシュ
□ 生理用品

「食料は準備したけど、トイレは考えてなかった」

ということがないように。

防災は、ちょっと現実的なところまで考えておくのがコツです。

09|ゴミ袋 → 実は万能

登山でも、ゴミ袋は何かと使えます。

防水。
ゴミ入れ。
荷物の整理。
感染対策。
濡れたものを入れる。

災害時にも、

  • ゴミをまとめる

  • 濡れたものを分ける

  • 荷物を保護する

  • 色付きであれば簡易的な目隠しにする

など、いろいろな用途があります。

CHECK LIST

□ 大きめのゴミ袋
□ 小さめのビニール袋
□ ジップ付き袋

10|モバイルバッテリー → 情報を得るために

災害時のスマートフォンは、単なる連絡手段ではありません。

  • 災害情報

  • 避難情報

  • 家族との連絡

  • 地図

  • 交通情報

  • ラジオ・ニュース

など、さまざまな情報を得るために使います。

CHECK LIST

□ モバイルバッテリー
□ 充電ケーブル
□ 予備ケーブル
□ 乾電池式・手回し式などのラジオ

そして、

「スマホだけに頼りすぎない」

ことも大切。

11|登山靴 → 足を守る

災害後の街には、

  • ガラス

  • 瓦礫

  • 倒れた家具

  • 水たまり

  • 壊れた建物の破片

など、普段とは違う危険があります。

だからこそ、

登山靴でなくとも足を守れる靴

を準備しておくことも大切です。

玄関に、「災害時にすぐ履ける、履き慣れた靴」を用意しておくのもGoodです。

12|最後に、「自分に必要なもの」を追加する

ここが一番大切です。

防災グッズは、

全員が同じではありません。

赤ちゃんがいる家庭。
高齢者がいる家庭。
ペットがいる家庭。
持病や服薬がある人。
女性。
一人暮らし。
車で一時的に避難する人。

それぞれ必要なものが違います。

だから最後に、

「私の場合は何が必要?」

を考えてみてください。

MY 防災 CHECK LIST

身体・健康

□ 常備薬
□ お薬手帳・薬の情報
□ 眼鏡
□ コンタクト用品
□ マスク
□ 衛生用品

女性用品

□ 生理用品
□ 下着
□ 身体を拭くもの
□ 使い捨て用品

家族

□ 子どもの食料
□ おむつ
□ おしりふき
□ ミルク・授乳用品
□ 家族の連絡先
□ 家族写真

ペット

□ フード
□ 水
□ リード・キャリー
□ トイレ用品
□ 常用薬

13|「防災リュック」だけで終わらせない

防災というと、

「防災リュックを一つ作ればOK」

と思ってしまいがちです。

でも実際には、

① すぐ持ち出すもの

避難するときに持って出る。

② 自宅に備蓄するもの

数日間、自宅で生活するために備える。

③ 家族・自分に必要なもの

個別に準備する。

この3つに分けて考えると、かなり整理しやすくなります。

14|登山で学んだ「備え」の考え方

登山では、「絶対に何も起こらない」とは考えません。

むしろ、「何か起こるかもしれない」という前提で準備します。

急に雨が降るかもしれない。

道に迷うかもしれない。

予定より時間がかかるかもしれない。

ケガをするかもしれない。

だからこそ、「何かあったら困るから持っていこう」と準備する。

防災も、きっと同じです。

災害を怖がり続けるためではなく、

「もし何かあっても、少しでも落ち着いて動ける自分でいるため」に備える。

私はそんなふうに考えています。

最後に

「いつか来るかもしれない災害」のために、今から準備する。

でも、予測できないことを心配しすぎると今度は不安に飲み込まれてしまいます。

「怖いから備える」だけではなく、
「安心して暮らすために備える」

という視点を持っていたいと思っています。

登山でザックの中身を確認するように一度、自分の家の中を見渡してみる。

「これは災害時にも使えるな」
「これは足りないな」
「これは家族には必要だな」

そんな小さな気づきから始めてみることが大切だなと思います。

カンペキな防災なんてありません。

今日できることを、ひとつ。

それだけでも、立派な備えだと思います。

保存版|登山装備から考える防災リスト

【持ち出し】

□ リュック
□ 水
□ 非常食
□ ヘッドライト・懐中電灯
□ モバイルバッテリー
□ レインウェア
□ 防寒具
□ ホイッスル
□ 救急セット
□ 常備薬
□ マスク
□ タオル
□ ウェットティッシュ
□ ティッシュ
□ ゴミ袋
□ 携帯トイレ
□ 現金
□ 身分証明書のコピー
□ 連絡先メモ
□ 自分に必要な衛生用品

【自宅備蓄】

□ 飲料水
□ 非常食
□ カセットコンロ
□ ガスボンベ
□ 携帯トイレ・簡易トイレ
□ トイレットペーパー
□ ウェットティッシュ
□ ゴミ袋
□ 乾電池
□ ラジオ
□ モバイルバッテリー
□ 衛生用品
□ 防寒用品

【自分・家族用】

□ 常備薬
□ 眼鏡
□ 生理用品
□ おむつ
□ ミルク・授乳用品
□ 子ども用品
□ ペット用品
□ その他、自分たちに必要なもの

月に一度、5分だけ。

防災リュックを開けて、

「これ、まだ使える?」
「電池はある?」
「食べ物の期限は?」
「今の自分たちに必要なものは?」

と確認してみる。

防災は、一度完成させて終わりではなく、暮らしの変化に合わせてアップデートしていくもの。

登山の装備を季節や山によって変えるように、自分と家族の「今」に合わせて、少しずつ整えていきましょう。

最後まで読んでくださった方へ防災リストのPDF版を作成しました🌼無料でダウンロードできるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね🫧

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