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電子回路部品を集めるスタンプラリーをやってみた

 電波文化祭に「回路スタンプラリー」を出展しました。
https://scrapbox.io/denpa/bunkasai

 電波文化祭は「誰もが発信者となれる参加型無線イベント」です。来場者がその場で参加者となる一助として、ハンズオンを出展しました。https://note.com/botanicfields/n/ne072cd54abbd

 「回路スタンプラリー」は、もう一つの参加型の出し物です。「ハンズオンに加えてゲームをやりたい」という主催の言葉に、当時温めていたスタンプラリーを提案しました。

回路スタンプラリー

 イベント会場内で実施するスタンプラリーです。会場内を持って回るスタンプカードとしてプリント基板(スタンプカード基板)を配り、スタンプとして電子回路部品(スタンプ部品)を集めてもらいます。集めたスタンプ部品をスタンプカード基板に載せると回路が完成します。

1. 意義

  • スタンプ部品を適切に配置し、会場内をくまなく回ってもらう
    第2会場にもスタンプ部品を配置し、訪れていただきました。

  • ゲーム感覚でイベントを楽しんでもらう

  • 完成させた回路が動作することで電子工作のおもしろさを知ってもらう

  • はんだ付けに興味のない人も気軽に参加してもらう

  • プリント基板でスタンプラリーというチャレンジ

2. 企画

  • 無料
    紙のスタンプラリーは来場者全員に配るべく、一般に無料です。同様に、可能な限り多くの来場者に参加してほしく思います。
    コストが感覚的に紙の100倍かかります。スタンプカード基板を受け取ったが、ラリーに参加しないで捨てることは避けたい気持ちがあります。有料にすれば捨てられる割合は激減するはずです。
    一方で有料にすると、たとえ100円でも参加者が激減するとの助言があり、結局無料で実施しました。

  • ゴール
    全てのスタンプ部品を集めたら、スタート地点に戻り電池を入れて動作確認をします。スタート兼ゴール地点は、スタンプ部品のありかや動作しない場合のサポート、時間切れの場合の不足スタンプ部品の提供も行います。

  • パンフレット
    スタンプカード基板と共に、会場の地図や回路図などの情報を載せたパンフレットも渡しました。

  • スタンプ部品
    スタンプ部品の設置は、会場内の出展者にイベント当日にお願いしました。皆さん快く置いてくれました。スタート兼ゴール地点には高所にLEDの看板を掲げ、回路スタンプラリーについて質問があった場合は看板の場所の担当者に聞く様にお願いしました。

3. 実施

  • 89枚用意したスタンプカード基板は全数配布

  • スタンプラリーの完成数は82枚、完成率は92%

  • スタンプ部品(8種)の使用数は
    ① 83, ② 85, ③ 84, ④ 85, ⑤ 84, ⑥ 85, ⑦ 84, ⑧ 83

https://x.com/botanicfields/status/1997832715941605589?s=20

イベントの来場者数は540人でした。参加率は16%程度です。

4. 課題

4.1 スタンプカード基板、スタンプ部品

  • 尖ったピンや基板の角など、危険な部分の解消

  • コスト削減、特にコネクタを使わない実現方法

  • デザイン
    LEDの点滅なら信号機や踏切にする、など

  • 品質確保
    ゴール時点で動作しない場合、その場で修理しました。原因不明の場合は手元の動作品と交換し、修理品を手元に充当します。最後まで動作しなかったスタンプカード基板1枚は見本サンプル(89枚の外数)として残りましたが、後日コネクタのはんだ付け不良と判明しました。

4.2 配布数

  • 来場者全員分が理想
    少なくとも1/3から1/2は配れる数(300?)を用意したいと思います。

4.3 出展者のメリット

 スタンプ部品を受け取る際に出展者との会話などがあると、出展者としてもメリットがあります。黙って手を出してスタンプ部品を取っていく参加者もいたとのことで、出展者のメリットになる施策が必要です。

4.4 さらなるアイデア

  • 謎解き要素
    クイズに正解したらスタンプ部品をもらえるなどが考えられます。

4.5 運営

 スタート・ゴール地点での対応で1名ご協力をいただき、大変助かりました。今後も支援者の確保が必要です。

4.5 有料化

 例えば「心次第のお布施」で参加者の評価を測るなどの工夫が必要です。

4.6 成長

  • 汎用化
    スタンプカード基板を専用回路ではなく汎用的な格子接続状にし、スタンプ部品を多種用意すれば、様々な回路を実現可能な電子ブロックにできるかもしれません。同様の試みは以前からある様です。

  • 量産
    安いコストと少ない工数で多数を品質よく製作することが必要です。

  • チャレンジ
    次回も同じことをやるのか、何か新規または改善を加えるのか、検討が必要です。

5. その他

「パーツラリー」は商標登録済とのことで使うことができません。


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