#1155 当たり前にリスクマネジメントする
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第1681】「問題はでかくなる前にある程度の布石を打つ。」を聴いたアウトプット。
問題が起きそうな思ったときには予め早めに手を打とうという話。
事が大きくなってから動く
・世の中、結構、事がデカくなってから動く人の方が、なんとなくマジョリティな気がする。
・いろんなところで「怒る」「怒られる」というキーワードでその問題が議論されたり、何かその問題を隠そう隠そうとして、さらに事が悪化して大変な騒ぎが起きる。
個人レベルでの問題の気づき方
・何かをするときに、ある一定の「我慢をしているな」と思ったら、問題がある程度育ってきていると認識した方がよい。
・ある仕事について「すごく前向きな気持ちでやってるか?」と問われたときに「いやー、めっちゃ楽しですよ」と一言目にパッと出ないときに、まず頭にネガティブな「何か気になることがあるんだよな」と思って、「いやいや、それは全体からするとそれほど大きいボリュームではない。他にもいいところあるよな」と変換をして。条件付きで「楽しい」と言ったとしたら、若干問題がある程度育っているシグナルと考えた方がいいような気がする。
・「何か気になることあるよな」「このままいったらよくない結果に繋がる可能性があるな」と予感がしているが、概ね上手くいっているから「まあ、これはいいということにしておこう」と言わないと判断して、事が大きくなったときに「言っておけばよかった」と後悔に繋がらないか。
会社で権限を持っている人たちが嫌うもの
外資系だと「サプライズ」。
ビジネス文脈におけるサプライズは、もっと早く知っていれば何らかの手を打てたにもかかわらず、事がややこしくなってビックリするような状態になってから耳に入った状態。
このサプライズが発生したときは、ほぼほぼ例外なく非常に大きな責任問題に発展する。
澤さんが外資系企業を辞めて日本企業で顧問をして感じること
・日本は組織階層が深くなりがちで、ネガティブな情報が増幅すると、一番現場に近い人たちのところにしわ寄せがいきかねないと心配する一定の人たちがいる。
・特に中間マネジメント層の人たちが分厚すぎると、その中で出来る限りリスクの種を潰したい、「絶対大丈夫なんだろうな」と100%の状態をやたら求める。
・「リスクもありますよ」とそのまま早く上層部に伝えればいいものを、「完璧でないと上層部には回せませんよ」と中間の人たちがボトルネックになり、現場に一番近い人たちでほぼリスクがゼロになるまで必死こいて考えて持って行くことが常態化する。
・リスクがない前提になっているので、事が起きても「リスクがないことは現場では証明されていました」と乖離が起きる。
・はっきり言って完璧なんてものは世の中に存在しないので、前提がおかしい。世の中は完璧には回らない、計画通りにはいかないことを前提にしておかないと、いざ事が起きたときに反応ができない。
・できる限り、すぐにでも反応ができるように「リスクというものがある」ことを前提条件にしておいて、報告を受ける側も「どんなリスクがある?」と聞いて「そのリスクについてどう対応するかの策を見ておいてね」「今の時点でこういう方向でいこうということは上層部に伝えておくね」とすると、スピーディーに事が運んでいく。そして、リスクがあることは認識しているので、それに対しては対策を予め打つこともできるし、そのリスクが顕在化したときには一気にプランを変える判断をすることもできる。
大事なことは、
・リスクを認識する。
・そのリスクを予め報告する。
・リスクに対する策を考えておく。
当たり前のことですが、プライドよりも、ポジションやプレッシャー、忖度によって、この当たり前のことができなかったりします。
それで事がデカくなる。
いろいろな圧力を手放して、シンプルに当たり前のことを当たり前にやることに集中したいものです。
