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ちびちび読む「平家物語」

 ちびちびと、日本の古典「平家物語」を岩波文庫版で読んでいます。ようやく、その第一冊を読み終えました。読み始めてから、いったいどれくらい経ったのでしょう? 少なくとも1年は過ぎていると思います。
なかなか古文を脚注を参考にしながら読み進めるのは、骨が折れます。でも、この話が700年以上も前に書かれたと思うと、止めることはできません。あと、文庫で3冊ありますが、いつか最後まで読もうと思っています。

 2冊目を読み進めていますが、その間、感じたことがありますので、そのことをお伝えしましょう。
 その一つは、源頼政のことです。この人は、歴史上、平家に反旗を翻したことで知られます。平清盛がまだ、生きていたときに、何を思ったのか、以仁王(もちひとおう、後白河天皇の第三皇子)を訪ねて平家追悼の令旨を出させます。以下、平家追悼の火蓋が切られることになるのですが、以仁王も、頼政も平家との戦いに敗れ、亡くなります。ただ、その後、源頼朝が伊豆で挙兵したのも、この以仁王の令旨があったからでした。
 「おごれる平家は久しからず」と源頼政が挙兵したのは数えで77歳という高齢のときだったそうです。歌人として著名で、従三位という高位にいた人でした。平家全盛の流れを変えるきっかけをつくったこの人物を日本史上で高く評価してもよいのでは、と思います。

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