今だから触れたいUNISON SQUARE GARDENの歌詞
UNISON SQUARE GARDENの現体制での活動終了が発表されてから早2ヶ月。
空いた穴に見ないフリをしながら何とかやっています。
UNISON SQUARE GARDENは自身の哲学を貫きながら、距離感や温度感を大事にしてきたバンドでもある。
前を向けるように、一人でも歩けるように。
こんな時だからこそ拠り所にしたい言葉も、これまでの詞の中に詰まっている。
今回は現体制ラストライブ『Sentimental Period』で、今だからこそ聞きたいUNISON SQUARE GARDENの歌詞をピックアップしてみます。
こうしてワクワクを絶やさないように生きるっていう人生の工夫もUNISON SQUARE GARDENから学んだモノですね。
はじめに
今回の現体制での活動終了に対する私個人の受け止め方としては、
「3人がUNISON SQUARE GARDENを残す選択をしたのだからそれを尊重したい」
「3人が揃ってUNISON SQUARE GARDENなのだから受け入れ難い」
という2つの想いの狭間にいる現状です。
また、活動休止前ラストライブ“Sentimental Period”に対しては、「ユニゾン目線・リスナー目線ともに前を向ける物語になっていればいいな」と思っています。ただ、あまりにお涙頂戴なライブになるのも違うだろと思ったりもするので、今回ここであげる曲や歌詞も全部やってくれ!とは思わないですね。
以上のクネクネなスタンスを確認した上で、本文をお読みいただければ幸いです。
「受け止め方が違うな…」と思われた方は今のうちにブラウザバック推奨です。各々から見えているUNISON SQUARE GARDENを受け止めましょう。
それでは。
本編①
愛している それだけ それだけで十分です
だってまだ息をしているんだよ 僕も君も
『誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと』
「大事なことは最初からある」
UNISON SQUARE GARDENに魅せられた、UNISON SQUARE GARDENが好きだ、という初期衝動を忘れずに、息をし続けていれば、また良いことがあるって思いたいですね。
ふざけろ! 「いつか終わる、悲しみは」
どうか忘れないでよ
『フルカラープログラム』
今抱えるこの悲しみもいつか終わる。
ライブ当日は、わたしの涙も空まで飛ばして、虹を作っていただきたいですね。
こんなんじゃ青春が終わっちゃう!死にたくなってしまうだけどどうせいつか終わるから 毎日をちゃんと諦めないでくれ
『ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ』
毎日をちゃんと諦めないで生きていれば、悲しみもいつか終わると信じましょう。
だからせめてもの催しをジャンクにぶちかましてくれ。
大事なもの失った時 壊れちゃってしまってしまった気持ちは
虹色に光る幸せ そんなものがなくても
小さじ一杯のカラクリが生み出せるもの
『君の瞳に恋してない』
大事なものを失って壊れちゃった気持ちも、「大さじと小さじの間の気持ちいところ」じゃない、小さじ一杯程度のちょっとした工夫で希望に変えることだってできるのでしょう。
今日が辛いから明日も辛いままだなんて思うな
相変わらず息をしてる 揺るがない目も知ってる
負けない どうせ君のことだから
『黄昏インザスパイ』
こういう言葉が真っ直ぐな曲も、今だとより効きますね。
両手にあった景色が零れてしまう 程なく溶け出す淡い眩暈
シャットダウンして少し休んだらね すぐに歩くよ
奇跡みたいな解決なんか期待しないのが モードなムード
『静謐甘美秋暮抒情』
強がりが効き目をなくしてしまうくらい落ち込んでしまうなら、すぐに眠ってシャットダウンして、甘い夢の世界で都合よくなって少し休んだら、また何度でもそこから歩き出せば良いですからね。
壊しちゃったんなら また今度 あるかないかはわかんないよ
とりあえず今は立ち止まっておこう
『ぼくたちのしっぱい』
直向きに「前を向くこと」を体現しているUNISON SQUARE GARDENが稀に見せる「立ち止まり」や「後ろを向く」ことへの肯定。
愛 言葉 思いやりを失くさないでポッケに入れておきたいですね。
一つの願いが途絶えたくらいで 命が終わるかよ 甘えるな
あまりにも写実的なあれこれ 心はモノクロにしちゃダメだよ
『あまりに写実的な』
少々強いですが、必要な言葉ですね。
「時には立ち止まるくらい」でもいいし、「キリのいいところでまたリスタート」すればいいのです。私も、
どうしても消えないままの 残酷時計は
真実を指してるから 厳しくも見えるだろう
だけどいつか 誇れるくらいには 人生はよくできてる
だから、生きてほしい!
『Invisible Sensation』
リスナー目線もそうですが、ユニゾン目線にも欲しい言葉ですね。
生きてくれ。
涙がこぼれそうな夜だ ギリギリつながっている夜だ
その一瞬を奏でるのに 言いたいこと たくさんあるんだ
何かが変わりそうな夜だ 流れる星にそっとつぶやいた
君の声も聞こえたけれど 今は空に消えてくだけ
『何かが変わりそう』
まさに“ギリギリつながっている夜”なこの日。
この曲はユニゾン目線からの物語として繰り出されたいですね。
「一人だけど 独りじゃない」
そうだよ、君にも届くだろう 離れていたって大丈夫だよ 歌ってよ
大切な言葉もさ さりげなく乗せていいかな
ありがとう ありがとう また会えるまで 会える日まで
『harmonized finale』
ここでいう「ずっと続けばいいな けど 終わりが近づいてるのもわかるよ」は“バンドとしての終わり”ではなくて“今日という日”の文脈で受けたいです。
3人のUNISON SQUARE GARDENを無限に見ていたいですね。
もうちょっとだけ このままで無限を見てみたい
『流星行路』
3人のUNISON SQUARE GARDENを無限に以下略
番外編
こちらの枠では、歌詞が現状とマッチしてドラマチックになりそうだからセトリに入っていたら美しい!だけどちょっと今聞くにはしんどかったり、「だめだそんな悲しいこと言うな」って思ってしまう感じの曲をピックします。
きっとどの未来選んでもすれ違ってたから
「もしかして」も「まさか」もほら、無意味なんだね
だから だから どうか映画みたいに この答えが少しは報われて欲しいと思うから
/ 君が何を奏でても大差ない、ねえそうだろう?
だけど だけど いつかの映画みたいに この瞬間だけは意味がありあまるくらいだと思うから
『夢が覚めたら (at that river)』
綺麗で大好きな曲なのですが、視点がUNISON SQUARE GARDENからのものになってしまうとちょっと重すぎますね。
こんな諦めの物語をバンドのストーリーの文脈で受け止めたくはないかも。めちゃくちゃマッチはしているんですけどね。
ここまでだ、って線を引かれては 続きはずっと白紙になってる
無口な灯台のサーチライト 何処へ行ったの?また会えるかな
/ このままずっと明日を待っても
ごめんね、きっと、君には届かないだろう
悔しいけど物語は一つだけ終わった
『サーチライト』
わたくし、GWに『流星前夜 -rebirth-』を見てたんですけど、これまでちゃんと読んでなかったこの曲の歌詞にズタズタにされましてね。本稿を執筆するに至っています。
新世界ノート怖い。
明日になったらもう会えないから 今に賭ける
一回だけしかないなら 一回だけで十分だ
/ バイバイ 想いが届いて バイバイ やがてくる朝
だってちょっと君が笑ったから 僕も笑えただけだよ
『流星のスコール』
活動休止発表後のライブが一回だけしかないのも含め色々マッチしていてお辛いですわね。
“君”に想いが届いたあと、満足して成仏して消えそうなのも嫌ですわね。
叶わない夢あっても 明けない夜があっても
いつかのどこかで答え合わせしようね
命はある それっぽっちのことでもおみやげになるから
『Numbness like a ginger』
これもまあマッチしてますよね。
けど上記3曲よりは「終着点はここじゃないから またあとでね」だったり、まだ「前を向こうとしている」「次がある」ニュアンスがあるので良いかも。
触れ合ってしまった指が偶然じゃないと信じて
もう一度って月に願ってみたり
自分の心は自分が一番わかってない 恥ずかしくなるよな
また一つあなたの言葉を知れたけれど 胸には刻まずに
もう少し遠回りをしたくなるの アザレアの風の中で
見つめてる ごめんね、もう少しだけ。
『アザレアの風』
聞きたくないけど、聞きたいですね。
以上、番外編でした。
本編②
去った栄光の日に 希望があった日に
戻りたくなったなんて 寝てんのかよ
『カオスが極まる』
一見辛辣ですが、「見たことがなければないほどドラマチック」であり、「何回目かの地獄 慣れちゃえば超気持ちいい」であるので、栄光が去っても、希望が絶えても、どうってことないんですね。
絶望することでしか見れない景色がある、ってとこですかね。正常な狂気とも言える気がします。
きっと単純に終わり迎えたら ダサく散ってRebornするんだって
Continue?
『世界はファンシー』
精算してくれ、ゲームオーバー!
そしてもう一回ゼロから 今を再構築してくれないか
『憂鬱はプリンセス』
個人的に『Charisma & Princess』から擦っているこの2曲のリンクなんですが、今こそハマりますよね。
ここで一度活動が止まったとしても、ダサくてもまた甦って再構築してほしいですね。
何度よろけて 倒れたとしても
さっき立ってたんだし 立てないわけがないよ
『オリオンをなぞる』
諦めちゃったら届かない 史上最重要な
明日がきっとあるから
『リニアブルーを聴きながら』
何回だってI'm OK まだ立てるから
『harmonized finale』
タイバニ曲たちは諦めずに何度でも立ち上がることを教えてくれましたね。
僕にも君にも大事なことです。
さよなら 巡り行く結末は歪んだ蜃気楼
あまりにも無情なエンディングロール 君がこの世界から切り離されて
最後の旅に出る
さよなら この記憶だけはもう消さないように
未来にかくれんぼ
もういいかい まだだよと言われても止められないから
君にたどり着くまで 明日へ行く
夏の魔法は、もう無い 鼓動の向こうへ
『さよならサマータイムマシン』
シングル『流星のスコール』に入ってる曲全てをピックしてしまった。
私の行き場を無くした想いと、ボロボロになってでも歩みを止めないユニゾンの両方を拾ってくれそうですね。
オトバ情緒で繰り広げたりける制限タイムはあと少し?
シアワセ貯金を済ませば また奇跡的だって生きればいいじゃないか
『オトノバ中間試験』
UNISON SQUARE GARDENは、ライブの時間という“夢”を通じて、各々が好きに楽しんで掴んだものを、現実世界へ持ち帰ってその先も生きていく、という構図を歌っている。
それはこの“Sentimental Period”でも変わらないだろう。
ストップモーション この時間 そう 君のなすがまま
忙しい人生の隙間で 嫌になる度に 呼び出しボタン押していいから
せいぜい明日も頑張って!
『instant EGOIST』
帰ろう世界へ あるもの全部を掴んでいく
『23:25』
ライブが終わっても、各々が持っている機器のボタンひとつでUNISON SQUARE GARDENを呼び出すことができる。
現実の時間から離れて、ライブという“夢”を各々が各々の楽しみ方をして、生き方を見つけられたら、元の世界へ帰ろう。
掴んだ全てを 決して譲るな
『お人好しカメレオン』
夢の中にあるもの全部を掴んで、それを自分だけのものとして、なんとか生きていきたいですね。
もしも明後日 僕が遠くへ旅立つとしても
それはきっと、次のページに行った証拠でだからちゃんと走らなくちゃ
それはきっと、今もそう
「あなたの血が僕に流れてるんだ」
ぐちゃぐちゃのまんまの希望でも、一人ぼっちでも、掴んだものを持って走り続けるしかないってわけです。
昨日の理想が今日砕けちゃっても 机の奥に入れてstill trust in my heart
ちゃちな理性に挟まれて心ぐるぐる悩むくらいなら
荷物を捨てて飛び出そう
今日までの感情が明日を作るから
イライラも後悔もまるごとミックスジュース
『mix juiceのいうとおり』
23時半の5分前も超えて、12時を過ぎて魔法が解けちゃう前に、色んな感情を全部まとめて、明日に繋げなくっちゃね。
ハローグッバイ 何度も繰り返す 死んじゃうまできっと
悲しい事でも何でもない その度に君は大人になる
『シャンデリア・ワルツ』
ハローとグッバイを、死んじゃうまできっと、何度も繰り返して大人になるのだから、それは悲しいことでもなんでもない。
これが大人になる手順だから、失くさないようにポケットに持っておこう。
それぞれの理由を胸に僕らは何度目かの木漏れ日の中で
間違ってないはずの未来へ向かう
その片道切符が揺れたのは 追い風のせいなんだけどさ
ちゃんとこの足が選んだ答だから、見守ってて
『春が来てぼくら』
おわりに
たくさんの歌詞を引用してきましたが、結局今見たいのって歌詞や文脈で泣かせるライブじゃなくて、シンプルにカッケーライブだな〜って思うので、今回は飽くまで私の個人的な“Sentiental Period”に向けた整理だったり、心を殺さないために綴ってみた記事になりますね。お付き合いいただきありがとうございました。
前段までで綺麗に終わらせようかとも思いましたが、最後に怨念を置いておきます。読む読まないはお任せします。
お読みいただきありがとうございました!!
キック、リズムを打て! ベース&ギター おまけに僕が歌えば四重奏
『桜のあと (all quartets lead to the?)』
「ココデオワルハズガナイノニ」
『オリオンをなぞる』
世界中を、驚かせ続けよう。
『シュガーソングとビターステップ』
