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人は、限界に慣れてしまう

異常が日常になることがある

最初は気になっていたことが、

いつの間にか気にならなくなることがあります。

少しの疲れ。
少しの無理。
少しの我慢。

本来なら、

「何かおかしい。」

と感じるはずのものです。

でも人は、不思議なほど環境に慣れていきます。

良い環境にも慣れるし、

悪い環境にも慣れてしまう。

だから、

最初は違和感だったものが、

いつの間にか日常になってしまうことがあります。

頑張る人ほど気づきにくい

特に真面目な人ほど、

責任感の強い人ほど、

その傾向があります。

なぜなら、

目の前のことを何とかしようとするからです。

忙しければ頑張る。
大変なら工夫する。
苦しくても踏ん張る。

それ自体は悪いことではありません。

むしろ素晴らしいことです。

でも。

頑張る力がある人ほど、限界を先送りできてしまう。

だからこそ、

本当に危ない状態になっても、

「まだ何とかなる。」

と思ってしまうことがあります。

慣れたことと、大丈夫は違う

ここで気をつけたいのは、

慣れたことと、

問題がなくなったことは別だということです。

疲れに慣れた。
無理に慣れた。
我慢に慣れた。

それは、

状態が改善したことを意味しません。

単に、

その状態を当たり前として受け入れてしまっただけかもしれません。

慣れは安心をくれます。

でも時々、

その安心は錯覚でもあります。

ときどき立ち止まってみる

だからこそ、

時々確認することが大切です。

最近よく眠れているだろうか。
ちゃんと休めているだろうか。
無理を当たり前にしていないだろうか。

以前の自分なら、

「これはおかしい。」

と思ったことを、

今は普通だと思っていないだろうか。

そんな問いを持つだけでも違います。

人は限界そのものには気づけなくても、

変化には気づけることがあります。

だから、

時々立ち止まる。

少し振り返る。

それは決して遠回りではありません。

むしろ、

戻れなくなる前に自分を守るための、大切な時間なのだと思います。

Y

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