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【みそ・しょうゆ蔵をめぐる旅】宮城県塩竈市 太田與八郎商店〜伊達政宗ゆかりの地で守られつづける伝統の味〜

仙台から車で30分ほどの距離に位置する塩竈市。
東北地方全体の守り神として朝廷から厚い崇敬を受けたばかりでなく、平泉の藤原氏、仙台藩主伊達氏が信仰してきた歴史ある鹽竈神社が鎮座する場所としても名が知られています。

その塩釜神社の入り口にお店を構えている太田與八郎商店は、江戸時代後期の1845年(弘化2年)に創業し、「太田屋」の屋号で親しまれています。お店に併設されている蔵で、みそとしょうゆが作られています。

◎風味豊かな仙台みそ

米麹と大豆と塩を原料に作られた、辛口の赤味噌です。大豆を「蒸す」という工程が特徴的なこの仙台味噌は、戦国時代、非常に保存性に優れた味噌としてその名が全国に知れ渡ったと言われています。風味豊かな味わいで、そのままでも食べられる「なめみそ」です

太田與八郎商店HPより出典 許可済

豆の風味がしっかりと残る仙台みそは、どっしりとしていて濃厚で深い味わい。火を通してしまうよりも、風味を生かし、生のままできゅうりにつけてぼりぼり食べたい!と思う存在感のあるみそです。今年のような暑い夏に、きゅうりに仙台みそ&ビールがあれば、酷暑も悪くない、と思えそう。

◎おかいもの

店主の太田さんにお話を伺いながら、購入したのは3点。
1つ1つ丁寧にご説明いただきました。

①イゲタヨ印 粒〈五麹〉500g  570円(税込)

麹が5割の甘くないみそ。蔵で発酵している一時期だけマドレーヌの香りがするそう。
つぶつぶとした豆の食感が感じられるザ・仙台みそ。
画像:太田與八郎商店HPより出典 許可済

②銘醸 蔵一番〈八麹〉500g 800円(税込)

麹歩合8歩のすりみそ。なめらかで甘みと塩味を感じられ、コクがある。
画像:太田與八郎商店HPより出典 許可済

③木桶仕込み醤油〈あさあけ〉200ml  950円(税込)


木桶で仕込んだ天然醸造のしょうゆ。うまみが濃くて深く、主役級の存在感。
上等なお刺身や、塩竈の名産生かきにかけて食べるのがおすすめとのこと。大切な人への贈り物にしたい!激推しの1本。
画像:太田與八郎商店HPより出典 許可済

塩竈の郷土料理

仙台雑煮

太田さんにご紹介していただいた、ハゼがどーんと横たわる姿がインパクト大のお雑煮。さすが伊達政宗のゆかりの地。お椀の中がゴージャスです。塩竈や仙台あたりでは、ハゼの煮干しでだしを取り、お雑煮を作るそう。この煮干しが大変高価なものなので、地元では秋になるとハゼを釣りに行き、ご家庭で煮干しに加工しストック。合わせる具材のごぼう、にんじん、大根はサッとゆでて、一度冷凍しておく。
そうして迎えたお正月には、自家製だしに天然醸造のしょうゆ味を合わせたおつゆをこしらえ、この地域の名産品を盛り付ける。
手間を厭わない工程を積み重ねたお正月のごちそう。食材だけでなく、その準備の時間までもが豊かなものに感じられました。

出典:農林水産省Webサイト

太田與八郎商店
宮城県塩竈市宮町2-42
営業時間 9時-17時(日祝定休)


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