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手放したから残ったもの

失うことばかり考えていた

何かを手放そうとする時。

私たちは、

失うものばかりを考えます。

積み上げてきた時間。
築いてきた関係。
抱いていた期待。
これまでの努力。

だから怖い。
だから迷う。
だから決断できなくなる。

私もそうでした。

手放す前は、

失うものしか見えていませんでした。

実際に残ったものがある

でも、

あとから振り返ると不思議なことがあります。

確かに失ったものはありました。
思い描いていた未来もあった。
手に入らなかった結果もあった。

それでも。

残ったものもあったのです。

経験。
知識。
出会った人たち。
考えた時間。

そして何より、

その時なりに真剣に向き合った自分。

手放した瞬間は見えなくても、

後になって気づくことがあります。

本当に大切なものは、意外と残っている。

そんなこともあるのです。

残ったのは成果だけじゃない

私たちは、

何かを評価する時、

結果で考えがちです。

成功したか。
失敗したか。
得をしたか。
損をしたか。

でも、

人生はそれだけではありません。

頑張った経験。
迷った経験。
立ち止まった経験。

それらは、

数字にはならないかもしれない。

履歴書にも書けないかもしれない。

でも、

その後の自分を支えることがあります。

失わなかったものではなく、残ったものに目を向ける。

そんな見方もあるのだと思います。

手放したから見えたもの

そしてもう一つ。

手放したからこそ、

見えるものもあります。

無理をしていたこと。
抱え込みすぎていたこと。
本当に守りたかったもの。

続けている時には見えなかったことが、

離れてみて初めて見えることがあります。

だから、

手放すことは終わりではありません。

何かを失うだけの行為でもありません。

それは時々、

自分の手元に残っているものを知るための時間でもあるのです。

失ったものは、

確かにある。

でも。

残ったものも、

思っているよりずっと多いのかもしれません。

Y

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