【自己実現】退職願を書いた日。怖さの先にあった静けさ
こんにちは。市役所職員のボンベイです。
退職願を書きました。
でも、書いたのに心は静かでした。
思い返せば、怖さを感じたのはずっと前のこと。
自己理解の時間を通じて、“未知への不安”を受け入れたからこそ、今の私は落ち着いていられるのかもしれません。
1.通知が届いた日
先日、人事課から「今年度末の退職願の提出について」という通知が届きました。
もうそんな時期か――そう思うと、いよいよ現実味を帯びてきました。
うちの市では、定員管理や採用計画の関係で、12月1日が提出の締切です。
会計年度職員、再任用、定年延長など、さまざまな雇用形態を踏まえて、各部署の翌年度の体制を考えていく。
その仕組みを12年間「他人事」のように見てきたからこそ、「自分が書く側になるのか」と、どこか冷静に受け止めている自分がいました。
2.静かな気持ちで書いた退職願
退職願を書くとき、もっと感情が込み上げてくるのかと思っていました。
でも、実際は不思議なほど心が穏やかで、淡々とした気持ちで書き終えました。
それは「決意」というより「確認」に近かったのだと思います。
辞めると決めたのは、もっと前。
そのための準備を積み重ねてきたからこそ、書くという行為は、すでに決まった未来を“なぞる”ような感覚でした。
3.“怖さ”を感じたのは、もっと前だった
思い返すと、本当に怖かったのは、自己理解プログラムを受けていた頃です。
2月から取り組んだそのプログラムの中で、「自分は本当はどう生きたいのか」を掘り下げていく中で、市役所を辞めるという可能性が現実味を帯びてきました。
その瞬間、強い怖さを感じたのを覚えています。
コーチングの時間に、その怖さを打ち明けたことがありました。
自己理解プログラムを受講し始めて、だいたい1ヶ月が経過した頃でした。
するとコーチの方が、「皆さん、やりたいことが具体的になってくると怖くなるんですよ」と話してくれました。
未知の領域に足を踏み入れるとき、人は誰でも怖くなる。
でも、それは進もうとしている証拠なのだと、少し安心したのを覚えています。
4.怖さを先に感じ切ったから、今は静かに進める
私の場合、その“怖さ”を感じるのが人より早かったようです。
コーチにもそう言われました。
きっと、私の資質である「戦略性」や「分析思考」が影響していたのだと思います。
先のことを自然にシミュレーションしてしまう。
だから、辞めた後のことを考える中で、怖さを一度味わい切っていたのかもしれません。
学生の頃も「卒業式で泣いたりしちゃうのかな?」と考えだして、リアルなシミュレーションが始まって、当日を迎えた時には2回目のような気持ちで特に泣いたりしなかったというエピソードもあります(笑)
だからこそ、いまは怖くない。
むしろ、次に向かう気持ちが静かに整っている。
退職願を書くときに感情が動かなかったのは、覚悟がすでに心の中で熟していたからだと感じます。
5.辞めることはゴールではなく通過点
これは本当にそう言い切れます。
大事なのは辞めた後。
退職願を書くというのは、終わりの儀式ではなく、次への通過点です。
私の関心はすでに「辞めること」よりも「辞めたあと、どう生きるか」に向いています。
怖さの先にあったのは、静かな覚悟でした。
この静けさこそ、きっと私が自己理解を通して手にした一つの成果なのだと思います。

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市役所を離れ、4月からWebライターとして新たな一歩を踏み出します。
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