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【インタビュー】IT営業アウトソーシング カンパニー長 松村健太

こんにちは。BCC株式会社(証券コード:7376)IR担当です。
当社は、2025年11月14日公表の「2025年9月期 決算説明資料」にてご説明のとおり、2026年9月期よりカンパニー制へ移行し、「IT営業アウトソーシングカンパニー」「ヘルスケアビジネスカンパニー」の2カンパニー体制をスタートいたしました。
本インタビューでは、新体制に込めた狙いや今後の成長に向けた展望について、両カンパニー長に話を伺いました。
今回はその第一弾として、
IT営業アウトソーシングカンパニー・松村カンパニー長 のインタビュー
をお届けします。カンパニー制への想いや組織づくりに対する考え方など、非常に力強いメッセージを語っていただきました。
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。


BCC東京オフィス会議室にて

1.入社からこれまでの仕事

ー まずはBCC株式会社へ入社後の経歴について、簡単に教えていただけますでしょうか。

2008年に営業創造株式会社(現BCC株式会社)へ入社し、ソリューション事業で中堅・中小企業向けにネットワークやセキュリティ商材をご提案する営業職としてキャリアをスタートしました。大阪拠点での営業活動をはじめ、拠点運営やマネジメントなど担当領域を広げ、2013年頃からはソリューション事業全体を統括する責任者を務めるようになりました。
2020年にIT営業アウトソーシング事業部長に就任し、事業戦略の立案・実行を主導するとともに、上場準備の過程では事業計画書の作成にも参画し、IPO達成に貢献しました。
事業部長としては、営業アウトソーシング事業に加え、ソリューション事業やデジタルマーケティングなど複数領域の統括を担当。現在はIT営業アウトソーシングカンパニーのカンパニー長として、営業・マーケティング・広報・採用を含む全体戦略の策定と遂行を担っています。

2.仕事で大切にしていること

ー ありがとうございます。営業経験が長いと思いますが、これまでのご経験の中で、仕事を進める上で常に意識されていることや、大切にされている価値観などがあればお聞かせください。

私が常に意識しているのは、「本気で向き合う姿勢」です。
これは精神論ではなく、日々の行動や意思決定の積み重ねだと思っています。どれだけツールや仕組みが進化しても最後に成果を左右するのは人の覚悟や行動量、そして楽しむ力です。私は感情に波が少ないタイプで環境がどう変わっても、やるべきことを淡々と積み上げることを大切にしています。
仕事では、決断と判断をできるだけ早く行うことを重視しています。スピードは組織の空気をつくりますし、迷っている時間が長くなるほど、チームの推進力は落ちてしまいます。完璧な情報を待つよりも、まず動き、走りながら軌道修正していく。その姿勢をマネージャー陣にも共有しています。
そして、どんな局面でも「楽しむ」ことを忘れないようにしています。仕事は辛さに耐えるものではなく、自分たちで楽しさをつくっていくほうが強い。サッカーで培ったチームワークの考え方を活かし、個々が役割を理解し、互いに補い合いながら前に進める組織を目指しています。

3.カンパニー制移行の背景・狙い

ー なるほど、確かに、いつも楽しそうに仕事をされてるように見えます!!
今期からカンパニー制になりましたが、これまでの組織体制と比べて、どのような変化が生まれることを期待されていますでしょうか?

従来の事業部制は、部門間の連携が取りやすい一方で、意思決定に時間を要したり、最終的な責任の所在が曖昧になる場面も少なくありませんでした。とりわけ採用機能が別部門にあったことで、現場が必要とする人材を迎え入れてから、実際に戦力として活躍するまでに一定の時間を要する課題がありました。現在は、採用もカンパニー内に組み込まれたことで、必要な人材を自らの判断で採用し、適切なタイミングで現場に配置できる体制が整っています。この点は、現場にとって大きな改善だと感じています。
また、カンパニー単位での意思決定が可能になったことで、新たなサービスや仕組みづくりにも主体的に取り組めるようになり、挑戦の幅が大きく広がりました。必要だと判断したことを、その場で決め、すぐに動かせる。このスピード感と自由度は、挑戦を止めない組織にとって非常に重要だと考えています。
権限と責任が明確に一体化したことで、自分自身にも逃げ場のない環境が生まれましたが、むしろそれが大きなやりがいにつながっています。自ら決断し、自らのスピードで前に進められる環境は、適度な緊張感とともに確かな手応えをもたらしてくれます。
カンパニー制は、意思決定の迅速化や責任の明確化にとどまらず、人が成長し、力を発揮できる環境を自ら整えていくための仕組みでもあります。ぬるま湯に甘んじることなく、成果に正面から向き合う組織であり続けるために。カンパニー制は、その基盤となる重要な制度だと考えています。

4.事業戦略・今後の展望

ー 今期の重点施策や注力分野、または中期的にどのような成長戦略を描いているかあれば教えていただけますでしょうか?

短期的には、IT営業アウトソーシング事業における配属人数の拡大と取引先のさらなる広がりに加え、BM Xを中心としたIT直販型サービスの強化に注力していきます。あわせて、営業という仕事そのものを、より多くの人が前向きに挑戦できるものへと進化させていくことも、重要なテーマの一つです。中期的には、「営業 × デジタル × 教育」を掛け合わせた、BCCならではの成長モデルの確立を目指しています。
AIやデジタルツールが高度化するほど、最終的に価値を生み出すのは「人がどう考え、どう動くか」です。だからこそ、現場の声や顧客の課題を起点に、自分たちの手で新しいサービスや仕組みを生み出していく姿勢を大切にしています。
そして今、私が目指しているのは、全員が営業感覚を持って業務に向き合う組織です。
マーケティング、採用、管理部門など、どの領域であっても本質は顧客視点にあります。営業は一部の人だけが担う役割ではなく、会社に関わるすべての人が楽しみながら挑戦できるものだと考えています。
その想いを象徴するカンパニーのスローガンが、
「人がつながり、挑む」
― 誰もが営業に挑戦できる環境をつくる ―

です。
人と人がつながることで仕事の可能性は大きく広がり、少し怖さを感じる新しい領域に踏み出すことこそが「挑む」ことだと捉えています。
この世界観を軸に、常に顧客視点に立ちながら、新しい価値を自分たちの手で生み出し続けるカンパニーへと成長していきたいと考えています。

5.組織づくり・人材育成

ー カンパニー制になったことで、組織運営で特に意識していきたい点や、チームメンバーに期待していることなどありますでしょうか?

私がメンバーに最も期待しているのは、自分なりの軸を持つことです。
周囲の意見や環境に流されるのではなく、自分で考え、自分の判断で一歩を踏み出せる人は、やはり強い。反対に、与えられた指示をこなすことだけに終始してしまうと、成長の可能性はどうしても限定されてしまいます。
当社は派遣ビジネスを主軸としており、170名(※2025年12月現在)ものメンバーの多くが、お客様先という異なる環境で働いています。そうした状況の中で、自分の軸を持ち続けることが簡単ではないことも十分理解しています。
それでも、どんな現場においても、自分はどんな価値を提供できるのかを考え続ける姿勢だけは、決して失ってほしくありません。
カンパニー制への移行により、責任の所在が明確になった分、こちらも遠慮なくチャンスを提供できるようになりました。
真正面から向き合い、挑戦を恐れない人は、確実に成長していきます。今後は若手にも積極的に挑戦の場を用意し、年次にとらわれない抜擢もどんどん仕掛けていく考えです。

6.カンパニー長としての抱負

ー 最後に、カンパニー長として任命を受けての率直なお気持ちや今後の抱負についてお聞かせください。

カンパニー長に任命いただいたことは素直にうれしく、同時に身の引き締まる思いがあります。この役割を担う以上、結果から逃げることなく、カンパニーとして目指す姿を一つひとつ形にしていきたいと考えています。
私がつくりたいのは、「本気で向き合える組織」です。
ここで言う本気とは、精神論ではなく、自ら判断し、行動し、その結果に責任を持ちながら、仲間と連携して挑戦し続けられる状態だと思っています。カンパニー制への移行によって、意思決定のスピードは確実に上がり、挑戦できる領域も広がりました。変化の激しい環境においては、正解を待ち続けるよりも、まず一歩踏み出し、必要に応じて軌道修正していく。その積み重ねこそが前進につながると感じています。今のBCCにとって、この「動きながらつくる」姿勢は欠かせないものです。
IT営業アウトソーシングとソリューション事業、そして新たな価値創出を有機的に結び付けながら、組織としての力をもう一段引き上げていきたい。
メンバーの一人ひとりと向き合いながら、これからのBCCを共につくっていけることを、心から楽しみにしています。

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