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甲子園で一番儲けているのは誰か?知られざる高校野球ビジネスの裏側


高校野球で本当に儲けているのは誰なのか?

第1章 「感動」の裏で動く巨大なお金

やあ、バズ球帝王だ!

「高校野球は教育の一環。」

この言葉を聞くと、多くの人は「お金とは無縁の世界」を思い浮かべるかもしれない。

真夏の炎天下で白球を追いかける高校球児。アルプススタンドで声を枯らして応援する吹奏楽部や保護者。負ければ涙を流し、勝てば笑顔になる。その姿に、多くの人が感動。

しかし、その一方で甲子園大会は毎年、日本中の注目を集める巨大イベントでもある。

テレビでは連日生中継され、ニュースや新聞、インターネットでも大きく取り上げられる。球場には多くの観客が訪れ、スポンサー企業は大会を支え、関連グッズや飲食の売り上げも伸びる。

つまり、高校野球は「教育」であると同時に、多くの経済活動を生み出す存在でもある。

ただし、ここで勘違いしてはいけないことがある。

「高校野球で誰か一人が大儲けしている」という単純な話ではない。

実際には、さまざまな組織や企業が、それぞれ異なる形で利益や価値を得ている。

例えば大会を主催する組織は、入場料収入や協賛金などで大会運営を支えている。一方で新聞社は、全国的な注目を集める大会を通じて自社ブランドの価値を高める。テレビ局は高い視聴率を獲得し、スポンサー企業は全国へ自社の商品や企業名をアピールできる。

さらに、球場周辺ではホテルや飲食店、交通機関などにも多くの利用者が訪れる。

つまり、高校野球は「一つの巨大な経済圏」を形成しているのだ。

では、その中で最も利益を得ているのは誰なのか?

答えは、「利益」の意味によって変わる。

現金収入という意味では大会運営団体や球場には収入がある。

広告効果という意味ではスポンサー企業や新聞社、放送局が大きな価値を得ている。

地域経済という意味では、開催地にも大きな恩恵がある。

一方で、主役である高校球児や学校はどうか。

多くの選手は交通費や遠征費、用具代などの負担を抱えながら大会に出場している。学校も応援団の移動費や宿泊費など、多額の費用を負担するケースがある。

つまり、感動を生み出している当事者が、経済的には必ずしも大きな利益を得ているわけではない。

だからこそ、「高校野球で儲けているのは誰なのか」という問いは、お金だけではなく、ブランド価値や広告効果、地域への波及効果まで含めて考える必要がある。

このシリーズでは、感情論ではなく公開されている情報をもとに、高校野球を取り巻くお金の流れを一つずつ整理していく。

第2章 朝日新聞社は高校野球で本当に儲けているのか?

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