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漫画✖能楽(第1回/全4回) 『SF安達ヶ原』手塚治虫 能『足立が原(黒塚)』

前書き

🔼画像は糸車。NHKの『新八犬伝』で、ナレーターもつとめた歌手・坂本

九の熱唱した歌詞が一番わかりやすい説明になっている。

引用元:NHK

🔼NHKの『新八犬伝』へのリンク


はじめに

 最近、能楽師を主人公にした漫画があるというのをnote内の記事で知っ

た。多種多様なテーマで書かれる漫画。『能楽』も例外ではない。

 beanjoも『能楽を』知る入り口は漫画だった。今回、beanjoが読んだ『能

楽』を題材にした漫画を紹介していく。第1回は『SF安達ヶ原』。


『SF安達ヶ原』

画像引用元・amazon.co.jp

🔼beanjoが『SF安達ヶ原』を読んだのがこれ。編集の赤木かん子の解説も

必見。

画像引用元・amazon.co.jp

🔼表紙の男性が調査官・ユーケイ。能楽『安達ヶ原(黒塚)』に登場する

僧侶・祐慶(ゆうけい)がモチーフか。


あらすじ


 調査官・ユーケイは、ある惑星に「人を食う」老婆の調査にやってきた。

 宿の提供を願うユーケイに対し、その老婆はかいがいしくユーケイを歓迎

する。そして宇宙服を着込んでいたユーケイが頭部ヘルメットを外したと

き、老婆は瞬間何かに気づくもユーケイはそのことに気づかなかった……。


ここが見どころ①:作者のテーマ「ディスコミュニケーション」


 作者は終結直後の体験から作品に「ディスコミュニケーション」(コミ

ュニケーションができない)をテーマに制作してきた。(『マンガの描き

方:似顔絵から長編まで(知恵の森文庫』および『手塚治虫物語 1928~

1959(朝日文庫 は 1-1)』参照)

 原作『安達ヶ原(黒塚)』もディスコミュニケーションの作品であるから

テーマとして外れていない。


ここが見どころ②:視点をかえてもう一度読んでみる

 能楽に関しての書籍を読んでいた時期、『安達ヶ原』については書籍の著

者は老婆によりそっており、老婆に罪はないという著者もいた。『SF安達ヶ

原』を老婆視点でもう一度読んでほしい。全然違う物語になるはずだ。

補記

画像引用元:amazon.co.jp

🔼令和7年1月10日に放映された映画『ハウルの動く城』。(宮崎駿 スタジ

オジブリ 2004)

 主人公ソフィーの視点でストーリーは進むが、魔法使いのハウル視点でも

う一度見ると全然印象は変わりそうだ。


リンク先


安達が原|アニメ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL

🔼 手塚プロダクション公式サイト。短編アニメーション『SF安達ヶ原』へのリンク。

安達が原|マンガ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL

🔼 手塚プロダクション公式サイト。短編『SF安達ヶ原』へのリンク。


🔼beanjoの能楽に関する記事


<参考文献>

『宇宙の孤独』(SFセレクション3)手塚治虫、ジョン・ウインダム ほか 
 赤木かんこ 編 ポプラ社 2005
『マンガの描き方:似顔絵から長編まで(知恵の森文庫』手塚治虫 光文社 1996

『手塚治虫物語 1928~1959(朝日文庫 は 1-1)』伴俊男 手塚プロダクション 1992 朝日新聞出版

『手塚治虫物語 1960~1989(朝日文庫 は 1-2)』伴俊男 手塚プロダクション 1994 朝日新聞出版

『ハウルの動く城』 宮崎駿 スタジオジブリ 2004

新八犬伝
https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010643