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米利下げ観測の後退を受け、ビットコインは年初来安値を更新 ビットコイン・デイリーレポート2025.11.18(2025.11.14-16)

株式会社B.C.Aマネージメント
投資助言部
暗号資産グループ


ビットコイン 続落、ETFは過去2番目の流出額を記録、先物市場で5億ドルを超える清算が発生

 14日のビットコインは続落。BTCUSDは日本時間帯序盤こそ節目の100,000ドルを回復するなど強含む場面も見られたが、午後に入ると再び売りが優勢となり反落した。米利下げ観測が後退するなか前日にスポットビットコイン上場投資信託(ETF)から上場来2番目に大きい金額が流出したことが嫌気された。その後も欧州時間帯、米国時間帯と軟調に推移し、終盤には94,000ドル付近まで下落した。

 この日も米連邦準備制度理事会(FRB)当局者からは年内の追加利下げについて慎重な発言が相次いだ。カンザスシティー連邦準備銀行のシュミッド総裁は同連銀とダラス連邦準備銀行が共同で主催したイベントで改めて利下げに反対の意思を示したほか、ダラス連邦準備銀行のローガン総裁は同イベントで労働市場の悪化や物価の低下という確証が得られない限りは利下げを支持することは出来ないと述べた。今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ二人の発言を受け、シカゴマーカンタイル取引所(CME)が30日物フェデラル・ファンド・レート(FF)金利先物から算出する金利見通し(FedWatch )では12月のFOMCでの利下げ確率が50%を割り込むまで低下した。

 尚、市場センチメントが悪化するなか先物市場では前日に続き大規模清算が発生した。暗号資産デリバティブデータ分析プラットフォームCoinGlassによると、ビットコイン先物ロングポジションは日本時間14日の24時間で5億3292万ドルの清算が発生。前日には2億1751万ドルの清算が発生していた。10月10日に過去に例を見ない46億ドルを超える大規模清算が発生して以降、デリバティブ市場を中心にセンチメントが悪化しており、ポジティブな要因に対する反応は鈍く、一方でネガティブ要因に反応しやすい環境となっている。

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