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心理的盲点が外れるとき

こんなところにこんな店があったんだと気づく事がある。今までは気にもとめず、自分の視界に入っていたはずなのに、その存在を認識できなかった。
それが、その店に関連する頃柄に興味を持ち、自然とその存在に気づき、いつもであれば気づかなかった存在に気づかされる現象がある。コーチング用語でスコトーマを外すと呼称されるらしい。

若い時であれば、特定のアイドルが好きになれば、街なかでそのアイドルポスター等に気付かされたりする。
ダイエット中で空腹を我慢してるときであれば、普段は安物売りの激安チェーン系の飲食店しか自分の視界には存在しないのに、ダイエットのキツイ時期に至る過程では、あらゆる飲食店が目に入る。

最近、私は旅行に興味を持ち、関東からの日帰り旅行に関する情報に異様に目が入るようになった。
以前であれば全く興味がなかったのだが、書店へ入ればるるぶ等の旅行系の雑誌が目に入り、パラパラと立ち読みしてしまう。

また、旅行を検索したためか、検索サイトのアルゴリズムが旅行に関する記事を異様にピックアップする。一つ一つの記事で、この旅行はいかがですかと推奨してくる始末だ。

るるぶなりネット検索での旅行ルート検索は、旧来からこすり倒され、何も面白くないので、チャットGPT様へお伺いを立てることにした。

チャットGTP様へのお伺いだが、漠然と大まかな質問をしてしまうと、漠然と大まかな回答しか返ってこないのはご存知の通り。

ここで試されるのは、プロンプトなるカタカナ用語ではなく、単純に質問力が問われる。もっと詳しく言えば、自分の懐具合の開陳だ。予算うん万円で、東北の〇〇へ旅行する方法を教えてくださいと。

この予算うん万円だが、仮に旅行代理店であれば鼻で嗤われてしまうような金額であるとしよう。
JTBやHISのような大手様はもとより、無名の旅行代理店どころか、個人の請負ツアーでも相手にしてくれない単価となる予算だ。

それでも、チャットGTP様は自身の機械学習による成果を我々に示してくれる。ちなみに、自分の予算では、移動手段としてヒッチハイクを一つの選択肢として示してくれたのはご愛嬌かと。

今回のタイトルの通り、自分の心理的盲点として外れたのは、恥ずかしい相談でもチャットGTP様にはできることだ。

何だそんなことかと言いたいかもしれないが、ひとたび相談へのハードルが下がると、何でも機械学習アルゴリズムへ何でも相談したくなるのが人間の性だ。人間には相談できない恥部のデータが、チャットGTPをはじめとした機械学習にストックされているのを想像すると、人類は悩みから解放される日が来るのではと夢想してしまう。

大げさすぎるように書いたが、自分は本気でそのように思っている。

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