子どもの「性教育」の必要性について考える~中学校の性教育出張授業を参観して考えさせられた話
こんにちは、水無瀬あずさです。怒涛の月末が終わったと思ったら、月初の一週間が光の速さで過ぎましたね。このまま年末まであっという間に終わりそうですが、とりあえず長男くんの受験が速く終わって欲しいと強く願っている今日この頃の私です。
そんなこんなですが、今週、長男くん、次男くんの通う学校で性教育授業があるということで、公開授業の参観&座談会に参加してきました。我が家の子どもは男子2人、私からすれば異性なので、性教育って言われても何をすべきか分かりません。正直ずっと頭の端にあった悩みの一つだったので、これ幸いとばかりに話を聞いてきたわけです。
奇しくも先日、YouTubeでたまたま出てきたAbemaPrimeの動画をチラッと見たのですが、その内容に衝撃を受けまして。それがこちら。
テーマは「結婚に性行為は必要か」というものなのですが、ここに出演していた女性が、「結婚して6年経つけど一度も性行為をしていない」と話していたわけです。理由がなんとも衝撃的で、「やり方が分からなかった。何度かチャレンジしたけど結局できなかったので、今はもういいかなという感じになった」って言っていて。確かに考えてみれば、私たち世代だって別に性行為のやり方を学校で教えてもらったわけじゃないし、「やり方が分からない」っていう人が居ても不思議じゃないのかも・・・と思ったのです。
私たちの世代は、例えばアダルト系の雑誌とか、いわゆるアングラ系の書籍とかでなんとなく情報を得ていましたよね。今はネットがあればいくらでも情報は見れるけど、正直間違った情報だらけだなあと思うし(まあ昔のアダルト系の情報もアヤシイものが多かったけど)、最近はAI技術がものすごく進化していて、興味のあることは無数にレコメンドしてくれるけど、逆に興味がない情報って一切触れられなくなる世の中だから、アダルト系に興味がない子は、もしかするとそういう情報に一切触れることなく大人になってしまう可能性だってあるわけで。おい学校教育、ちゃんとそのへんも教えておいてくれよと思った次第です。
そんなタイミングで性教育授業のお知らせが来たものだから、まあ飛びつきますよね。実際に参加してみましたが、「わあ、そんなことまで教えるんだ!」という驚きとともに、やっぱり早いうちから性教育って必要なんだという気持ちを新たにしました。性教育って日本ではかなりタブーとされていることが多いですが、やはり子どもが自分自身を守るための知識として、そして「自分を大切にする」という「当たり前」を実践する手段として、知っておく必要があると強く思いました。
この記事を読んで、お子さんを持つ保護者の皆さんが、ご家庭での性教育の必要性について考え、一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。なかなか重いテーマで、私もイマイチ乗り切れていない部分もあるのですが、一緒に頑張って行きましょう。
なお、本記事はかなりオブラートに包んで配慮はしたつもりですが、内容が内容だけに、人によっては不快に感じることがあるかもしれません。あくまで教育という観点で書いているものではありますが、そういう内容が苦手な方はくれぐれもご注意ください。また、本記事は1万字の長~い記事になっておりますがご了承ください。書きたいことが溢れちゃったよ・・・。
中学校の性教育出張授業を参観してきました
長男くん・次男くんの通う中学校で、性教育授業が実施されました。当日は朝から1年生、2年生、3年生の順に1時間ずつ授業があり、3年生の授業は保護者の参観が可能ということで、仕事の午前休を取って嬉々として出かけてきたわけです。参観なので、子どものクラスに行って見てもいいし、図書室で見てもいいということでしたが、長男くんが笑顔で「教室に来るんじゃねえ」とおっしゃるので、母はひっそりと図書室でGoogleMeetで授業を鑑賞しました。
講師として来ていただいたのは、助産師の高野しのぶさんです。(ご本人の許可を得てご紹介しています)
ご自身も大学生を筆頭に3人のお子さんを持つお母さんだそうで、参観でも直接お話を聞いても実にパワフルな方でした。圧倒されちゃったよね。横浜市民病院に勤務されるなかで、望まない妊娠や性感染症に悩む子どもたちを多く見て、性教育の必要性を切に感じ、出張授業の活動を始めたそうです。「横浜から日本の性教育を変える」という高い志を元に、現在は助産師のお仕事を退職し、横浜市を中心に性教育出張授業を展開されています。
私は初め「学校で性教育授業がある」と聞いたとき、何となくなイメージで、「女性は淑女たるべき」みたいな前時代的な価値観を持つおばあちゃん先生がやってきて、性行為には愛が必要だわよみたいな上っ面な話をチラッとして帰っていくのを想像していました。だから授業を聞いて「やっぱ学校で教えられる性教育なんて所詮こんなもんなのよね」的な、ちょっと批判するような内容をここに書くつもりだったんです。
ところがどっこい、高野先生の授業はすごかった。「これから話すことは恥ずかしいことじゃないから、みんな顔を上げて、ふざけないで真剣に聞いてください!」という前置きがあり、
生理や妊娠など、性教育で「よくある」基本的な話
男女それぞれの性器の部位の名前や仕組み、働き
性器の洗い方について(男子には洗いながら少しずつ「むく」よう指導)
排卵と射精の仕組みについて
性欲と自慰について(思春期に性欲が強くなるのは恥ずかしいことじゃないが、自慰などで発散しつつ性欲をコントロールしていく必要)
性的接触について(絵本を見せながら、どこになにをどうするのかってところまで)
避妊具(コンドーム、ピル)について
性被害と性感染症について(万が一性被害に遭った場合には、証拠を残すために、気持ち悪くても絶対シャワーは浴びずに警察や産婦人科へ行くことなど)
LGBTQについて
デートDVについて
10代の妊娠と緊急避妊具について
子宮頸がんワクチンについて
などなど・・・ここではだいぶ控えめに書いていますが、「え、そこまで話す!?」って内容までガツガツ話していてビックリしました。何と3年生が卒業する前に、避妊具の使い方に関する授業も実施されるそうですよ。すげえなと思って、ニヤニヤしながら聞いちゃったよ。マスクしていて良かった。
子どもたちの授業が終わってからは、図書室で保護者向けの座談会が開催されました。高野先生いわく、性教育の授業を受けた子どもは、帰ってから親にそれについて質問したりすることもあるから、子ども向けの出張授業をする際には必ず保護者への説明会というのも開催しているとのことです。座談会では、子どもたちの授業に続き、高野先生からスライドに沿っていろいろなお話を聞いたり、質問や感想などを話したりしました。性教育に役立つ本の紹介なんかもしていただけて、非常に参考になりました。
性教育出張授業で「へぇ~」って思ったこと
子どもたちの授業と座談会を経て、個人的に「へえ~」とかびっくりしたことをちょっとまとめてみます。
自分の「心の性別」は自分で決めていい。「身体が女だから、心も女じゃなきゃいけない」なんてことはないし、身体が女の人が例えば女性を恋愛対象と思っても、全然恥ずかしいことじゃない。
非常にイマドキというか、ザ・多様性という感じの授業だなあとビックリした部分です。長男くんの受験勉強を見ていると、社会でLGBTQについて出てきたり、ジェンダーや多様性についての記述がちょいちょいあるのに気づきます。ワークライフバランスとかね。私たちの時代には考えられなかったよな~って思うと、なんか感慨深いですよね。
現在、刑法上の「性行為同意年齢」は16歳。でも2022年までは13歳だった。
性被害関連の裁判などでたまに耳にする「同意」ですが、つい最近までは14歳以上は「本人の同意を得ている」と見なされてしまっていたというから驚きです。なんと1907年から2022年まで、同意年齢は「13歳」だったそうですよ!14歳、15歳なんてまだまだ子どもで、保護すべき対象であるにもかかわらず、戦前の法律がずっと踏襲され続けていたなんてゾッとしますね。改正されて本当に良かったです。

ネットでアダルト系の動画などを見ている人もいるかもしれないが、あれは「ファンタジー」だから参考にしちゃダメ。
これは「へぇ~」っていうかプッと笑ってしまった話。AVをはじめとするアダルトコンテンツでよく言われるやつですね。高野先生いわく、「相手のことを本当に大切に思うなら、そういう行動はできないはず」とのこと。そりゃそうだわな。
避妊にコンドームが有用であることは教えるが、コンドームの使い方は学校教育で「教えてはいけない」ことになっている。
学校の授業でコンドームって習ったかなあ?というのは定かではないのですが、確か私の中高時代は「エイズが怖い」みたいな話がちょうど出た頃だったはずなので、もしかしたら聞いたことがあったのかも。でも、高野先生の話を聞いてみたら、「避妊にはコンドームが有効」「エイズにも有効」「だけど『使い方』は授業では教えない」というのがルールらしく、なんかモヤります。道具の存在は教えるのに使い方を教えないなんて、科学と文明の時代にそんなバカな話があっていいのだろうか。
ただ授業中にいきなり先生がジャーン!ってコンドーム出してきても、一体どんな顔していいか分からないし、なんか微妙にセクハラみがある気もするしって考えると、やっぱ現実的には難しいのかもしれないですね・・・。

チラッと調べてみたら、学習指導要領には「はどめ規定」なる不文律が存在しており、学校教育として教えたくとも教えられない現実もあるみたいですね。仕組みを変えるって、本当に難しいんだなあ・・・。
世界では「包括的性教育」という科目があるにもかかわらず、日本の性教育はものすごく遅れている。
2009年に国際連合教育文化機関(UNESCO)から「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」が発表され、「若者が自分の性行動に責任を持つためには、どの時期にどんな性教育を行っていくべきか」を示した基準が示されたそうです。

例えばレベル1(5~8歳)では「赤ちゃんがどこから来るのか説明する」こと、レベル2(9~12歳)で「どのように妊娠するのか、避けられるのか説明する」「避妊方法を確認する」、レベル3(12~15歳)で「妊娠の兆候や胎児の発達、分娩の段階を確認する」、レベル4(15~18歳)で「生殖、性的機能、性的欲求の違いを区別する」と定められています。詳細は以下記事を参照のこと。
ビックリじゃないですか?日本の学校教育で教えているのってレベル1だけです。それもかなりサラッと触りだけな気がする。
高野先生の話にありましたが、最近まで学校の教科書では、男女の性の違いを示すイラストが着衣だったそうで(最近になって裸のイラストに変わったらしい)。何となくこれも、「はどめ規定」が加速しすぎて、自分で自分の首を絞めているみたいな状況になっている気がしますね。子どもの性教育を見直すためには、根本的な学校教育の在り方についても見直す必要があるのかもしれません。
人工妊娠中絶できる期間は意外と短い。決断するなら一日も早く身体の異常に気づけるようになろう!
人工妊娠中絶ができる期間は、母体保護法によって「22週未満」と定められており、意外と早いんだそうです。高野先生いわく、中絶するならできれば12週までが望ましいとのこと。私は中絶の経験はありませんが、22週って人によっては悪阻もまだ始まっていない、自覚症状がない人もいる時期ですよね。そんな時期に決断しなきゃいけないんだから、生理が来ないとか異常を感じたら、なるべく早く産婦人科を受診する必要があるってことを知りました。
「毎月生理がちゃんと来るのは、身体が健康な証拠!」と高野先生がおっしゃっていて、生理なんて鬱陶しいだけのものだと思っていたけど、確かにそういう側面もあるんだよなって発見でもありました。いまだに毎月非常に周期的に来る我が生理ちゃんに、感謝しなきゃいけないですね。
書き出すとキリがないんだけど、性についてって大人でも意外と知らないことが多いんだなあと実感しましたね。同時に、性教育は現状では学校で出来ることに限界があって、家庭でも性教育が必要であること、そして家庭で性教育をするためには、大人もちゃんと正しい知識を身に付ける必要があるということを強く感じました。
我が家と性教育について振り返ってみる
自分を振り返ってみて、学校で明確に性教育らしきものを受けたのは小学校高学年でした。確か男女に分かれて生理の話を聞いたような。中高は6年制の女子校でしたが、性教育なんて受けた記憶が全くないんですよね。妊娠の仕組みについては聞いた気がするので、たぶんそのレベルかな。自分がいざ性行為ってなった時は、「避妊しなきゃいけない」レベルの知識しかなくて、相手任せにしていたような。今考えると、かなり危ない!
子どもたちが産まれたとき、私は本当に戸惑いました。女の子が欲しかったってのもあるけど、男という生き物に対する知識が一切なかったからです。だってそもそも性器が違うんだもん。見たことはあるけど、どう扱えばいいのよっていうね。おむつを替えるときにちゃんと拭かなくて性器が真っ赤になったときは焦りました。隅々までしっかり拭かなきゃいけないことを知り、すごく頑張ってフキフキしていた思い出。
子どもたちが1歳になる前まで、地域で定期的に開催される「赤ちゃん会」に行っていました。私と同じように「男の子って分からないことだらけだよね」と悩むママ同士で話していたら、相手のママさんが「おむつを替えるときに、先っぽを少しずつ剥いていっておくと、大人になってから剥けやすくなるんだって。だから私はオムツ替えのときに毎回やってるよ!」と話していて、激しく衝撃を受けました。剥けてる赤ちゃんって超絶嫌なんだけど。ってかそれ母親の役目なの?成長してから本人にやらせたらダメなん?と思ったものです。帰ってからそのことを夫に話して「うちもやったほうが良いのかな?」と聞いてみたら、何言ってんだコイツみたいな顔で笑われました。
知識不足を自覚していたので、割と早い段階から本を読んだりしていました。さっき本棚を探してみたけど見つからなくて、売ってしまったようなのですが、確か子どもたちが低学年のころに、この本を買って読みました。
読んでみて勉強になることは多かったけど、「性器の名前を子どもの前で恥ずかしがらずに言えるようになろう」とか個人的に結構ハードルが高くて、あまり実践はできませんでした・・・。
この本を読んでから一つだけ、今も実践しているのが、子どもたちに「自分の下着は自分でさっと洗ってから洗濯機に入れる」というルールを作ったこと。お風呂に入るときに、下着をサッと流すようにさせています。思春期になって、下着が意図せず汚れてしまうことがあるだろうから、そのときに洗いながら自己嫌悪になったり、洗っているのを見て「いつもは洗わないのにどうしたの?」と親子が不自然な感じにならないように、普段から下着を自分で洗う習慣を付けておくといいって書いてあったので。
それとは別で、我が家は男子しかいないので、私が生理の時は「お母さんは今、股から血が出ています!」「毎月とても体がしんどいです!」「貧血です!」ということを、大々的に言うようにしています。ナプキンも見えるところにあえて出します。女はこんなに大変なんだぞってことを、今のうちからなんとか刷り込んでおいて、大人になってから女性に寄り添える心を持って欲しいものです。
あと、ヨガの服着て家の中をウロウロしたりとかも敢えてしています。お腹の部分が出てるやつ。私が家で肌を見せていないと、子どもたちが外で露出の激しい服の女子を見たときにビックリしちゃうかなと思って。まあ、私で耐性が付くとはあまり思えないけど一応・・・。
あとはもう、夫とのスキンシップを子どもたちがいるときも割とするようにしていますかね。もちろん常識の範囲内で、手を繋ぐとか、腕を組むとか、ペタってくっつくとか、寝るときに背中をぎゅーってするとか、ほっぺにちゅーとか。子どもたちは「キモっ」とか言っていますが、最近はもうあまり反応もしなくなったかな。そういうのが当たり前にあってこそ、一緒に居られるんだよ、愛情ってあるんだよってことを、今のうちからちゃんと伝えておきたいと思います。
今すぐ始めよう!子どもの性教育
高野先生の講義を聞いてみて、性教育って現状では学校任せにできないこと、家庭でそれぞれの保護者が向き合わなきゃいけないと感じました。これを読んでいるお子さんのいる保護者の皆さんも、できるところから少しずつでも、性教育を始めましょう。
性教育は3歳から!まずは「プライベートゾーン」の大切さを教えよう
性教育はいつから始めるのがいいのかというと、3歳からなんだそうです。まだゆっくり話を聞くことができない時期なので、「他の人に勝手にベタベタ触っちゃダメなんだよ、許可を得ないと触っちゃいけないんだよ」ということを伝えるとともに、「下着で隠れるところ=プライベートゾーンは大事だから自分で守るんだよ、家族であっても触っちゃダメなんだよ」ということから始めてください、と高野先生はおっしゃっていました。
同時に保護者も、子どもに触るときに「触っていいですかー?」と毎回許可を得るようにするといいんですって。これをしていることで、許可なく触ってくる変態がいたときに、違和感に気づけるようになるんだとか。
実際、高野先生が性教育出張授業をしてこの話をしてから、性被害が発覚した事例が数件あったそうです。子どもの性被害って結構顔見知りの犯行であるケースが多いらしく、よく知っている人だし、「家族には内緒でね」と口止めされているしで、イヤだけど、怖いけど黙ってしまう子どもが多いんだって。ゾッとするよね。女の子なんか特に、親子で気を張っておかなきゃいけないんだよなあと思いました。
段階的かつ継続的に学ぶことが大事
性教育は3歳から始めて、幼稚園・保育園はまず「プライベートゾーン」についての話から。で小学生になると、自分の心と尊厳を守ることの大切さを教える。中学生では性交について、高校ではさらに発展した内容・・・という具合に、段階的かつ継続的に学ぶことが大切です。
性被害に遭ってしまうと、身体だけでなく心にも、一生癒えることのない傷を負うことになります。そうならないために、日ごろから自分の身体と心を守るための距離感(パーソナルスペース)を意識し、相手にもそれぞれのパーソナルスペースがあること、不用意に同意なく相手に触ることがないように、また触らせることがないようにと教える必要があります。性教育で最も大切な部分と言えるかもしれません。
こういう話をすると「触られる」ことにばかり意識がいきがちだけど、自分がもしかしたら「触る」側、加害者側に気づかずなっている可能性もあるわけで、それも含めて教えてあげることが大事ですね。
また小学校の高学年からは、第二次性徴についての教育も必要とのことです。身体が急激に変化していく時期なので、それに合わせて教えてあげると良いですね。
さらに中学校では、さらに進化した内容を学ぶ必要があります。とくに性的接触、いわゆるセックスについての話は、「中3でやるのがベスト」だそうです。何故かというと、初めて性的接触をする時期がだいたい高校生からだから、と高野先生。
調べてみたところ、サガミオリジナルで有名な相模ゴム工業株式会社が非常に興味深い調査を行っておりまして、日本人の初体験の平均年齢は20.3歳だそうです。ただ20代は18.7歳、30代で19.9歳、60代は21.7歳なので、年齢が低いほど低年齢化していることが分かります。高野先生曰く、今は中学生で妊娠しちゃう子っていうのもまあまあいるらしく、年齢がどんどん下がっているんですって。中学生までにはちゃんとした知識が必要なんですね。
ちなみに、都道府県別で初体験の年齢が一番低いのは沖縄県だそうです。なんとなく、あー分かる・・・って思っちゃいましたが、皆さまいかがでしょうか。この調査、非常に面白かったので、皆さんもお時間ある時にぜひじっくり読んでみてくださいね。
家庭での性教育で最も大事なのは、すべての内容も含めて、人間は誰しも心も体もとても大切で、生命ってとても大切で、だからこそあなたが今こうして生きていること、存在していることは奇蹟なんだと伝えること。つまり、あなたが元気に生まれてきてくれて良かった、それだけで100点満点だって心から伝えることだそうです。トクベツじゃなくていい、そのままのあなたが大切だよってことを、当たり前に伝えてあげられるといいですよね。
性の知識を持つ=自分を守ること!
私はかねてより「知識こそ力」ということを持論として掲げているのですが、それって勉強や雑学だけに限らず、性教育も然りだなあと高野先生のお話を聞いていてとても思いました。知識を持つということは、人生を豊かにしてくれるけど、同時に自分の身を守ることでもあるんですよね。知っていることで、確実に守れることってあるんだ。
例えば知人から体を触られていることが「おかしい」ことだと気付けて、最悪の被害を防げるかもしれないし、もし不幸なことから性被害に遭ってしまったとしても、すぐに警察や病院に助けを求めること、証拠を残すこと、アフターピルの処置などの知識があれば、辛いなかでも立ち直る術を探すことができたりします。もちろんそんなの遭わないに越したことはないけれど、そして性犯罪を犯す奴なんて総じてクソだとは思うけれど、何が起こるか分からない我が子の今後の人生の中で、最低限自らを守るための知識、誰かを無意識のうちに「傷つけない」ための知識を持つことって絶対に必要。性教育ってそういう意味で、本当に「いのちの教育」なんだなあ。
「恥ずかしい」「知らなかった」で済ませるんじゃなくて、少しずつでも着実に、現実に即した知識を子どもたちに身に付けていって欲しいと思いました。
伝わりにくいときは本の力を借りよう
色々と書いてきましたが、とはいえ!ですよね。私も同じです。必要とは思うけど、じゃあ我が子に面と向かってそんな話をするのはかなり難易度が高い。「そういうときは本の力を借りましょう」と高野先生はおっしゃいました。
ということで、ご紹介いただいた本をいくつかここでも共有しておきます。アフィリエイトじゃないAmazonリンクをつけていますので、どうぞ皆さんもご自分に合うものを購入して、ご家庭で性教育を初めて見てください!

「こんなにあるの!?」ってビックリしました
絵本でおすすめなのはこちら。絵本と思って侮るなかれ。中をパラパラ見ましたが、なかなかに具体的に書いてあります。


大人向けにはこちらを紹介していただきました。「思春期と家族編」は私も昨日Amazonで買いました!早く届かないかな。

【Amazonへリンク】(思春期と家族編)
男の子向けには、この2冊をおすすめされました。右が中学生、左が高校生向けとのこと。とりあえず右の本を私はAmazonで買って届くの待ち。

【Amazonへリンク】RESPECT男の子が知っておきたいセックスのすべて
女の子向けに紹介されたのがこちら。

【Amazonへリンク】産婦人科専門医が教えるはじめての性教育
【Amazonへリンク】わたしの心と体を守る本
Amazonで「性教育」と検索しただけで、とてもたくさんの本があることを知りました。ここで紹介している本以外にもいろいろな種類があるみたいなので、ぜひそれぞれのご家庭にあったものを探してみてくださいね。
結び|でもやっぱ学校教育でちゃんと教えなきゃダメじゃない?
今回このような形で「性教育」というものに触れる機会をいただき、いろいろなことを調べたり、考えたりするおおきなきっかけになったと感じています。高野先生、ありがとうございました!
ただ、学習指導要領には「はどめ規定」なるものがあるとご紹介しましたが、そうやって大事な部分を覆い隠しているようでは、子どもが成長する上で本当に必要な性の知識って身に付かないままじゃないのと、強い問題意識も感じました。現実に即した性の知識って、たぶん私たちが思っているよりずっと早熟化している気がしますし。
もちろん性教育をガッツリ学習指導要領に入れただけで、子どもたちに必要な知識が身に付くわけではないけど、それでももっと踏み込んだ知識が必要だと感じます。今は外部人材などを活用した学習も推奨されているんだから、高野先生みたいな出張授業をもっと推奨していくとか、それこそデジタルを活用したEラーニングを積極的に導入していくべきなんじゃないかなあ。文科省の責任で専門家の人が解説する動画を撮影して、それを学校ごとに一人一台端末で視聴して学習するとかすれば、それだけでだいぶ違うと思うんですけどね。偉い人たち、そのへんどうかお願いします!マジで!
今回うちの学校で実施されたような性教育が、今後全国の学校でも等しく行われる世の中になってほしいなあと、一保護者としては切に願います。また、こうやって私がnoteに書くことで、少しでも多くの保護者に、性教育の必要性を伝えられたら幸いです。長くなりましたが、今回はこのへんで。
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