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「彼に合わせるのをやめたら嫌われる?」怖くて断れない女性へ

「彼に合わせるのをやめたら嫌われる?」
怖くて断れない女性へ

「今から会える?」

彼から急にLINEが来る。

時計を見ると、もう結構いい時間。明日も仕事だし、お風呂も入った。
スキンケアも終わった。

なんならパジャマで、髪の毛も「今日はもう誰にも会いません」って
状態になってる。

本音を言えば、今日は家にいたい。

でも、彼からのLINEを見ると迷ってしまうんですよね。

「断ったら、もう誘ってくれなくなるかな」
「せっかく会いたいって言ってくれてるし……」
「ほかの子誘ったりしないよね?」

いろんなことを考えて、結局。

「行けるよ!」

と送る。

さっきまで完全にオフだったのに、そこから急いで準備。
服を引っ張り出して髪を直して、
「いや私、明日仕事なんだけどな」と思いながら家を出る。

会えば会ったで楽しいんです。

彼の顔を見ると、「まあ、来てよかったかな」とも思う。

でも、家に帰って一人になった時。

ふと、モヤモヤする。

「……私、本当は行きたくなかったよね?」

そんなこと、ありませんか。

「今日は無理」が、なぜか言えない

友達なら普通に言えるんです。

「ごめん、今日は無理!また今度にしよ〜」

これで終わり。

なのに彼氏になると、急に言えなくなる。

たった一言、「今日は難しいよ」と送ればいいだけなのに、
LINEを打っては消す。

「今日はちょっと……」

いや、冷たいかな。

「ごめんね、今日は……」

いや、そもそも謝る必要ある?

「今日は難しいけど、また……」

これなら大丈夫かな。

そんなことを考えているうちに、

LINE一通に小論文くらい悩んでいる。

そして最終的に、

「行けるよ!」

……行くんかい。

でも、その時の自分は本気なんですよね。

だって、怖いから。

断って彼が冷たくなったらどうしよう。面倒な女だと思われたら?
次から誘われなくなったら?

「じゃあいい」

なんて返ってきたら、たぶん一晩中気にしてしまう。

だから、本当は嫌でも「いいよ」と言う。寂しくても「大丈夫」と言う。
怒っていても「気にしてないよ」と言う。

そうやって彼に合わせていると、その瞬間だけは安心できます。

喧嘩にならないから。
彼の機嫌も悪くならないから。

とりあえず、この恋は今日も無事。

でも、その安心と引き換えに、

自分の気持ちを少しずつ置いてきてしまうことがあります。

彼に合わせることが悪いわけじゃない

ここは、すごく大事なので最初に言っておきたいです。

彼に合わせること自体は、悪いことじゃありません。

好きな人ですから。喜んでほしいし、会いたいと言われたら嬉しいし、
疲れていたら支えてあげたい。

好きな人から「会いたい」なんて言われたら、
予定表を見ながら「いや、明日早いしな……」
と思いつつ、ちょっとニヤけるくらいは普通です。

問題なのは、

「会いたいから会う」ではなく、「断ったら嫌われそうだから会う」
になっている時。

似ているようで、全然違います。

ひとつは、自分で選んでいる。

もうひとつは、怖さに選ばされている。

この違いって、意外と大きいんです。

「私はどうしたい?」が、
だんだん分からなくなる

彼に合わせることが当たり前になると、少しずつ「私はどうしたい?」が分からなくなってきます。

たとえば彼から、

「明日会おう」

と言われる。

明日は友達とランチの予定。
本来なら「明日は予定あるよ。日曜日なら空いてる!」
でいいはずです。

でも、嫌われるのが怖いと、

「友達との予定、ずらせないかな」

と考え始める。

あるいは、彼にドタキャンされた日。

本当は悲しい。楽しみにしてたし、服も決めてたし、
下手したら前日の夜にパックまでしてた。

それなのに、

「仕事なら仕方ないよ!気にしないで!」

と送る。

もちろん、本当に仕方ない時だってあります。

でも、

「仕方ないこと」と「私が悲しくなかったこと」は別です。

悲しかったなら、悲しかった。

寂しかったなら、寂しかった。

本当は嫌だったなら、嫌だった。

そこまで無かったことにしなくていいんですよね。

彼に伝えるかどうかは、また別の話です。
まずは自分くらい、「あ、私これ嫌だったんだ」と分かってあげる。

それだけでも違います。

彼に合わせるのをやめたら、本当に嫌われる?


たぶん、この記事を読んでいる人が一番知りたいのはここだと思います。

で、「合わせるのやめたら嫌われないの?」

という話。

こればっかりは、「絶対嫌われません!」とは言えません。
相手がいることなので。

今まで何でも「いいよ」と言っていた人が「今日は難しい」
と言うようになったら、彼が「あれ?」と思うこともあるでしょう。

もしかしたら、

「最近なんか変わった?」

と言われるかもしれません。

それも怖いですよね。

でも、ここで一つ考えてみてほしいんです。

たとえば、

「今日は疲れてるから、また今度会いたいな」

と言っただけで壊れてしまう関係だったら。

これから半年、1年、3年と付き合っていく中で、
あなたは何回「大丈夫」と言わなきゃいけないんだろう。

体調が悪い日も。
仕事でヘトヘトの日も。
一人でいたい日も。
本当は傷ついた日も。

ずっと彼の顔色を見ながら、「今日はNOって言っても大丈夫かな」と考え続ける。

それは、かなり疲れます。

恋愛してるはずなのに、

彼氏の機嫌という名の天気予報を毎日チェックする生活。

今日は晴れ。
今日は曇り。

今これ言ったら雷雨かも。

……しんどいです。

「何でも断る女」になる必要はない

だからといって、明日から急にキャラを変える必要はありません。

「私は私だから!」
「嫌なものは嫌!」

と、突然すべてを断る必要もないです。それはそれで自分が疲れます。

まずは本当に小さなことでいい。

「何食べたい?」

と聞かれた時に、いつもの「なんでもいいよ」をやめてみる。

「今日はお寿司食べたい」

と言ってみる。

彼が「ラーメンがいい」と言ったら、

「じゃあ今日はラーメンで、次お寿司ね」

でもいい。

そんな小さなことです。

急に誘われて、本当に今日は休みたいなら
「今日は家でゆっくりしたいから、また今度にしよ」と言ってみる。

行きたい場所があるなら、「今度ここ行きたい!」と言ってみる。

大げさなことじゃありません。

恋愛の中に、自分の希望を一個置いてみる。

まずはそれくらいでいいんです。

そして、彼の反応を見てみる

自分の希望を少しずつ出すようになったら、彼の反応も見てみてください。

これは「男を追わせるテクニック」みたいな話ではありません。

わざと返信を3時間空けるとか、SNSに意味深な投稿をするとか、
急に「私、予定あるから」と忙しい女を演じるとか。

そういう駆け引きを始めると、また結局、

「どうすれば彼が私を追いかける?」

と、彼中心になってしまいます。

そうではなく、普通に自分の希望を伝える。

その時に、

彼があなたの気持ちも「一人分」として扱ってくれるかを見る。

「今日は難しい」

と言ったら、

「了解!また今度ね」

と言ってくれる。

「それは嫌だった」

と言ったら、

「そうだったんだ。ごめん」

と話を聞いてくれる。

意見が違った時も、どちらかが全部我慢するのではなく、
一緒に考えられる。

そういう人なら、少しずつ「NOって言っても大丈夫なんだ」
と思えるようになるかもしれません。

逆に、少し断っただけで不機嫌になる。

自分の希望を言うと「面倒くさい」と言われる。

あなたが予定を優先すると、

「俺よりそっちが大事なんだ?」

と責めてくる。

もしそんなことが続くなら、

「私の断り方が悪いのかな」

だけで終わらせなくてもいいと思います。

見るべきなのは、

あなたがNOを言ったことではなく、彼があなたのNOをどう扱ったか。

ここ、結構大事です。

「嫌われない私」を頑張り続けなくていい

恋愛って不思議で、好きになればなるほど「嫌われないようにしなきゃ」
と思ってしまうことがあります。

可愛くいなきゃ。
優しくしなきゃ。
理解してあげなきゃ。

面倒くさいって思われないようにしなきゃ。
彼の負担にならないようにしなきゃ。

気づけば、

彼氏と付き合っているはずなのに、脳内でずっと彼氏の面接を受けている。

「本日の私、大丈夫でしたでしょうか?」
「彼女として合格でしょうか?」

みたいな。

でも、恋愛は採用試験じゃないです。

あなたも彼を見る側です。

彼に選ばれるかどうかだけではなく、

「この人といる時の私は好きかな」
「ちゃんと安心できているかな」
「この人は私の気持ちも大切にしてくれるかな」

そう考えていい。

彼が好きでも、彼だけに選択権があるわけではありません。

今日ひとつだけやってみてほしいこと

ここまで読んで、「じゃあ何をすればいい?」と思ったら、今日から一つだけやってみてください。

彼から何か言われた時、すぐに「いいよ」と返す前に数秒だけ止まる。

そして、

「私は、本当はどうしたい?」

と自分に聞いてみてください。

会いたいのか。
今日は休みたいのか。

本当は嫌だったのか。
寂しかったのか。

もう少し早く予定を決めてほしいのか。

すぐ答えが出なくても大丈夫です。

いきなり彼に全部言わなくてもいいし、
LINEで華麗なNOを決めなくてもいい。

まず、

「あ、私、本当はこう思ってたんだ」

と自分で拾ってあげる。

そこからでいいんです。

でも、分かっていても怖いんですよね

ここまでなら、

「うん、言ってることは分かる」

と思えるかもしれません。

問題は、実践。

いざ彼から、

「今から会えない?」

と来る。

「今日は無理だよ」

と打つ。

送信する。

既読がつく。

返信が来ない。

……5分。

……10分。

「え、怒った?」

さっきまで「自分を大切にしよう」と思っていたのに、
気づけばトーク画面を開いて閉じて、また開いている。

もう一通、

「ごめんね、怒った?」

と送りたくなる。

こういう時ってあります。

頭で理解することと、実際にできることは別なんですよね。

長い間「嫌われないように」と頑張ってきたなら、
一日で急に平気になるほうが難しい。

だから、いきなり強くなるより、

少しずつ「自分を後回しにしない練習」をする。

そのほうがいいと思っています。

その練習を30日間でできるようにまとめたのが、

『尽くすほど大切にされなくなるの?「都合のいい女」を卒業して、自分を取り戻す30日間』

です。

「自分を大切にしましょう」

と言われても、

それができたら苦労しないんですよね。

頭では分かっていても、彼からLINEが来たら、やっぱり気になる。

返信が少し遅いだけで、
「何か悪いこと言ったかな」と不安になる。

そんな自分を、無理に変えなくてもいいと思うんです。

いきなり強くなるのではなくて、

「今日はちょっと疲れてるな」

「本当は、今日は家にいたいな」

「さっきの言い方、少し寂しかったな」

そんな小さな気持ちを、自分でちゃんと見つけてあげるところから。

そして少しずつ、

「今日は無理」と伝えたあとも、必要以上に自分を責めなくなる。

彼の予定に合わせる前に、
「私はどうしたい?」と一度考えられるようになる。

彼の言葉だけではなく、

「私は、この恋愛でちゃんと大切にされているかな」

と、自分の気持ちにも目を向けられるようになる。

そんなふうに、
少しずつ自分の時間や気持ちを取り戻していくための30日間です。

急な誘いを断りたい時。

ドタキャンされて悲しかった時。

NOを伝えたあと、
「嫌われたかも」と不安になった時。

そんな時に使えるLINEの例文も入れています。

全部を一度に変えなくても大丈夫です。

できそうなところから、一つずつ。

そんな気持ちで読んでもらえたらと思っています。

最後に

彼に合わせることをやめたら、嫌われるのか。

もしかすると、そこがずっと怖かったのかもしれません。

でも、

「彼は私を嫌いにならないかな」

と考える時、その横にもう一つだけ質問を置いてみてください。

「私は今、この恋愛で無理してないかな?」

彼を好きでいていいし、会いたい時は会っていい。
何かしてあげたい時は、してあげていい。

ただ、

疲れている自分も。
嫌だと思った自分も。

今日は家でゴロゴロして、ポテチ食べながらドラマを見たい自分も。

恋愛の外に追い出さないであげてください。

彼のことを大切にするのと同じくらい、自分のことも一人分、大切にする。

最初はそれだけで十分です。

次に彼からLINEが来たら、反射的に「いいよ」と打つ前に、一回だけ。

「私は、本当はどうしたい?」

と聞いてみてください。


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