3歳の登園しぶりは「甘え」じゃなくて「不安」だった。膝の上で朝ごはんを食べさせたら解決した話
朝の玄関は戦場だけど、戦う相手を間違えていたかもしれない
毎朝の登園準備、本当にお疲れ様です。
時計の針は容赦なく進むのに、子供はテコでも動かない。
以前こういう記事を書きました。
「イヤだ!」「行きたくない!」と泣き叫ぶ我が子を前にして、ついこんなふうに思ってしまいませんか?
「なんで今日なの?」
「もう会議に遅れちゃうよ」
「いい加減にしてほしいな……」
僕もずっとそうでした。特に3歳という年齢は、体力もついてくるし、知恵もついてくる。イヤイヤのパワーも強力です。
でも、ある朝ふと気づいたんです。僕たちが戦うべきは「子供のワガママ」ではなくて、子供の心の中にある「不安」なんじゃないか、と。
今日は、激しい登園しぶりに悩んでいた僕が、ある「甘やかし」を試してみたら、嘘のようにすんなり登園してくれた体験談をシェアします。
「形だけ」の対応は、子供にバレている
以前の僕は、子供がグズると、マニュアル通りに「どうしたの?」と聞いてはいました。
でも、心の中では(あと5分で出ないと電車に乗り遅れる……)と、時計ばかり気にしていたんです。
子供って本当に鋭いですよね。親が体だけ向けていても、心が向いていないことを瞬時に見抜きます。
「パパは僕(私)の話を聞いてない」「早く追い出そうとしてる」という空気を感じ取って、余計に不安になり、さらに激しく抵抗する。
この悪循環に陥っていたんです。
3歳になると、いろいろなことが理解できるようになります。
「ここに行けばパパやママと離れ離れになる」という未来が予測できるからこそ、賢いゆえの「分離不安」が生まれるのだと思います。
それは単なるワガママじゃなくて、「パパと離れるのが怖いよ、寂しいよ」というSOSだったんです。
試してみた、3つの「全力の甘やかし」
そこで僕は、その日の朝、思い切って自分の「焦る気持ち」を一度捨ててみました。
遅刻してもいいや、というくらいの気持ちで、心の底から子供に向き合ってみることにしたんです。
試したのはこの3つです。
1. 目を見て、心も「同じ高さ」にする
立ったまま見下ろして話すのをやめました。しゃがんで、子供の目を見て話す。
そして重要なのは、心の中で時計をチラチラ見ないこと。
「今はこの子のことだけを考えよう」と腹を括りました。
親の心のザワつきが消えると、不思議と子供の興奮も少し落ち着くんです。
2. 主張を否定せず、共感する
「保育園楽しいよ」とか「お友達待ってるよ」という説得をやめました。
「行きたくないんだね」「ずっとパパと一緒にいたいんだね」と、子供の気持ちをそのまま言葉にして返しました。
自分の気持ちを分かってもらえた、という安心感が、子供の心を解きほぐします。
3. 膝の上でご飯を食べさせる(愛のチャージ)
これが一番効いた方法です。「今日はお膝の上でご飯食べる?」と提案してみました。
3歳にもなって赤ちゃん扱い? と思うかもしれません。
でも、このスキンシップこそが、空っぽになった「安心感のタンク」を満タンにするための特効薬でした。
僕の膝に座って、ご飯を食べさせてもらう。
その数分間、子供は「自分はこんなに愛されている」「パパは自分を大事にしてくれている」という事実を全身で確認していたのだと思います。
「急がば回れ」は育児にも通じる
膝の上でご飯を食べ終えたあと、子供の表情は明らかに変わっていました。
スッキリした顔で、「行ってきます」と切り替えができたんです。
結果的に、無理やり引っ張っていくよりも、ずっとスムーズに、そして短時間で家を出ることができました。
僕らはつい「自立させなきゃ」と思って突き放してしまいがちです。
でも、逆なんですよね。
「いつでも戻れる安全基地(親の愛情)」がしっかり確認できているからこそ、子供は安心して外の世界(保育園)に飛び出していける。
「甘やかす」ことと「愛を伝える」ことは違います。
不安がっている時には、思い切り甘えさせて、愛を伝えてあげる。
それが結果として、子供の自立心や勇気を育てる一番の近道なのかもしれません。
おわりに
もし明日、お子さんが玄関で泣いて動かなくなったら、一度だけ時計を見るのをやめてみてください。
そして、心からのハグや、ちょっとした「甘やかし」をプレゼントしてみてください。
その5分間が、親子の笑顔と、心のゆとりを取り戻してくれるかもしれません。
忙しい毎日ですが、一緒に「昨日よりちょっとラクになる方法」を見つけていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事が少しでも参考になったら、「スキ」や「フォロー」をいただけると嬉しいです。毎日の育児と発信の励みになります!
