詩集 希望の兆し


詩集を出すのが夢です


詩のような
エッセイのような
日々のなかにふとあらわれる
言葉のかけらたちを
気ままに綴っていきます

意味を求めすぎず
正しさから離れて
ただ 感じるままに

第16章 希望の兆し

すべての経験は
喜びと悲しみを
ふくんでいる

光と影は
よりそうように交わり

そのあいだに
かすかな振動が
静かに生まれていく

それが
世界の
美しさを
讃えている

わたしは
まっすぐに進めない場所では

あえてまわり道を選ぶ

ときには
転んだふりをして
笑ってみせる

泣いても
笑っても
どちらもわたし

そのすべてを抱えて
今日も
わたしは
しなやかに歩いている

希望の兆しは
誰よりも先に
わたしの中に
ふっと現れる

それは
感性という名の
祈りのような
ひとすじの光




あとがきのようなもの



この詩は
「共鳴する感性」に
はじめて静かにうなずけた
ある日の記録です

感じすぎること
泣いてしまうこと
立ち止まってしまうこと

そのすべてを
ただ美しいと
言ってもいい

そう気づいたとき
喜びと悲しみは
対極ではなく
ひとつの波だったと知りました

この詩が
だれかの胸の奥で
やさしい音を
ひとつ鳴らしてくれたら
それだけで十分です




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