【自己理解】がんばりすぎる前に。内向的な人に必要な“ひとりになれる場所”の話
みなさん、こんにちは。市役所職員のボンベイです。
今日、ふとした瞬間に、自分が「トイレを避難所にしていた」ことに気づきました。
誰かと話したくないわけじゃない。
仕事をさぼりたいわけでもない。
でも、ほんの少しだけ、誰にも話しかけられずに一人でいたい──。
そんなとき、気がつけば私は無意識にトイレの個室に入っていました。
休憩室には誰かがいるかもしれないし、廊下で立ち止まるとサボっているように見えるかもしれない。
でも、トイレなら自然な流れで個室にこもれる。
そんなふうに、私は無意識にトイレで自分を整えていたのです。
今日はその気づきについて書いていきます。
1.なぜ、人は“避難所”を求めるのか?
そもそも何で避難をする必要があるのか?
職場という空間は、常に誰かがいて、会話や視線、音や空気が流れ続けています。
私のいるフロアは、総勢100人以上が一堂に会するオープンフロアで、常にざわざわとした雰囲気があります。
こうした「外的刺激が常にある環境」は、内向的な人にとって想像以上に負荷がかかるものです。
心理学者のカール・ユングは、人間を「内向型」と「外向型」に分けて捉えました。
近年の脳科学では、内向的な人のほうが刺激に敏感で、それを深く処理する傾向があるとも言われています。
これは、「刺激閾値(しげきいきち)」が低いという特性でもあります。
たとえば、
音や会話が多いと、すぐに疲れてしまう
頭の中に情報が渋滞し、集中力が切れてしまう
そんな状態になりやすいのです。
だからこそ、「外の世界」と一時的に距離を取れる“避難所”が必要になるのは、ごく自然なことなのです。
2.なぜ、トイレが避難所になるのか?
私にとって、その避難所が「トイレの個室」でした。
思い返してみると、ただ用を足すためではなく、
頭をリセットして整理する
少し目を閉じて心を落ち着ける
一人で静かに、数分だけ自分を取り戻す
そんなふうに使っていたことに気づきました。
トイレが避難所として機能する理由は、次のような点にあると思います:
鍵がかかる:確実に一人になれる
言い訳がいらない:「何してるの?」と聞かれない
静かな空間:誰の声も、雑音も入ってこない
動線上にある:目立たず、自然に入れる
つまり、誰にも気づかれずに「心を休める」のにちょうどいい空間なのです。
3.職場の中に、自分だけの“安心空間”を持つということ
もちろん、トイレに限らず、誰にでも「自分だけの避難所」はあります。
屋上や非常階段
自販機の前
給湯室の一角
車の中(営業職など)
少し遠回りして歩く帰り道
大切なのは、「自分にとって安心できる場所」であること。
「この場所にいると、ちょっとだけ呼吸がしやすい」
「ここにいると、素の自分に戻れる気がする」
そんな空間を、意識的にでも無意識にでも持っておくことは、とても重要だと思います。
“避難所”を持つことは、決して「逃げ」ではありません。
むしろ、それは自分を守るための知恵であり、戦略です。
忙しい日々の中で、気づかぬうちに心が本当に疲れてしまう前に──
「ちょっと休もう」と思えること。
そのタイミングでそっと避難できる自分を、許してあげること。
それが、自分のコンディションを守る第一歩ではないでしょうか。
4.自分を責めない「逃げ場」を
私たちは、ときに「頑張りすぎてしまう」ことがあります。
「仕事中に一人になりたいなんて、甘えているのかもしれない」
「なんとなく疲れてるって言うのも、ちゃんと理由がないといけない気がする」
そんなふうに、自分に厳しくなってしまうことはありませんか?
特に、生真面目な人ほど必要以上に気にしてしまいがちです。
でも、疲れやストレスには、言語化できない“グラデーション”があります。
わかりやすい理由がなくても、疲れているときは疲れているんです。
だからこそ、自分の心のセンサーに正直になって、「今、自分には静かな時間が必要だ」と気づいたら、迷わずそっと、避難してみてください。
職場に“避難所”を持つことは、弱さではなく、繊細さと賢さのあらわれ。
そして、それは内向的な人にとって、働き続けるための「小さなサバイバル術」でもあります。
今日も私は、自分の避難所で心を整えてから、またデスクに戻っていきます。

欲を言えば、3〜4人ぐらいの個室で作業したいですね。
何なら1人でもいい。
静かなところでのびのび仕事したい。
そう考えると、カフェとかマクドナルドで作業するのは案外無理かもしれない、、、
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市役所を離れ、4月からWebライターとして新たな一歩を踏み出します。
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