美容皮膚科で20年働いてる私が思う美肌の人は知っている。皮脂を制する人が勝ち
50代の肌は「皮脂」を制する人から変わる。
乾燥・赤み・毛穴まで、実はつながっています。
「私は乾燥肌だから、皮脂なんて関係ない」
そう思っていませんか?
実は、40代、50代の肌を見ていて私がとても大切だと思うのが、
“皮脂をなくすこと”ではなく、“皮脂をコントロールすること”
です。
皮脂というと、
・テカリ
・毛穴
・ニキビ
・ベタつき
という悪いイメージを持たれがち。
でも、皮脂は本来、肌を守るためにも必要なもの。
問題なのは、
多すぎることでも、少なすぎることでもなく「バランスが崩れること」
なんです。
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皮脂を取りすぎると、なぜ乾燥するの?
「ベタつくから、しっかり洗う」
「毛穴が気になるから、皮脂を落とす」
「朝も夜もスッキリするまで洗顔」
これ、やりすぎてしまうと逆効果になることがあります。
必要な皮脂まで落としてしまう
↓
肌が乾燥する
↓
バリア機能が乱れる
↓
赤みや刺激を感じやすくなる
↓
肌のキメが乱れて、毛穴も目立ちやすくなる
つまり、
乾燥・赤み・毛穴は、それぞれ別の問題ではないことがあります。
だから私は、
「毛穴には毛穴ケア」
だけを考えるのではなく、
まず“肌の土台”を見ること
を大切にしています。
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毛穴を小さくする前に「皮脂」を見直す
50代になると、
「昔より毛穴が目立つようになった」
という相談が増えます。
でも、毛穴そのものを消すことはできません。
大切なのは、
毛穴が目立ちにくい肌環境を作ること。
皮脂が多い状態が続けば、毛穴に皮脂がたまりやすくなります。
一方で、乾燥してキメが乱れても、毛穴は目立って見えます。
だから、
「皮脂が多いから、とにかく脱脂!」
でもない。
「乾燥しているから、とにかく保湿!」
でもない。
必要なのは、
自分の肌に合わせて“ちょうどいいところ”を探すこと。
これが、50代のスキンケアではとても重要です。
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そして、もうひとつ私が大切にしているのが
「レチノール貯金」です。
レチノールというと、
「シワに効くもの」
と思っている方も多いと思います。
もちろん、それも大切。
でも私は、
レチノールは“今の肌をきれいにするためだけ”ではなく、未来の肌のために少しずつ貯めていくもの
だと考えています。
だから私は、
「一気に頑張る」
よりも、
“続けられる量を、続けられる頻度で”
を大切にします。
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レチノールは「濃ければ勝ち」ではありません。
ここ、ものすごく大切です。
高濃度にすればするほど良い。
毎日使えば使うほど良い。
……というものではありません。
刺激が強すぎて、
赤み
乾燥
ヒリつき
皮むけ
が出てしまえば、続けることが難しくなります。
美容で一番もったいないのは、
張り切って始めた美容を、肌が耐えられなくてやめてしまうこと。
だから、
「少しずつ慣らす」
「肌の状態を見ながら調整する」
「長く続ける」
この考え方が大切。
レチノールは、
短距離走ではなく、長距離走。
私はこれを「レチノール貯金」と呼んでいます。
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50代からの美容は「足し算」だけではない
シミが気になる。
シワが気になる。
毛穴が気になる。
たるみが気になる。
だから美容液を足す。
クリームを足す。
パックを足す。
美容医療も足す。
もちろん、必要なものを取り入れることは悪いことではありません。
でも、
肌が変わらない時ほど、“何を足すか”ではなく“何をやりすぎているか”を見直してみてほしい。
洗いすぎていない?
こすっていない?
皮脂を取りすぎていない?
刺激のあるケアを重ねすぎていない?
肌が疲れているのに、さらに頑張らせていない?
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私が考える「50代の美肌」の順番
① 落としすぎない
② こすらない
③ 皮脂をコントロールする
④ 肌のバリアを守る
⑤ 紫外線から守る
⑥ 必要な美容成分を取り入れる
⑦ レチノールを無理なく貯金する
⑧ 美容医療は“足りないところ”を補う
この順番を意識するだけでも、
「とにかく高いものを買う」
という美容から卒業できると思っています。
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そして、50代の美容で一番伝えたいこと。
肌は、
昨日のケアだけで今日きれいになるものではありません。
毎日の小さな積み重ねが、数ヶ月後、数年後の肌を作ります。
だからこそ、
一発逆転を狙わない。
無理をしない。
流行だけに振り回されない。
今の自分の肌をちゃんと見る。
そして、
守る美容と、攻める美容を上手に使い分ける。
これが、私が50代になって改めて感じていることです。
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「昔より肌が弱くなった」
そう感じる人こそ、
もっと頑張るのではなく、
一度、肌を整えるところから始めてみてください。
皮脂を整える。
肌を守る。
そして、レチノールを少しずつ貯める。
その積み重ねが、
“今より5年後の自分の肌が好き”
につながっていくと私は思っています。
美容は、年齢と戦うことではありません。
年齢を重ねた肌を、どう育てていくか。
50代からの美容は、そこが一番面白いんです!
