見出し画像

過食嘔吐・血を吐いても守りたかった、「綺麗という名の価値」【マガジン#6】

お店では女の子が「綺麗でいること」が当たり前


私が長年務めていたお店は、
お客様が支払う金額も高い分、
自分自身の身なりにもお金をかけて
「美しくあること」が当然だった。


というか
周りが綺麗な子しかいないから
負けないように
必死に自分も綺麗でいなきゃ、


という考えに
当時はなっていたんだよね。



だから、
太るなんてダメ!絶対!ありえない!
死活問題だと思ってた。



だから体型はいつも
キープしてなきゃいけないのに、、


なぜか食欲がやばくなり
自分でも止められなかった。


ありがたいことに、
指名のお客様もたくさんいて
常に「ナンバー」入りしていたことで

そこに自分の価値があると
思い込んでいたから、


自分の中でこの地位だけは、
絶対に失いたくなくて。


お気に入りのワンピースが
少しづつキツくなっていき
太っていく自分が怖かったし


デブは退店と言われるのではないか?
お店に要らないと言われたら
自分には価値がないのかも、、

そんな極端な思い込みが
心に染みついてた。



ストイックな私が、なぜか食べてしまう


見た目で収入を左右される仕事柄、
体型に異常なこだわりをもってしまい
太らないようにするあまり、
あらゆるダイエットをしてきた。

炭水化物を抜いて、
生理が止まってもダイエットを
4年間やめられなかった。

今思えば、
それだけ追い詰めすぎてたんだけども、、



ある日、食べ過ぎたあと
ふと吐いてみたら、すんなり出て。

「これからは、食べたら吐けばいいや」
その軽〜い気持ちが
マジで地獄の始まり。


仕事以外の時間ひたすら吐いてしまう


気づけば仕事以外は家に引きこもり
ずーっと食べては吐いて

を繰り返すようになり
1日2万も吐くことに使うようになっていたんだよね。


最初は体重が減ったけど、
だんだん吐けない日も増えて。



血反吐まで吐いてもやめられない

働いたお金も
せっかくの食べ物もムダにして。

這いつくばって吐こうとする自分が
本当に情けなかった


「なんのために生きてるんだろう」
そう思って、何度も泣いた。



それでもやめれず
チューイングをするようにも
なっていって


ずっと、“痩せなきゃ”ばかり考えてて、
もう、万年ダイエッターだった。


どうやったら美味しくご飯が食べられるんだろうって


もう“普通に食べる”ってことがわからなくなってた。


今はね、本当に太ることもなくなって、体重を気にせず美味しいものも食べれるようになり

食べることって幸せなんだな、
って思えるようになったよ。

私の中の「過食嘔吐」の本当の理由


私の場合、感情の処理ができなくなると、見事に太っていくんだよね。

感じることができないと
心の中に「何か」が溜まって
それが体に現れてくる感じ。

感じれば溶けていく感情が、
うまく溶けなくて、
過食という形であふれてくる。


自分の気持ち・本音・声を聞いてわかってあげれば溶けていくものが

感じることができなくなって
麻痺してることもあると思う。


処理できない感じたくない感情を
吐くことでごまかしてたり。


他にも、
自分はダメだという強い自己否定が
吐くことで自分を傷つけたい
傷つけることで、なんか罪悪感が
軽くなる
ような気がしたりね。

あとは完璧主義
ぜっったい太ったらダメ、終わりだ!
という極端な思考しちゃって

コントロールできない自分にどうしようもなく絶望しちゃう、、

そこに吐くことで
帳尻合わせようみたいに思っちゃうのもあるよね。



過食嘔吐は、ダメなことじゃない


過食嘔吐はそもそもダメじゃないよね?
ダメって自分が決めてたりする。

そうすることしかできない、
できなかった自分をわかってあげたい。

それが生き延びるための手段になっていたのだから。


そんな自分を責めずに、
吐くとは違う方法をみつけていこうと
少しづつ自分と相談しながら、
自分の選びたい方を選んでいく


その時、どうしても吐きたいなら
吐く方を選んでもいいじゃん。



そんでね
吐きたくなったとき
食べたくなったとき


あらゆる場面で自分と繋がるといいよ。



私は今、何を感じてるんだろう?
どうしたいんだろう?


まずはそうやって
自分とつながるところから始めてみて。

吐く以外にも、自分を守る方法は、
きっと見つかるから。

いいなと思ったら応援しよう!