育児17年、子どもと一緒にハマったこと~トーマス・電車・ぴよ・虫・・・新しい世界が私の人生を豊かにしてくれた話
こんにちは、水無瀬あずさです。
先日、確定申告の還付金が入ったのです!うううう嬉しいいいいい!!払いすぎた税金が返ってきただけで全然得したわけでもないのに、なんだかものすっごくラッキーとか思っちゃうのが還付金ですよね。おかえり還付金。大好き還付金!!
そんな還付金で、新しいスマホを買いました!「いや貯金しとけや」とか言われるかもしれないけど、こういうのはパパッと使いますよ私は!残りのお金でゲーミングノートPCを買って、いよいよ3Dゲーム開発に手を出すんだ!
と、そんな戯言はさておき、今回のnoteは子育てについて。ふと「そういえば私、子どもたちの影響でいろいろなものにハマったよなあ」と思いついたので、それについてまとめてみます。子どもたちがまだ小さかったころ、育児でヘトヘトではあったけど、一緒になってキャーキャー楽しんだ思い出は今でも私にとって宝物だし、きっと育児をしていなければ見えなかった世界をたくさん見せてもらえたな、すごくラッキーだったなって思うんです。人生に彩りを添えてもらえた気分。
昨今「子どもは贅沢品」みたいな言われ方をしますが、育児って親も同時に成長する機会でもあって、もちろんお金も体力もかかるけれど、本当にかけがえのない尊い経験だと思います。だからこそ、子育てとはこうあるべき!みたいなのではなくて、「子育てにはこんな楽しみもあるよ!」「心が豊かになるんだよ!」みたいなハッピーな気持ちがうまく伝わってくれれば嬉しいです。最後までよろしくお付き合いください!
男子育児はビックリ箱の連続!
私は長男氏を妊娠したときから、なぜか「自分の子どもは絶対に女の子!」という確信がありました。というか子育てというものをイメージするとき、必ずそこにいるのは女児だったのです。だから女の子が生まれることを疑いすらしませんでした。
今となっては黒歴史スレスレですが、私は若い頃コスプレイヤーだった時期があり、その延長線上でゴスロリドレスをよく着ていました。ピンクではなく黒のロリィタです。子どもが生まれたらああいうの着てくれるかなあ、ウキウキ・・・など話していて、夫から「頼むからそれはやめて」と止められていたあの頃。
ああそれなのにそれなのに。妊娠5ヶ月のタイミングであっさり判明したベビーの性別は、見事に男。そんなはずはないと膝から崩れ落ちました。お前男なのかと。だからこんなに蹴り上げる力が痛いのかと、愕然としたのを今でも思い出します。
男の子って、ママにとって未知の生き物ですよね。生まれてから本当に「何を考えてるか全然わかんない」「どうやって育てたら良いの!?」と真面目に悩みました。全然言うこと聞かないし、突然動き始めるし、もはや理解不能。長男氏が2歳のころ、「私子育て向いてないかも・・・」とガチで悩んでいた時期がありました。
そんなとき、本当にたまたま出会ったある本が、私の子育てに対する認識を大きく変えるきっかけになりました。この本です。
その時期は次男くんの妊娠中で、名古屋の実家に帰省していたときでした。たまたまリビングに置いてあった新聞をパラパラ見ていたら、新聞広告にこの本が新発売として載っていて。「ハイハ~イ!私、今まさに悩んでま~す!」と思って、すぐに本屋に行って買ってきました。
言うことを聞かない当時の長男氏にイライラしていた私にとって、この本はまさにバイブルでした。
「男の子は、興味を持ったことには後先考えずに行動してしまう生き物」
「お母さんを困らせたいわけではなく、そうせずにはいられないだけ」
「言っても聞かないことは100回でも繰り返して言い続ける」
「子どもは“すぐに飽きる”のではなく“すぐに満足する”」
などなど、どれも当たり前のことばかりなんだけど、当時の私にとっては「なるほど!!」って気づきがたくさんあったんですよね。
同時に、子どもにだって感情があるんだよなということも思い出しました。私は小さい頃、両親からよく「子どもは黙って親の言うことを聞いておけばいい」と言われて(なお大学時代まで言われ続けた)、子ども心にあれほど嫌な気持ちになったのに、自分も今、同じようなことをしているんじゃないのかと愕然としました。人間である以上、そこには必ず何らかの感情があって、子どもだからとか大人だからとか関係なく、ちゃんと耳を傾けるべきだという、本当に当たり前の事実に気づけたんです。
そこからは、子育てに対する姿勢とか考え方が180度変わりました。もちろん全部が全部うまくいくわけではなかったし、やっぱりイライラはしょっちゅうしたけど、それでも「男の子ってそんなもんだ」「子どもってそんなもんだ」「私とは別の生き物なんだから」と割り切ってみたら、ものすごく気が楽になったんですよね。なんだ、子育てって楽しいじゃんって思えました。
子どもたちが高校生・中学生になった今でも、家族仲良しでいられるのは、家族会議の果たした役割が大きいんですけれども、実は私の中でそういう葛藤や変化もいろいろあったんだよというお話でした。
そんなふうに私の育児観を大きく変えてくれた『男の子のしつけに悩んだら読む本』ですが、そこにこんなことが書いてありました。
★ヒーローショーを一緒に楽しむお母さん
(中略)
おもちゃ屋さんで、子どもが私の手を引いて連れて行くのは、プラレールコーナーや怪獣人形コーナーばかり。これまで一度も足を踏み入れたことのない場所です。自分にとっては珍しいものばかりなので、へえ、こんなものがあるのねえと、感心しながら回っていました。
でも、子どもと一緒にそれらを遊んでみるとけっこう楽しく、自分が知らなかったものや経験しなかったものばかりだったので、私も楽しむことができました。
(中略)
息子がいてくれたおかげで、自分の世界や経験は確かにずいぶん広がったと思います。
なるほどな、と。確かに男の子って理解に苦しむことだらけだけど、だからこそ一緒に過ごすことで、それまでの自分にはない価値観や世界を見せてくれる可能性があることを知り、目からウロコでしたね。そんな考え方があるのかと感心しました。
そして、「なぁんだ、一緒になって楽しめば良いのか!それなら得意!」と理解。ここから、私の子どもをダシにきっかけにした、新しい世界の旅が始まりました。
私が子どもたちと一緒にハマったもの
子どもたちと一緒になって私がハマったもの、小さい頃から今に至るまですごくたくさんあります。ここでは代表的なものを、完全なる私の主観とともにお届けします。何事も突き詰めてみればいろいろと奥が深いのである・・・。
きかんしゃトーマス
「どんな赤ちゃんでも、必ずアンパンマンとしまじろうには釘付けになる」というのが育児のセオリーですが(※私調べ)、長男氏はそういうのをことごとく突き破っていく輩でありました。アンパンマンに見向きもせず、しまじろうのぬいぐるみ(無料お試しでゲット)は投げ捨てる。私は「本に書いてたのと違う!!!」という挫折を何度も何度も繰り返しました。
そんな正規ルートを外れていた長男氏(2歳)が釘付けになったもの、それが「きかんしゃトーマス」でした。久しぶりに検索して見たら、見たこともないようなデフォルメ化されたアニメになっていて衝撃ですよ・・・私の知っているトーマスはコレジャナイ。
当時の私にとって、トーマスとは、タイトルと森本レオのナレーションぐらいしか知識がありませんでした。第一印象は「ええ・・・可愛くない・・・」でした。コレのどこが、どのへんが好きなの???とさっぱり意味がわからないのだけど、レンタルDVDを借りて見せてみたら見事に食いついたので、「神様仏様トーマス様ああああ!」ぐらいの気持ちになりました。神。
みなさんはトーマスってご存知ですか?ご存じない人のために、この私が当時感じたままに、偏見しかないあらすじをご紹介しましょう。
イギリスのソドー島には、顔と意志を持った機関車たちが働いています。彼らにとって、「人間の役に立つこと」こそが喜び。今日も鉄道の支配人(?)であるトップハム・ハット卿をはじめとする人間たちに指示され、お客さんや荷物を運んでこきつかわれて幸せに働いているのでした。
最近のシリーズは知らないので、私の知っているキャラクターをご紹介(おそらく2011年頃くらいまでの記憶)
トーマス:車体番号「1」、車体は青。いつでも元気な人気者、という設定だが、性格はぶっちゃけ悪く、他の機関車を出し抜いて自分がトップハム・ハット卿に褒められようと毎回必死。客車のアニーとクララベル(姉妹)を引いてお客さんを運ぶことが多い。機関車ではパーシーと仲良し。この世界の貨車は何故か総じて性格が悪いのだが(「いたずら貨車」と呼ばれる)、その貨車からバカにされてガチギレしている。
エドワード:車体番号「2」、車体は青。トーマスと車体の形も色も似ているので、初心者は区別がつかない(※私調べ)。性格は穏やかで優しく頑張りや。他の機関車から何かと相談されがちで、それに振り回されて悩みがち。トーマスより主役っぽい上位互換。
ヘンリー:車体番号「3」、車体は黄緑。ゴードンと同じく車体が大きく重いものを運べる力持ちだが、気が弱くてビビリ。鳥に好かれるとか基本的に心優しい和ませ役だが、正直影が薄い。
ゴードン:車体番号「4」、車体は青。トーマスよりも車体が大きく、重いものを運べることを自慢している。オレが一番偉いし一番速いみたいな発言が多い俺様キャラだが、トラブルが起こったりすると割とすぐ怖気づくヘタレ。
ジェームス:車体番号「5」、車体は赤。赤いボディが自慢のお調子者で、なにかあるごとに「ひがんでるの?」みたく言ってくる煽り厨。きれい好きで車体が汚れるのを嫌がるので「おまえ機関車やめちまえよ」とたまに思う。
パーシー:車体番号「6」、車体は黄緑。トーマスの親友でいたずら好き。ちょっとアホの子設定で、からかわれてキレるとか失敗すると言った描写が多い印象。ちなみに我が家の長男氏はこのパーシーが大好きで、「ぱーちー」と呼んでいた。可愛かったな・・・
トビー:車体番号「7」、車体は茶色・・・というか木材で屋根に鐘がついている。超絶ビビリだがレギュラーメンバーの中では温厚で性格が良い。トーマスの主題歌では「♪トーマス!いつでも元気♪ジェームス!おしゃれでゆかい♪」とそれぞれの性格が歌われるのだが、トビーだけ「♪四角い仲間~♪」と歌われるのが気の毒すぎて、「性格のことを歌ってあげてよ!!」といつも思う。
総じて、どの機関車も割と性格が悪い印象。他の機関車にいたずらしてニヤニヤするとか、出し抜いて褒められたいとか。で、やりすぎちゃって事故を起こして、トップハム・ハット卿に超怒られるとか、よくあるパターン。「これって教育アニメなんだよね・・・?どのへんが・・・?」といつも思っていました。
あと「人間の役に立ちたい」が彼らのモチベーションなんだけど、それはどういう動機からなの?というのが個人的にはずっと気になっていました。別にお給料とかの対価がないのに、彼らはなんのために働くのか。燃料をもらえるから?でも燃料をもらったら働かされるだけだよね?とか。
そんな感じでトーマスの良さは最後までいまいちわからなかったけど、長男氏がトーマスの大図鑑みたいな本を全部覚えていた時期があり、「うちのコ天才かも・・・!!」と親バカ全開だった時期が私にもありました。リニュールアルしたみたいだけど、この本。
その後、長男氏はプラレールに興味を持ち、プラレール博士になったもののトーマスの知識をほぼ全てあっさり忘れてしまったため、「うちのコ天才説」はすぐに取り下げられました。
プラレール&トミカ
男の子の王道、プラレールとトミカ。長男氏はプラレール派、次男くんはトミカ派でした。男の子で分かれるって言いますが、長男氏は確かに車には一切興味を持ちませんでした。次男くんは「どっちもまあまあ好き」って感じ。
私がもともと収集癖があるほうなので、「何かいいかも!」って思っちゃうとついつい「あれもこれも」って集め始めちゃう。おかげで当時、専業主婦で貯金を切り崩して生活してたというのに、かなりの数のプラレールやトミカを買いました。まあ孫かわいさゆえの、実家からのカンパが大きかったんですが。

長男氏はトーマス好きが高じて電車好きになり、一時期は電車の図鑑をまるまる一冊覚えるほどの鉄ちゃんになりました。おかげで私もその時に新幹線や特急、在来線などの電車にすごく詳しくなり、毎日の幼稚園のお弁当でキャラ弁を作るくらい頑張っていた時期もありました。いや若かったね、本当にあの頃は。
子どもたちが好きだったから、大宮の鉄道博物館には何度も行ったし、東京駅の新幹線ホームに入場券で入って「はやぶさ」や「こまち」を延々見続ける、みたいなこともやりました。長男氏はなぜか連結部分が好きで、見つけると「れんけちゅ!」って大喜びで。子どもたちが電車を見かけるたびに目をキラキラさせるもんだから、私も嬉しくてついつい覚えちゃったんですよね。ああ可愛かったなあ、あの頃は。

子どもたちはあの頃ほど電車も新幹線も詳しくなくなりましたが、私は今も割と覚えていて、電車を見て「あ!アレって〇〇だ!」とか言っちゃうことがあります。夫から「よく覚えてるね」って驚かれるんだけど、そのくらい私の中の新しい扉を開いた大切な記憶なんですよね。
仮面ライダー&戦隊ヒーロー
男子たるもの必ず通るのがヒーロー系ですよね。ちょうど長男氏が幼稚園の年中さんのときが仮面ライダー鎧武(佐野岳くん、高杉真宙くんが出ていたやつ)のころ。お友だちがみんなロックシードというおもちゃを持っていたので、何となく興味を持っていたのが入り口でした。でも我が家の決定打は何と言っても、列車モチーフの戦隊ヒーロー、トッキュウジャーでした。
今となっては売れっ子になった、横浜流星くんが緑、主演は志尊淳くん。これが長男氏のどストライクでした。お気づきでしょうが、トーマス、プラレール、トッキュウジャーとすべて電車つながりなのです。幼くして何をそんなに一貫性を持たせる必要があったのか。

4号(グリーン)のお面をかぶる謎
ということで子どもたちと一緒に戦隊ヒーローを見始めたら、これが面白い。家族みんなで、毎週夢中になって見ましたね。ただしトッキュウジャーは見た目とかロボとかがまあ、歴代戦隊ヒーローのなかでも群を抜いてクソダサかっ特徴的だったんですけど。初めてトッキュウオー(ロボ)を見た時「え、ダサっ」と思わず口に出るほどには。細いねん足が!!いや子どもたちが喜んでいて、好きなんだからイイんですけどね別にね。
戦隊ヒーローの聖地、東京ドームシティのヒーローショーにもしょっちゅう行きました。毎シリーズ、最終回あたりでは本物の役者さんが出てくるので、それを狙っていました。トッキュウジャー、ニンニンジャー、ジュオウオジャーまでは見たかな。ショーが終わったあとの役者さん同士のフリートークが面白かったです。



と握手して入場する長男氏(後ろは次男くん)
例によっておもちゃも買いまくりました。あの頃はBOOKOFFやホビーオフで中古のおもちゃを買い漁るのが好きで(ほんと専業主婦なのによくやったよね私)、いろんなものを集めては並べていました。

「ロックシード」

あと仮面ライダーディケイドの変身アイテムなど

「ガシャット」
(ケースは私が段ボールで作った)
このおもちゃがどれもなかなか秀逸で、ギミックが面白くて楽しかったんですよね。私が一番好きだったのは、仮面ライダードライブ(竹内涼真くん主演)で出てきたシンゴウアックスというもおもちゃ。
ボタンを押すと、「マッテローヨ!」という音声とともに信号歩行音のピッポ♪ピッポ♪が鳴り、それが終わると「イッテイイヨー!」という音声が鳴ってようやく必殺技が発動する武器です。敵を目の前にして待っている場合じゃないだろうよ!?と衝撃を覚えましたね。我が家ではいまだに、信号を見ると「マッテローヨ!」というフレーズが飛び出すこともあります。
夫婦や家族って、“おそろい”の思い出を積み重ねていく関係性だと思うんですが、そういう思い出をみんなでフフって笑いあえるのってサイコーじゃん!って嬉しくなります。
リラックマのキイロイトリ
長男氏が割とヤンチャ(?)なものにハマりがちだったのに対して、次男くんがハマったのがリラックマに出てくるキイロイトリでした。
長男氏がまだ赤ちゃんだったころ、私が「かわいい!」と手のひらサイズのぬいぐるみを買ったんだけど、長男氏が思ったより食いつかなかったので、ものおき部屋に置きっぱなしにしていました。確か次男くんが2歳ぐらいのときに、突然それを引っ張り出してきて、「ぴよ!」と抱きしめ始めたんですよね。どうしていきなり持ってきたのかは謎ですが、それからずっと「ぴよ」はお気に入りになりました。


わざわざ写真を撮りに行ったことも!
どんなにギャンギャン泣いていても、「ぴよ」がいれば機嫌が直ったので、私としては大変ありがたいアイテムでしたね。七五三にスタジオアリスで写真を撮ってもらったときも「ぴよ」を離さなくて、せっかくオシャレな衣装を着せてもらったのにヒヨコ持ってらあ・・・みたいな写真になったのも、今となってはいい思い出です。
今でも「ぴよ」は、雑に扱われながらも次男くんのベッドの上で暮らしています。もはや黄色というか黄土色って感じのボディですが、これこそ愛された証拠ってことでね。

なんか落ち込んでた
カンブリア爆発&『ピカイア』
我が子達は小さい時からなぜか動物園より水族館派でした。動物園に連れて行ってもあんまり喜ばないのに、水族館だと謎にテンションが上がるんです。前世は魚だったんじゃないかな。中でも特に大好きだったのが、深海魚でした。

沼津の深海水族館には何度も行ったものです。そんな深海魚好きが影響したのか何なのかは謎なんですが、子どもたちが急にハマったのがカンブリア時代。きっかけは、国立科学博物館で特別展「生命大躍進」が始まるということで、NHK教育テレビで放送されていた「ピカイア」というアニメでした。
地球が滅びてしまった遠い未来という設定で、地球の起源をたどるためにカンブリア紀を調査するとかなんとか。毎日15分とか短かったんだけど、録画して子どもたちがすごく夢中で見ていたので、一緒になって見ていたおかげで、私もその次代の生き物に非常に詳しくなりました。ピカイア、アノマロカリス、オパビニア、ウィワクシア、ダンクルオステウス。みんな嘘みたいな見た目をしていて、「本当にこんなのが実在したの?」と疑いたくなります。
自然界の生き物に倣って技術開発をすることを「バイオミメティクス」と呼ぶことも、この番組で知りました。オナモミ(ひっつきむし)を真似て作られたのがマジックテープだとか、フナクイムシの穴掘りを真似たのが地中の掘削技術「シールドマシーン」だとか。私は決して理科系の知識は好きではなかったけど、科学って私たちの生活に密接に繋がっているんだなあってことを知り、純粋に「おもしろい!」って感じたんですよね。
カンブリア時代で私が一番好きなのがハルキゲニアです。バグじゃないの?みたいな見た目をしているので、ぜひ見て!
国立科学博物館の「生命大躍進」も、当然ながらしっかり足を運びました。というか、あれが私が科博に行った初めての経験でしたが、「意外と理科的なことも面白いな」ってすごく感じたのを覚えています。いいきっかけをもらえたなあって思いました。

ダンクルオステウスに襲われるウミサソリ
今年、長男氏は高校の授業で地学を取っていて、カンブリアについていろいろ覚えていました。「昔すごいハマってたけど、覚えてる?」って聞いたら、「うん、今でも結構覚えてたからテストでも助かった」と話していました。そうなんや。
長男氏は理系の中でも物理とか科学系が好きで、生物系はイマイチ興味がなかったそうですが、「こうやって勉強してみると生物系も意外と面白い」とも教えてくれました。もしかすると、子ども時代のそういう知的好奇心があったから、今の「好き」「面白い」という感覚があるのかも。そう考えると、小さい頃にあれこれやっておいて本当に良かったなあと感じたなど。
昆虫&科学
長男氏が年長になる頃ぐらいから興味を持ち出したのが、虫です。まあ男子であれば避けて通れない道かもしれませんが・・・。
母である私の子ども時代はといえば、カブトムシ・クワガタムシはもちろん、セミもバッタもトンボもカエルさえ手づかみできる女子(!)でした。が、しかし。これが不思議なもので、成長する頃には虫が大嫌いになりました。セミがベランダに来ただけで、「ぎゃー!気持ち悪い!」ってなるくらいには。
だから長男氏が虫に興味を持つとか悪夢でしかないわけですよ。ダンゴムシくらいまでは許容だったけど、バッタとか無理!って感じで遠巻きに見守っていました。が、たまたまテレビで知って足を運んだ展示会で、虫に対する印象がガラッと変わりました。それが六本木で開催されていた、「虫展~デザインのお手本」でした。

これが非常に面白かったんです。「自然界が生んだものは“デザイン”ではない。デザインとは、人間が自然界を模倣したものを指す」と解説にあって、なるほど!と感心しました。つまり虫の形や模様はデザインではないのだと。虫のフォルムは進化の過程で生み出された唯一の姿であり、我々人間はそれにあやかってデザインしているのだと。すごく目からウロコでした。

虫の様々な部分に着目していたのが印象的でした。たとえばカブトムシの毛だらけの足が超巨大に再現されていたり。蝶の羽が羽ばたく様子がスローで再生されたり。カブトムシの蛹が、空の中で“変態”と呼ぶにふさわしい、すさまじい変化をしている様子とか。
「きもちわるい!」と忌避していた虫だったけど、その一匹一匹、パーツパーツをピックアップして見てみたら、なんてユニークなんだろう!奇跡みたいな形・模様をしているんだろう!っていうことに気づきました。なんだ、全然気持ち悪くないじゃんって思えたんですよね。知らなかっただけで。
そこからは、子どもたちと一緒に虫観察もできるようになりました。甲虫は基本的に構造色とかでキレイなの多くて好きなんだけど、タガメサイダーに入っているタガメだけはどうしても直視できなかった。むり。

国立科学博物館では昆虫に関する特別展もちょいちょいあったので、行けるときはだいたい足も運びました。何に行ってみても必ず何らかの新しい発見があって面白いなあって思います。
そんな虫好きが高じて理系に進んだ長男氏と、長男氏を尊敬してやまない次男くんも理科が大好き。二人に合わせて話をしているうちに、自然と科学系の話が多くなり、私立文系卒の私だけど、最近は科学系のお話にも興味があります。まあ理解できないことも多いですが、面白いと思えることが多いです。
なんとなく科学系のYoutubeチャンネルをよく見るようになったのがきっかけで、家族でイベントに行ったこともあります。アレは面白かった、また行きたい。
子どもたちを通じて、おそらく私だけだったら一生触れることのない世界をたくさん見せられた、そんな17年間の育児生活でした。まだ終わっていないけど!
結び|一緒に過ごせる時間は有限!「いま」を大切に
子どもたちが興味を持ったことに一緒にハマってみたおかげで、私の世界や考え方、価値観はすごく大きく変わったし、人間として大きく成長できたとも感じています。
子育てってお金も時間も手間もかかってコスパは悪いかもしれないけど、子どもと同時に大人も確実に成長できる機会でもあって、人生をより豊かに美しく彩ってくれます。「お母さん」になって4月で17年目になりますが、振り返ってみて「ああ楽しかったなあ」と心から思えるし、これからもまた新しい発見や出会いがあると感じます。これからもまだまだ楽しみ!
子育て経験を17年続けてみてつくづく思うことは、「子どもと一緒に過ごせる期間は思ったより短い」ということ。小さい頃はあんなに「早く大きくなってほしい」と願ったけど、もっとあの可愛かった時期を楽しんでおけばよかった、と今は思います。育児中のみなさん、今はもしかしたらてんてこ舞いで辛いかもしれないけど、その期間は決して長くないです。大変だけど、子どもと「今」しか経験できないこと、たくさんあります。ぜひ今しか過ごせない時間、大切にしてくださいね。私は大切にしたおかげで、今もすっごく楽しいです!
とかいうことをいろいろと思い出しながら書いていたら、過去イチ長い記事になってしまいました。最後まで読んでくれたそこのあなた!長いのにありがとうございました。
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