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【連載】車椅子でめぐるバルセロナ 〈第1回〉サグラダ・ファミリアはほぼ完璧なバリアフリーアクセス


【連載】車椅子でめぐるバルセロナ 〈第1回〉サグラダ・ファミリア

世界中から観光客が集まるバルセロナのシンボル、サグラダ・ファミリア。
歴史ある重厚な建築物というイメージから『階段が多いのでは?』『車椅子で中まで入れるのかな?』と不安に思う方が多いかもしれません。

結論からお伝えすると、サグラダ・ファミリアはスペイン屈指のバリアフリー対応を誇る観光スポットです。

車椅子ユーザーや歩行に不安がある方でも、ストレスなく、サグラダファミリアを体感することができます。

これからバルセロナへの旅を計画している方のために、バリアフリーに関することと、知っておくべき基本情報をお届けします。

〈入場から聖堂内へ〉
ストレスフリーな動線
サグラダ・ファミリアの敷地内は、車椅子での移動を前提とした動線が行き届いています。

一般の入場列とは別に優先ルートが用意されており、待機列の混雑を避けてスムーズにセキュリティチェックへと進むことができます。(飛行機のような手荷物検査があります。それほど厳しくはありません)

入場ゲートから聖堂内へのアプローチにはエレベーターとスロープがあり、無理なく進むことが可能です。


聖堂の内部は広々としたフラットな構造です。

ガウディが描いた「森」を思わせる巨柱の列や、時間帯によって色を変える美しいステンドグラスの光を、どの位置からでも車椅子視点で見上げることができます。

設備とサービスのバリアフリー対応

聖堂内だけでなく、見学をサポートする設備も万全です。

多目的トイレ
敷地内および地下博物館エリアに、車椅子で利用できる多目的トイレが設置されています。清掃は行き届いています。無料です。

地下博物館・ショップ
ガウディの設計図面や模型が展示されている地下の博物館エリアへも、エレベーターを利用してアクセスできます。

ミュージアムショップ内は広くありませんが、通路幅が確保されています。

塔へのアクセスについて(注意点)
生誕のファサードや受難のファサードにある『塔』の上部へは行けません。
行きはエレベーターですが、帰りは狭い螺旋階段を下りる構造になっています。
安全上の理由から、車椅子利用の方や自力での階段移動が難しい方は塔への登頂はできません。
聖堂一階部分の見学のみでも十分にその価値は堪能できます。

訪問前に知っておくべき基本情報

快適な訪問のために、事前の準備とアクセス方法を押さえておきましょう。

事前予約は必須
現地での当日券販売はありません。必ず出発前に公式サイトまたは専用アプリから日時指定チケットを購入してください。
障害者割引チケットを選択する場合も、事前予約が必要です。

なお、障害者割引が観光客に適用されるかはケースバイケースで、事前に問い合わせた時も、人によって言うことが違いました。

私たちは日本の障害者手帳をスペイン語に翻訳した書面と手帳本体を持参しましたが、受付ではノーチェックでした。あくまで私たちの体験ベースです。

移動は地下鉄(Metro)がおすすめ
サグラダ・ファミリア駅(L2線・L5線)はエレベーターが完備されており、地上出口から聖堂はすぐです。

バルセロナの主要地下鉄路線はバリアフリー化が進んでおり、ホームと車体の段差も小さいため、車椅子での移動に最も適しています。
ただし、エレベーターがない駅もあります。地下鉄公式サイトなどで、必ず確認してください。

混雑を避ける時間帯
比較的混雑がゆるい朝一番(9:00-10:00の枠)がおすすめです。

写真撮影もしやすく、比較的楽に聖堂内を回ることができます。


サグラダ・ファミリア。光があふれる聖堂の中に身を置く体験は、旅の素晴らしい思い出になるはずです。

次回は、ガウディの自然観がいっぱいに詰まったグエル公園のバリアフリールートをご紹介します。
グエル公園を車椅子で散策できたのは感動ものでした。



〈参考〉地下鉄サグラダ・ファミリア駅を降りてエレベーターを上がるとすぐにこの景色が目に飛び込んで来ます。

駅降りて目の前
エレベーター完備

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