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白露|NEVER FORGET――遠くへ来て、見えてきたもの

この note は「季節を旅する暦ワーク」シリーズの1本です。二十四節気のめぐりや禅語・茶のこころをたよりに、自然の時間とわたし自身のリズムを見つめていくワークを、月2回お届けしています。


地球暦で見る白露

地球暦画像出典:HELIO COMPASS 地球暦 / Kaichi Sugiyama

2026年の白露は、9月7日。

春分から地球が太陽のまわりをめぐり、
秋分まで、あとわずかとなりました。

一年を一日に置き換えて眺めてきた時間も、
いよいよ夕方へと近づいていき

春分から始まった一年の前半が、
もうすぐ終わろうとしています。

白露とは、
草花に朝露が宿りはじめるころ。

昼間にはまだ夏の名残があっても、
朝夕には少しずつ秋の気配が混じり、
季節が確かに動いていることを
小さな露が知らせてくれます。

今年の白露を、
私は日本から遠く離れた
アメリカで迎えました。

いつもの場所から遠く離れて
迎えたからでしょうか。

秋分を前に、
この半年に見てきたもの、
そして、これからも忘れずにいたいものを、
あらためて考える節気となりました。

今回の言葉「NEVER FORGET」

今回のアメリカの旅で
今も心に強く残っている言葉。

「NEVER FORGET」
――決して忘れない。

この言葉を、
今回の白露に置いてみたいと思います。

グランドゼロ資料館にて

グランドゼロに立って

帰国の日に、
「今回の旅で一番心に残った場所は?」
と息子に聞かれ、
私は「グランドゼロ」と答えました。

2001年9月11日。

世界貿易センタービルが攻撃され、
多くの命が失われた場所です。

現在、その跡地には
二つの大きなメモリアルプールがあり、
周囲には犠牲になった方々の名前が
刻まれています。

資料館地下へのエスカレーターから、新しい貿易センタービルを見上げた写真

地下の資料館では、
当時の出来事を時間の流れや
テーマに沿ってたどりながら、
数多くの資料や記録を見ることができます。

ニューヨークという大都会の真ん中にありながら、
そこには街の賑わいとは違う時間が流れ

多くの人が訪れ、
一つひとつの記録を
祈るようにたどっている姿がありました。

地下ロビーを上から眺める

ここからは、グランドゼロに立って私の中に浮かんだことを、秋分を前にした今の記録としてもう少し書いてみたいと思います。

日本から見ていたアメリカと、
実際にその場所に立って見えてきたもの。

そして「NEVER FORGET」という言葉が、
なぜこれほど心に残ったのか。

ここから先は、
「季節を旅する暦ワーク」の
有料部分としてお届けします。

日本から見ていたアメリカ

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