「運を拾う」という生き方。焼肉屋で『店員さん?』と突っ込まれた夜。
最近、僕が意識して変えた習慣がひとつあります。
それは、出張などで泊まったホテルの部屋を、チェックアウトする際に、できる限りきれいにしてから出る、ということです。
これまでは「清掃スタッフの方が掃除してくれるから」と、何も考えていない自分がいました。でも、あるアスリートの哲学を知ってから、僕の行動は変わりました。
世界を熱狂させる、大谷翔平選手の「運」に対する考え方です。
落ちているゴミは、他人が捨てた運である
大谷選手が、グラウンドやベンチに落ちているゴミをさりげなく拾い、自分のポケットに入れる姿をテレビで見かけたことはないでしょうか。
メジャーリーグという最高峰の舞台で、誰が見ていなくても当たり前のようにゴミを拾う。その理由について、彼は高校時代の恩師の教えをベースに、こう語っています。
「ゴミは、人がポイッと捨てた『運』。それを拾うことで、自分に運を呼び込んでいる」
これを知ったとき、僕は衝撃を受けました。
ゴミ拾いを義務や善行として捉えるのではなく、自分の幸運をつかみ取る行為として定義している。その圧倒的な考え方に、強く惹かれました。
入室前よりきれいにする気持ちで
大谷選手は、遠征先のホテルの部屋も非常にきれいに整えてからチェックアウトすることで有名です。
・ベッドメイキングを軽く整える。
・水回りの水滴を拭き取る。
・ゴミを一つにまとめて、スタッフが作業しやすいようにする。
これをマナーとしてではなく、使わせていただいた場所への敬意と、そこにある運を大切にするための哲学として行っている。
「これなら僕にもできるかもしれない」
そう思った僕は、ホテルだけでなく、日常のあらゆる場面で場を整えることを意識し始めました。
そして先日、その習慣が思わぬ笑いを生んだのです。
焼肉屋さんで「店員さん?」と笑われた日
先日、僕がとても尊敬している方と一緒に焼肉を食べに行った時のことです。
その方は、自分にはない感性をたくさん持っていて、僕に新しい世界の広げ方を教えてくれる大切な存在です。
食事を終え、お会計を済ませて席を立つ際、僕は学んだ通りに自然と手が動きました。
自分たちが使ったテーブルを片付け、さらには油で汚れたメニューを拭いて、元の位置に戻そうとしたんです。
その様子をじっと見ていたその方が、ニヤリと笑いながらこう突っ込んできました。
「店員さんやん(笑)」
少し恥ずかしかったのですが、そのツッコミがなんだかとても嬉しかったんです。
自分にはない感性を持つその方に、僕が今必死に身につけようとしている新しい習慣を見てもらえたような、そんな照れくささと喜びが混ざった瞬間でした。
秋元康さんと大谷翔平選手、二人に共通するもの
先日書いた秋元康さんの話も、大谷選手の運を拾う話も、本質は同じだと思っています。
秋元さんは、あえて自分を「予定調和」から外すことで、感性を広げている。
大谷選手は、誰も見ていないところで「徳(運)」を積むことで、精神を研ぎ澄ましている。
二人とも、「自分一人の力だけでなく、環境や運をどう味方につけるか」を、誰よりも徹底して考えています。
一見、税理士の仕事とは関係のないことかもしれません。
でも、そうやって外の世界の考えを取り入れ、足元にある徳を大切にすることが、巡り巡って、お客様への誠実な対応や、notteというチームの未来を形作っていくのだと、今の僕は確信しています。
最後に
運は、空から降ってくるものではなく、日々の小さな積み重ねの先に落ちているもの。
ホテルの部屋を整える。
焼肉屋さんのメニューをサッと拭く。
そして、そんな姿を笑い飛ばしてくれる尊敬できる人との時間を大切にする。
そんな一見無駄に見えるようなことこそが、僕という人間の器を広げ、人生をより豊かなものに変えてくれるはずです。
僕もあの方のツッコミを真正面から受けながら、これからも自分なりの運を拾い続けていこうと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
記事を最後まで読んでいただき、さらにサポートまでありがとうございます。札幌の税理士法人として、皆様の挑戦を少しでも後押しできれば幸いです。いただいたお気持ちは、今後の発信活動に役立てさせていただきます。