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映画館ポップコーン行列の嘘と真実 〜早く着いたら、早く減った〜

ネットの情報ってさ、当たる時もある。
でも外れた時、損するのは金より先に時間や。

今日の結論これ。
情報に踊らされると、待つ場所が変わるだけで、結局バカを見る。


映画に行った

最近、俺はポップコーンにハマってる。
今日映画館に行くことにしたのだが
そしてもう決めてた。
家を出る前から「今日はポップコーン食う」って。


ネット情報を真に受けた

「最近の映画館は売店が混んで、スナック買うのに30分以上並ぶ」って記事。
フレーバー増えすぎ問題とか、ドリンクバー導入のせいとか、理由もそれっぽい。

俺はその情報を真に受けた。
だから早めに家を出た。
“行列に負けへん男”をやるために。


……結果

5分で買えた。

爆速。
俺の気合だけが、ロビーに置き去り。
並ぶ覚悟してきたのに、並ぶ相手おらんかった。

勝負すら始まってへんのに「勝った気」だけ残った。
先に疲れた分、俺だけ損してる。


本音を言うと、Sでいいと思ってた

量はほどほど、気分は上品。
「ポップコーンSと珈琲で」って、普通に頼んだ。

そこへ店員さん、にこやかに一撃。

「セット価格があるので、Mにしても同じお値段になります」

……その言い方、ずるい。
“同じ値段”って言われた瞬間、人間は弱い。
俺も弱い。

「じゃあMで」

言うてもうた。


開場前に、すでに不安

購入があっさり終わりすぎたせいで、開場前にもう手元にポップコーンがある。
スクリーンに入って、座席に座る。

ここで、急に心配になる。

Mやぞ?

上映が終わってもポップコーン残ってたらどうすんねん。
エンドロールで感動してる横で、俺の手元だけ「……まだある」って主張してくる未来。
そのまま外に出て、冷めたポップコーン抱えて帰るやつ。
映画の余韻じゃなくて、持ち帰りの現実だけが残る。

嫌すぎる。


……という謎の危機感に襲われて

本編前の幕間。
予告と宣伝が流れてる、あの“待ち時間”。

俺はそこでポップコーンを口に放り込んでいた。
まだ物語始まってへんのに、手だけが働く。

画面は次回作の予告。
俺は咀嚼の予告。


そして問題はここからや

思いのほか、宣伝が長い。
思いのほか、俺がぱくつく。

「まだ始まらんの?」
「まだ始まらんの?」

って思うたびに、口が忙しくなる。
退屈を噛み砕くクセが発動してる。


結果――

本編が始まる頃には、もう半分。

主人公が登場する前に、俺のポップコーンが削れてる。
宣伝が長いんちゃう。
俺が“退屈”に弱いだけや。


今日の学び

ポップコーンは、思いのほか早くなくなる。

行列の時間を節約したら、今度はポップコーンの寿命が縮んだだけやった。
俺、効率化したつもりで、消費だけ加速させてる。


映画より先に、俺の不安が完走した。
上映前に感情だけフル尺や。

たぶん俺の人生、改善点そこちゃう。
まず“幕間で落ち着ける脳”を、どっかの売店で売ってくれ。

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