キティちゃんのポップコーンのハンドルって何の意味があるのか検証してみた。別にポップコーン好きじゃないけど

コンロが光るだけでした。
別にキティちゃんは、ハンドルを回さなくても踊ってくれます。
ちなみに、味は普通(うすしお)←ただの温かいポップコーン

「うすしお味が微妙なだけで、バター味とキャラメル味がおいしかったらどうするんですか?」
「それ、風評被害じゃないですか?」
……という、めんどくさい ごもっともな疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
ご安心ください。
全3種類、追加検証済みです。
「何がお前をそこまで突き動かすの?」
「ポップコーン好きでもないのに」
そう疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。←本題に入りなさいよ
SF作家アイザック・アシモフの言葉として、こんな一節が知られています。
人間は、無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である。
キティちゃんのポップコーンの全3種類と、ハンドルの意味を徹底的に検証したら、ちょっとしたトリビアになるんじゃないでしょうか。
つまり、そういうことです。
それでは、本題に入ります。
機体の説明書きを確認する
まずは、機体に書かれている遊び方を確認します。
★コインを入れて好みの味を選んでください
★調理時間は約1分です
★調理時間に、ハンドルを回すとキティちゃんが踊りながらポップコーンを作ってくれます
この説明を素直に読めば、
「ハンドルを回すと、キティちゃんが踊る」
と思うじゃないですか。
ところが、先ほど確認したとおり、キティちゃんはお金を入れなくても近づくだけで踊ってくれます。
その場から離れてみても、キティちゃんはすぐには止まりません。
しばらく残心で踊り続けたあと、動きを止めました。
人が離れてからもしばらく残心で踊ってくれるという、サービス精神の旺盛さが見受けられます。
まずはバター味を検証する
キティちゃんに近づくと、踊りながら
『出来立てのポップコーンはいかが?』
と勧めてくれます。
『出来立て』というセールスポイントをちゃんとアピールできている所が素晴らしいですね。
キティちゃんさんにここまで言われたらね。
もう、買わないわけにはいかないじゃないですか。
誰目線だよ。
さあ、300円を入れます。
すると、
「お金を入れたら、好きな味を選んでボタンを押してね」
というアナウンスが流れました。
もう入れました。
まあ、細かいことは気にせず、まずはバター味にします。
キャラメル味を先に食べると、甘さや香りが口に残って、バター味の味が分からなくなる可能性があるからです。
比較的あっさりしていそうなバター味から検証します。
ハンドルを一切回さなかったらどうなるのか
まずは、ハンドルを一切回さなかったらどうなるのかを検証します。
本当にポップコーンを作ってくれるのでしょうか←作ってくれなかったらクレーム案件やろ
さらに、試しに機体から離れてみました。
すると、キティちゃんは僕が見ていなくても、完成までずっと踊り続けてくれました。
お金を受け取った以上、客が見ていようが見ていまいが、最後まで踊り切る。
キティちゃんのプロ意識高さがうかがえますね。
そして約1分後、ポップコーンは普通に完成しました。
つまり、ハンドルを回さなくても、
・キティちゃんは踊る
・ポップコーンは完成する
ということです。
バター味を実食
それでは、バター味を食べてみます。
第一印象は、うすしお味よりもあっさりしています。
ただし、食べ進めると普通にクドいです。
口の中が、だんだんバターに占領されていきます。
現時点では、
味のおいしさは、うすしお味。
あっさり具合は、バター味。
……バター味に特徴がないだけとも言います。
ただ、その特徴のなさが幸いして、3種類の中では比較的食べ続けやすい味でした。
もし罰ゲームで、
「嫌いなポップコーンを一袋食べろ」
と言われた場合は、バター味がおすすめです。
どんな状況だよ。
最後にキャラメル味を検証する
最後にキャラメル味を試します。
ただ食べるだけではもったいないので、今回はキティちゃんのアナウンスも記録します。
さらに、ハンドルを回す速度によって、コンロの光り方に違いが出るのかも検証してみましょう。
せっかくなので、取れるデータは、すべて取ります。
まず、300円を入れます。
しかし、すぐには味を選びません。
試しに、しばらく放置してみました。
すると、
「お金を入れたら、好きな味を選んでボタンを押してね」
というアナウンスが、何度も繰り返されました。
味を選ぶまで、延々と続きます。
ちょっと怖い。
こんなめんどくさい客にも、キティちゃんは笑顔を絶やさず、何度でも案内してくれます。
キティちゃんの接客技術の高さがうかがえますね。
いや、早く味を選べ。
ハンドルを速く回したらどうなるのか
キャラメル味を選ぶと、調理が始まりました。
「ただいま調理中。ポップコーンが膨らんでまーす」
……といった趣旨のアナウンスが流れます。
すみません。
隣のゲーム機の自己主張が激しかったため、正確には聞き取れませんでした。

徹底検証とは。
調理中、ハンドルを回してみます。
すると、機体に描かれたコンロの部分が光りました。

次に、ハンドルを速く回してみます。
しかし、速く回したからといって、コンロの光が強くなるわけではありません。
回している間、一定の明るさで光り続けるだけでした。
速く回した僕の労力は、特に何にも反映されませんでした。
さらに、残り時間が10秒ほどになると、ハンドルを回してもコンロは光らなくなりました。
おそらく、ハンドルが反応するのは、実際にポップコーンを調理している時間だけなのでしょう。
残り10秒ほどは、完成や排出の準備段階に入っているのかもしれません。
つまり、ハンドルの役割は、
調理中の一定時間だけ、コンロを光らせること。
これだけです。
ハンドルを回す速さと、光の強さにも因果関係はありませんでした。
完成時のキティちゃんの接客
ポップコーンが完成すると、キティちゃんが、
「できたみたい。はい、どうぞ。熱いから気をつけてね」
と案内してくれます。
そして、ポップコーンを取り出すと、
「ありがとうございました。また来てね」
と見送ってくれました。
この細かいセリフにも、キティちゃんの心遣いが感じられて、ポイントが高いですね。
「はい、どうぞ」
手渡してくれている感じがあります。
「熱いから気をつけてね」
優しい。
「ありがとうございました」
普段はフランクに話しかけてくるのに、お金を使ってくれたことへのお礼だけは敬語です。
丁寧ですね。
「また来てね」
そして最後は、再びフランクな口調に戻ります。
この距離感の切り替え。
実によく分かっています。
接客におけるオンとオフがしっかりしていて、とても良いですね。
誰目線だよ。
キャラメル味を実食
それでは、キャラメル味を食べてみます。
甘いです。
そりゃそうだ。
ただ、思っていたよりも、かなり薄い甘さでした。
映画館などで売っている、味の濃いキャラメルポップコーンを想像すると、まったくの別物です。
では、あっさりしていて食べやすいのか。
というと、そうでもありません。
甘さは薄いのに、後味には妙なクドさが残ります。
ぶっちゃけ不味いです←
甘党の人には、甘さが物足りない。
あっさりした味が好きな人には、後味がクドい。
甘いものが苦手な人は、そもそもキャラメル味を選ばない。
誰にも勧められない、中途半端な甘さ←急に辛辣になるやん
検証結果
今回の検証で分かったことをまとめます。
・キティちゃんは、ハンドルを回さなくても、人が近づくだけで踊ってくれる
・調理中は、人が見ていなくても最後まで踊る
・ハンドルを回さなくても、ポップコーンは完成する←当たり前やろ!
・ハンドルを回すと、調理中の一定時間だけコンロが光る(速度は関係ない)
・残り時間が約10秒になると、ハンドルを回しても光らない
・単純なおいしさなら、うすしお味が一番
・一袋食べ切るなら、バター味が比較的無難
・キャラメル味は、甘さが弱いのに後味がクドい
・キティちゃんの接客には隙がない←お前キティちゃんに弱みでも握られてるのか
そして、もうひとつ大事なことが分かりました。
正直、ポップコーンの味だけで考えれば、僕が払えるのは100円くらいです。
しかし、この機械で買えるのは、単なるポップコーンではありません。
キティちゃんが踊ってくれる。
話しかけてくれる。
ハンドルを回せば、コンロが光る。
残りの200円は、キティちゃん代です。
そしてキティちゃんには、微妙な100円くらいのポップコーンを、300円の商品にするだけの価値があります。
ここまで茶化した褒め方をしてきましたが、真面目な話、僕はキティちゃんの言動が不誠実だったらボロクソ言います。
ただ、キティちゃんに貶す要素がなかっただけです。
各セリフを振り返りますと、
「出来立てのポップコーンはいかが?」で興味を引く。
「好きな味を選んでね」で行動を促す。
「ただいま調理中」で待ち時間を埋める。
「はい、どうぞ」で受け渡し感を出す。
「熱いから気をつけてね」で気遣う。
「ありがとうございました」で礼を尽くす。
「また来てね」で親しさを戻す
営業、案内、進捗報告、安全配慮、お礼、再来店促進まで全部入ってる点、ただ案内してるだけじゃなくて、接客の流れがちゃんと設計されてる秀逸なセリフだと思います。
しかも言葉が子ども向けに分かりやすいのに、雑じゃない。
キティちゃんのキャラクターにも合ってるという。
900円かけて分かったことは、以上です。
↑これって、明日使える無駄知識になりませんか?

