( )を見つめる 04 | 小さな問い
括弧、はまたしても不思議な存在です。
中をたゆたうものは実際にあるのか、ないのか。
中を泳ぐ存在は実際にいるのか、いないのか。
括弧が預かるそれは肯定も否定もされていません。
それがあったとしてもなかったとしても、
あるいは、それがいたとしてもいなかったとしても、
括弧は沈黙を守りながら、それを抱え続けるのでしょう。
輪郭を描き切れない存在や、風のようにつかみにくい感情。
皆さんは、どのような曖昧さを括弧に預かってもらったことがあるでしょうか。
いつか教えていただけたら嬉しく思います。
