#1525 全社イベント論47|「母の日」という大事なイベント
明日というか、5月の第2日曜日は母の日ですね。
ゴールデンウィークが終わるやいなやカットインしてくるこのイベントについて本日は紹介しましょう。
「母の日」とは?

「母の日」は、母親に感謝の気持ちを伝えるための日です。
日本では毎年「5月の第2日曜日」に行われ、カーネーションやプレゼントを贈る文化として定着しています。2026年の母の日は5月10日です。
固定で何月何日と決め打ちするのではなく「この月のこの週のこの曜日」と定義するのが、これはこれで良いですよね。
いまでは家族イベントとして広く知られていますが、
もともとはアメリカ発祥の記念日でした。
母の日の起源・歴史

母の日の起源として最も有名なのは、アメリカの女性・アンナ・ジャービスによる活動です。1907年、アンナは亡き母を追悼するため、教会で母が好きだった「白いカーネーション」を配りました。
この出来事が大きな反響を呼び、「母親へ感謝を伝える日」を正式な記念日にしようという運動へ発展します。
その後、1914年にアメリカの大統領だったウッドロウ・ウィルソンが、5月第日曜日を「Mother’s Day(母の日)」として制定。
ここから世界中へ広がっていきました。
1914年と言えば第一次世界大戦が開戦した年ですが、その裏でこのようなピースな取り組みが行われていたのですね。
ちなみに日本に母の日文化が本格的に広まったのは昭和初期です。
特に1937年に行われた「森永母の日大会」が大きな転機とされています。お菓子メーカーの森永製菓が大規模イベントとして展開し、新聞や雑誌で大きく取り上げられたことで、全国的に認知が拡大しました。
キン肉マンのスポンサーに名乗り出たり、森永の広告展開は昔からアヴァンギャルドですね。
そして戦後になると、学校教育や百貨店・花屋の販促なども後押しし、「母の日=カーネーションを贈る日」というイメージが定着していきます。
なぜカーネーションを贈るのか?

母の日にカーネーションを贈る理由も、アンナ・ジャービスのエピソードに由来しています。
彼女が母の追悼式で白いカーネーションを配ったことから、「母への愛情」や「感謝」の象徴としてカーネーションが広まりました。
当初は、母が健在であれば赤いカーネーション、故人であれば 白いカーネーションという区別もありましたが、現在では「感謝」を表す赤やピンクが主流です。
近年では青紫色など珍しい品種も人気で、「定番+個性」の方向へ広がっています。
母の日がここまで定着した理由
母の日が世界的イベントになった理由には、いくつかの背景があります。
1. 「感謝を言葉にする日」という分かりやすさ
日本では家族への感謝を直接言葉にする機会が少ないと言われます。
そのため、半ば強引にでも「ありがとうを伝える日」と強制感を持たせることで、この「母の日くらいは、お母さんに感謝を言おうぜ」という分かりやすいテーマが強く支持されました。
2. 花との相性が良かった
カーネーションは見た目が華やかで長持ちし、「母性愛」の花言葉もあるため、ギフト文化と非常に相性が良かったとされています。
3. 企業・小売業との親和性
百貨店、花屋、食品メーカー、ECサイトなど、多くの企業が販促イベントとして活用しやすかったことも大きな理由です。
現在ではスイーツ、家電、旅行、外食など、ギフト市場全体の大型イベントになっています。
現代の母の日事情
現在の母の日は、単なる「花の日」ではなくなっています。
最近は、「花+スイーツ」「体験ギフト」「外食」「家事代行」「メッセージ動画」「LINEギフト」など、多様化が進んでいます。
また、「実母だけでなく、育ててくれた人へ感謝する日」として捉える人も増えています。
一方で、「毎年プレゼント選びが大変」「商業イベント化しすぎている」という声もあります。しかし、それでも「感謝を伝えるきっかけ」として社会に深く根付いているのが母の日の特徴です。
まとめ
母の日の最大の魅力は「普段は照れくさくて言えない感謝を、自然に伝えられること」にあります。
形式的なイベントに見える部分もありますが、「ありがとう」を言う理由を社会全体で用意してくれている――それが母の日という文化の大きな価値なのかもしれませんね。
我が家ではどちらかというと子供と一緒に、子供から見た母であり、僕の奥さんに対して花やケーキを買う日になったので、今年もそうしようと思っております。
皆さんも明日は大切な母親に感謝を伝えてください!
追記)
「全社イベント」でもなんでもなく「イベント」について書いてしまいましたが・・・まぁ今回に限った話じゃないので良しとしましょう笑
