KYTで身を守る(ハインリッヒの法則)
黒豹コメント:
主に現場業務でのKYT(危険予知訓練)はご存じの方も多いと思います。
多くの3K職場と企業のリスクマネジメントを担当した経験から、今身近で起きている凶悪な犯罪の回避にKYTが応用できないかを考えてみました。
皆様の日常の『安全』について、ご参考になれば幸いです。
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今回のテーマは以下の3つとなります。
1.KYT(危険予知訓練)
2.ハインリッヒの法則
3.PSM(予防安全マネジメント)
最初に、ハインリッヒの法則について。

ハインリッヒの法則とは、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の無障害事故(ヒヤリ・ハット)が存在する。
例えば、100人の重大感染症が見つかった場合、水面下では3万人が感染する可能性があるという考え方。
殺人などの凶悪事件も、顕在する1つの事件の背後には、300の事件発生要因が隠れていると解釈できます。発生した事件の解決と並行して、水面下にある犯罪が発生する土壌を改善する努力が必要ではないかと思います。
労働現場のKYTについては、安全衛生マネジメント協会から無料教育シートが出ておりますので、そちらをご参考に。
★命に係わる暴力の危険予知の実践について★
暴力は人間の本能とも関連することから、対応する私たちも、本能的に予知・察知することが必要と考えられる。
筆者の海外業務も含めた体験から、身を守る対応について3点ほど。
※海外経験の例
♦ 南米の一部では歩道の中央を歩くこと。建物側は引きずり込まれる。
♦ 欧州の一部では10mの距離でもバッグを盗まれる(特殊ピアノ線使用)
♦ 昔のボストンコンバットゾーンは、丸腰では生きて帰れるかどうか。。
1.距離の確保は最大の防御。
● 何かが変、何かが不自然と感じた時、危うきには近づかないこと。
2.逃げる余地を残すこと。暴力からは逃げ切るのが一番。
● 逃げる時は広いところを目指す。袋小路は絶対避けること。
3.危険要因に対し、決して背中を向けてはいけない。
● エレベータなど、密室で2人になった場合は、半身(横向き)の姿勢で
視界の端に相手の動きを捉えておくことが重要。
● 大量殺人事件で命を落とした方々のほとんどは背中を刺されている。
●駅ホーム前列に立つ場合は利き足を半歩前に出し背後の衝撃に備える。
今後は暴力の脅威が増えていくと予想されます。男女を問わず、野性的な防衛本能を研ぎ澄ましていく必要があるかもしれませんね。
最後に、
労働災害による痛ましい死亡事故が少なからず報道されております。
ISO45001国際規格までは必要ないが、危険業務を伴う職場でシステマティックに安全管理を推進したいとお考えの企業様に、コンサルティング時代、筆者が提案したPSM(予防安全マネジメント)をご紹介します。
特徴は、社内にPSM委員会を立ち上げ、RーPDCAのR(リサーチ)にKYTとリスクアセスメントを導入し、危険要因を特定します。
成功のコツは『できるところから手を付ける』こと。朝のミーティングでKYTを一件実施するだけでも、事故は確実に減少します。
※ PDCAサイクルとは:
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)🔄
★ 以下はご自由にお使いください★
事故ゼロを目指す安全管理のご参考になれば幸いです。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
